
このところ、健さんへの追悼で「あなたへ」をはじめとした映画が再放送されています。
いろいろ続くのでしょうが、映画の権利のせいなのか、あれが観たいなとはままなりません。
そんな中で、遺作「あなたへ」は2回も観させていただきました。
初めて観たときは、草 剛くんをみつけました。
今回、2度目は“余 貴美子”さんをみつけました。
余 貴美子(よ・きみこ)さんは、1956年生まれ。
わたくし、かなり余さんに憧れています。


車で寝泊りしている健さんを誘います。
「付き合ってよ」と一升瓶を出します。
余 貴美子(よ・きみこ)さんは、横浜市中区が出生地ですが、国籍は台湾です。
B型で、大らかな性格でいらっしゃる。
若い頃は横浜で「ハマのマリア」と呼ばれ、テーマソングまであったという。すごい。いいですね。
かなりの酒豪で「二日酔いの感覚が分らない」というほど強い。
打ち上げで「美人演技派女優」と自身を紹介された際には「いえ、私は美人演技派女優ではなく美人女優です」と
サラっと言い爆笑を誘うなど、明るくさばさばした性格で姉御的存在である。
思った通りです。出会いたかった、そんなカンジでありますね。


映画「あなたへ」の余さんは、ご主人を海難事故で失う(!?)。
健さんへ、娘と結婚相手が映っている写真を海に流して欲しいと頼む。
主人に届くように、ということなのだが、
このあたりの余さんの表情がなにやら微妙なのだ。
(写真は流されず、ある人物に渡される!?)
わたくしの考えすぎかも知れないが、ちょっとわかりにくい結末の
展開なのだが。
草 剛くんの一途に働く姿も挿入されて、映画は終わる。
とにかく、余 貴美子さんは イイ女だ。
