AKB48の旅

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ケミカルライト

2014年11月20日 | AKB
11月18日の「HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~」/福岡サンパレスホテル&ホール公演で、いろいろ「事件」があったことを、指原さんのツイッターで知った。関連したレポは容易に見つかって、事の詳細はあらかた掴めたけど、とりわけ気になったのが「サイリウムが爆発」の件。

ケミカルライトの発光機構は、wikiによれば以下の通り。

以下引用

シュウ酸ジフェニルと蛍光色素 (dye) との混合物に過酸化水素(濃度約35%)が混ざると、シュウ酸ジフェニルが過酸化水素で酸化されながら分解し、2分子のフェノールと1分子の過シュウ酸エステル (ROOC-COOOH) が生じる。過シュウ酸エステルはさらに酸化を受けて 1,2-ジオキセタンジオン(図の四員環化合物)となる。1,2-ジオキセタンジオンは自発的に分解して2分子の二酸化炭素に変わるが、このときに蛍光色素にエネルギーを与えて励起させる[2]。励起された蛍光色素はエネルギーを光 (hν) として放出しながら基底状態に戻る。この光の波長、すなわち目に見える色は蛍光色素の分子構造に依存する。例えば 9,10-ジフェニルアントラセンを添加しておくと青い光が、ルブレンを添加しておくと橙色の光が観測される。

以上引用

過酸化水素は「重量%で6%を超える濃度の水溶液は毒物及び劇物取締法により劇物に指定」されてるわけで、「濃度35%」ならば当然、規制の対象となるはず。生成物のフェノールも、やはり劇物指定されてる。これが容易に環境に放出され得る形で、普通に販売されてることに驚いた。

ケミカルライトって、厳密には違法なんじゃなかろか。それ以前に、wikiの記述はのんびりしてるけど、これって容易に健康被害に繋がる、相当に危険な代物なんじゃないか。

あとは、おかげというか何と言うか、このシュウ酸ジフェニルの別名がサイリュームであることを知れた。

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