AKB48の旅

AKB48の旅

日経電子版のコラムが素晴らしい

2013年06月15日 | AKB
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/column/article.aspx?id=MMGEzx001010062013
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/column/article.aspx?id=MMGEzx000010062013

これは素晴らしい分析。「表」の記述としては非の打ち所がないと思う。そして「裏」なんて単なる妄想なんで、そんなものは公の場には必要ない。ただただ素晴らしいの一言なんだけど、唯一、ライターの署名が"I"としかない点だけが何とも残念。大っぴらに名乗って欲しいし、AKB専門家を標榜してもまったく異存なし。

以下引用

つまり「指原劇場」は、プロデューサー、指原本人だけでなく、観客も一体となって盛り上げる参加型のエンターテインメントだったわけだ。

以上引用

いやまったくその通りだと思う。指原莉乃とはAKBムーブメントの申し子にして、一人AKBそのもの。共同体としての高橋AKBとは対極にあるように見えて、実は表裏関係というか、微妙にずれた一心同体。この「ずれ」にして違和こそが励起状態ということなんであり、カタストロフとの分水嶺のぎりぎりのところまで不安定化することで、環境の変化への適応力を最大化することになる。とか言いつつ、複雑系の分水嶺なんて分かるはずがないんで、それだけの抗靭性を有するとでも言い換えようか。

だいぶ前に書いたことだけど、AKBの武装という比喩では、前田さんは言わば「剛」だった。ダイヤモンドよりも硬く鉄よりも強い、天をも切り裂くビットだった。それに対し、新たなAKBの武装というとピンと来ないけど、そういう立ち位置になることになってるさっしーは「柔」となる。

秋元氏は例によって狙ったわけではない。さっしーがこういう立ち位置に来るなど、本人だって思いもしなかったはず。けれども結果的にそうなったわけで、全力で戦い続けた結果として、AKBは前田さんの次、その最適解へと辿り着いたんだと思う。

32ndシングルの題名が「びっくり音頭」とのことだけど、秋元氏のことだから全力で攻めてくるはず。楽しみに待とう。

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