四季・めぐりめぐりて

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企画展「弥生時代の児玉・深谷地域」

2024年01月12日 | 企画展・見学会


本庄早稲田の杜ミュージアム企画展
第4回本庄早稲田の杜地域連携展覧会
 弥生時代の児玉・深谷地域
会 期:2024年1月10日(水)~3月24日(日)
会 場:早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター(早稲田大学93号館)2階情報資料室
共 催:本庄市教育委員会・美里町教育委員会・神川町教育委員会
    上里町教育委員会・深谷市教育委員会・早稲田大学
を観覧してきました。
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児玉・深谷地域では、遺構や遺物の乏しい縄文時代晩期前半~縄文・弥生移行期(弥生時代早期・前期前半)に
続いて、弥生時代前期後半~中期初頭ごろより、丘陵の裾部や台地縁辺、段丘上を中心に、散発的ではあるが遺
構や遺物がみられるようになります。また、弥生時代中期前半には、丘陵・台地上だけでなく沖積地中の微高地
上にも、再葬墓や墓坑とも目される土坑が造られます。弥生時代中期後半の空白期をはさみ、弥生時代後期以降、
丘陵上に小規模な集落が点在しながら、集結する傾向が顕著にみられます。
この展覧会では、主に発掘調査によって出土した資料を出品し、児玉・深谷地域における弥生時代の人々の生活
と文化を紹介します。                             《チラシ裏面より》

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ここで言うところの”児玉・深谷地域”とは、本庄市・美里町・神川町・上里町及び深谷市を指し、この地
域にある遺跡からの出土品が展示されているもので、資料総数は約400点(土器片等も1点として計上)
を数えます。これらの中から何点かを紹介させていただきます。



本企画展ポスター


展示室内の状況1


展示室内の状況2


【壺・甕】ほか  滝宮遺跡1号建物跡  深谷市上野台   弥生時代中期末~後期初頭


秋山大町遺跡出土の弥生土器    本庄市児玉町秋山 縄文/弥生移行期~弥生時代中期前半
秋山古墳群塚原C地点出土の弥生土器      同上



平遺跡 再葬墓出土土器 神川町下阿久原   弥生時代前期後半
左:三角形連繋文  右:変形工字文


【壺・甕】 平遺跡 再葬墓出土土器 神川町下阿久原   弥生時代前期後半


【壺・甕】 四十坂遺跡  深谷市岡   弥生時代中期前半


【筒形土器】  浅見山Ⅰ遺跡  本庄市西富田   弥生時代中期前半


【壺・甕】ほか  浅見山Ⅰ遺跡  本庄市西富田   弥生時代中期前半


左:【壺形土製品】 伝美里町広木大町  美里町広木  弥生時代中期前半
中:【壺】     石上遺跡      美里町関   弥生時代中期後半
右:【甕】     神明ヶ谷戸遺跡   美里町中里  弥生時代中期後半



【土製紡錘車】 真鏡寺後遺跡  本庄市児玉町塩谷   弥生時代後期


【小型甕】  羽黒山遺跡 美里町白石  弥生時代後期~終末期


【台付甕】  志渡川遺跡 美里町中里  弥生時代終末期


【高坏】  志渡川遺跡 美里町中里  弥生時代終末期


【壺】   上敷免遺跡 深谷市上敷免  弥生時代中期前半


【壺・甕・壺】  平遺跡 神川町下阿久原  弥生時代前期後半


本庄早稲田の杜ミュージアム企画展  本庄早稲田の杜地域連携展覧会の過去3回のチラシ
右: 第1回 室町・戦国期の児玉・深谷地域
中: 第2回 旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域
左: 第3回 児玉・深谷地域の古墳と副葬品


観覧日:令和6年1月12日(金)

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