AKB48の旅

AKB48の旅

NHK「伝えてピカッチ」出演の人選

2014年04月14日 | AKB
大げさに言ってしまえば、まずはNHK総合テレビであること。放送時間が19:30-20:00という、いわゆるプライムタイム(ないしはゴールデンタイム)であること。しかも土曜日であること。これだけでも通常の3倍返し。そんなウェイトがかかってる、この「伝えてピカッチ」という番組に出演するということには、それだけの重みがあると見なして良いんじゃないか。

司会の青井実アナウンサー曰く「NHKの人気番組、AKB48SHOW!」からという説明での、高橋さん、横山さん、島崎さんの出演だった。実際、「AKB48SHOW!」の番宣も入って、同日放送の番組内で「伝えてピカッチ」ネタでコントをやったこともアナウンスされ、映像も流れて、そこはお約束といえばお約束。額面通りと言えば額面通りだった。

けれども、ここで注目したいのが、この出演者の人選かと。この3人を誰が選んだのかにもよるけど、この番組を重要視したんだとして、その場合、バラエティ適正も含めた、暗黙であれ明示的であれ、AKB的「序列」が存在しており、その序列を強く意識して、出演者が決められるはずなんじゃないかということ。

具体的には、AKBサイドの人材の序列として、バラエティ枠とかに捕らわれることなく、知名度、スキルを含めて、言わばSクラスが高橋さん、大島さん、指原さん、峯岸さんの4人、それに次ぐAクラスが渡辺麻さん、柏木さん、小嶋さんあたり。まず間違いなく、横山さん、島崎さんは、それに続くランクに序列されるはず。

もちろんのこと、スケジュール調整ということもあるだろう。ちょうど裏番組の「めちゃイケ」は、「AKB卒業の旅」というどこかで聞いたことがあるような題名で大島さんの卒業特番をやってて、そちらには大島さんが出ずっぱりだった。さらに前半には峯岸さんが、後半には渡辺麻さんが、そしてラスト近くでは様々な形ではあるけど、上位メンバーのたぶん全員が出演してた。

かつてのテレビ業界には、同時放送される複数番組に、同一人物は出演してはならないという紳士協定というか、不文律のようなものがあったらしいけど、そんなものはとっくの昔に崩れてるはず。もしかしてNHKは律儀に守ってる可能性もあるけど、少なくとも高橋さんは間違いなく両方に出演してた。これをもって、もう少し「禁忌」を緩めて、番組縛りではなくてリアルタイム縛りと考えるとして、そうなると大島さん以外は出演可能ということになりそう。

なんか単純なことを、無理矢理回りくどく言ってるだけのような気もするけど、一度整理しよう。「伝えてピカッチ」と言う番組は、恐らくその出演が最優先されるはず。とするなら、AKB的序列の、上位から順番に選ばれる可能性が高い。序列上位で、この番組に出演できない理由付けが可能なのは、取り敢えずの表面上は大島さんのみと考えることができる。

というわけで、ようやく言いたいことに辿り着けたかな。高橋さんは順当と言うか、正に指導係にして、横山さん、島崎さんの出演には、明確な目的というか、意図があったということが、けっこう理詰めで言えてるんじゃないか。この2人の知名度を上げること、経験値を積ませた上でスキルを身につけさせること。それこそがAKBGの次を担う、大島以後の体制を決定づけることになる、これは、そんな明確な指名と言うことになるんじゃないか。

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