□ 星の進化理論
密度が中性子星を上回ったもので、太陽質量で云う20~30倍以上ではブラックホールとなります。
非常に重い恒星が超新星爆発した後に極限までつぶれた天体で、 収縮の段階では自己の重力を
止めるものがないため、どこまでも重力崩壊が続き、ブラックホールとなります。
ブラックホールに吸い込まれた物体は、潮汐力により破壊され、素粒子レベルまで分解されてしまうと
考えられています。
正確に理解しているとは思えませんが、そういうことです。
□ 事象の地平面(事象の地平線)
ブラックホールの外部世界との境界は、“事象の地平面”(event horizon) と呼ばれる。
ブラックホールに落ちていく物質は事象の地平面に近づくにつれ、相対論的効果により
時間の進行が遅くなり、地平面に着いた時点で時間は止まり、仮にブラックホール内部から
外を見た場合は、逆に物質の時間経過は加速していくように見えるはずです。
その強力な重力のため、規定脱出速度は光速を上回ります。
また、引き込まれる物体は赤方偏移を受けるため、可視光から赤、赤外線、電波と変わり
事象の地平面に達した時点で完全に見えなくなるので、ブラックホールの内部は不可視となります。
わたしたちの銀河系の中心にも、太陽質量の数十億倍もの大質量ブラックホールがあると
考えられています。
ほとんど理解できていませんが、
このあたりがたいへんに好きであります。なぜか、ワクワクします。
“事象の地平面”(事象の地平線)という言葉と、ヴィジュアルも気に入っています。
わからなくても、出発点はこのあたりにありますよね。おそらく。
「サイエンス ZERO」から。