AKB48の旅

AKB48の旅

情熱大陸「私らしいリーダー像を求めて AKB48 総監督_横山由依」

2016年06月28日 | AKB
たぶん、カリスマだった初代から引き継いだ2代目の苦悩 and/or 若い女性だけからなる巨大組織の中間管理職の苦悩、そういうコンセプトなのかな。AKBの現実みたいなものがあるとして、けれどもそれとは微妙にずれてて、外部的な感覚での型にはまり過ぎのように見えてしまった。番組サイドがそのように作り込んだという見方も可能だろうし、もちろん、実際に横山さんの置かれた状況が、まんまその通りというだけなのことなのかも知れない。

あとは視野狭窄と言いきるのはアレだけど、過度に横山さん個人にフォーカスされてる感が強かった。なぜそこに指原さんなのか、向井地さんなのか、大家さんなのかが、そしてさらにその先が描かれない。そんなこんなで、AKBの複雑な内部構造にはほとんど触れてなかったけど、そこはやはり30分枠の番組では無理か。

いずれにせよ、ローコンテクストサイドの限界ということなんだろうと思うけど、横山さんの苦悩する姿は美しかったし、これでいくらかでも認知されるのであれば、良い番組と言うことになるんだろう。ちなみにこの「情熱大陸」という番組、良くも悪くも「テレビ」というものの一つの象徴のように、私的には感じてたりする。

コメントを投稿