「今週の“孤独のグルメ”」ではなく、すでに「先週」でした。
絶好調ですね。
男の感覚を全編、それこそ“旨く(うまく)”散りばめていました。
まず、舞台はここです。
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松重豊さんが、借りているのだろうご自分の倉庫に行く途中で
この店に引っかかる。この感覚。
倉庫で、あまりに整理されていないのでかたづけを始める。
倉庫の管理人のおじさん(あの役者!?)がスイカを切って持って来る。
ふたりで、塩をちょいとかけてかぶりつく。このへんも。
腹が減って、この店を覗くことになる。
こんな店、ふつう行かないね。
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メニューだが、なんでもある。
和食、洋食、中華、スパゲッティ(コスモポリタンなんていうのも
ある)、海鮮リゾット(おじやだな)、そば・うどん、などと。
ハムエッグ定食に、カツ皿と、あと小鉢ふたつ、ほうれん草の
おひたし、あとひとつ、忘れた。 このなんでも屋感覚。
この店は、タクシー運転手の定食屋だと判明する。
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目玉焼きのひとつ目のエッグに、ソースでなく、醤油を黄身にかけて。
ンンッ!、これはあの「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」を当然意識してるな。
一番最初に喰らうのです。黄身はもうひとつあるよ。
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これは、カツ煮を喰らう松重さん。“上・うえ”ですね。カツ丼のアタマのみ。
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ご飯ですが、“どんぶり飯”感覚だ。
おじさんと炊事場に若めの青年のふたりで切り盛りしているようだ。
おじさんは入り口を出て180度反対のドアで炊事場に入り、カウンターに
料理を載せて、また外を回って入り口から戻ってきて、料理を客に出す。
連絡の口がないんです。そんな情景。
おじさん、おやじの方が似合うか。
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さて、最後の最後に、お皿に黄身のみひとつ残っている。もちろん、
付け合せのキャベツなどもきれいになくなっている。
その醤油かけの黄身を一気に喰らう。
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仕上げは、“レスカ”だ。おやじがレスカ一丁と発注する。
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松重豊さんのこの表情。
番組紹介のタイトルは、
「枝川驚愕メニュー多彩食堂 卵トロリハムは醤油! グッとくるカツ皿ご飯 奈懐かしレスカ 男の美学」
でした。