AKB48の旅

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SPACE SHOWER TV 「SKE48 スペシャル」

2014年04月13日 | AKB
4月7日深夜が初回放送のSPACE SHOWER TV「SKE48 スペシャル」だけど、その内容にちょっとびっくり。シングル曲のMVがたくさん入ってた上、ナゴヤドームでの「未来とは?」MVメイキング映像や、そのナゴヤドームでの「手をつなぎながら」のライブ映像が放送されてた。松井Rさん、須田さん、木崎さん、木本さん、古川さん、梅本さんの6人が、けっこう長時間のコメント映像で出演してた。

ずっと前に、支店の過去のMVを見たいんだけど、どうしたものかとネタにした時に、CS放送がお勧めですよとコメントしていただいた、そんなやり取りがあったんだけど、その後実際に見てみると、SKEに関しては決してフルバージョンが放送されない。しかもこのショートバージョンというのが、1番すら最後まで流れないということが分かって、そこはちょっと残念に思ってた。

ところが今回放送された「強き者よ」「バンザイVenus」「パレオはエメラルド」「片想いFinally」は、なんとフルバージョンだった。ちなみに「アイシテラブル!」以降は、なぜか「キスだって左利き」を例外(これもフルバージョン)として、「チョコの奴隷」「美しい稲妻」「賛成カワイイ!」「未来とは?」と、やはりすべてショートバージョンだった。

「風吹新規」の身として、SKEのCDを購入し始めたのが「アイシテラブル!」から以降なんで、そこから後のMVは、正規DVDにてちゃんとフルバージョンを見てる。そういう意味で、今回放送されたこの4曲は、ずっと見たかったものだけに、ホントありがたかった。それでも「青空片想い」「ゴメンネ、SUMMER」「1!2!3!4!ヨロシク!」そして「オキドキ」が抜けてるけど、とりわけ何より「強き者よ」が捕獲できたのは嬉しかった。

こうしてようやくにして、待望久しかった「強き者よ」のMVをフルで見ることができて、まず驚かされるのが、顔が違う、雰囲気が違う、多くが既にして卒業してしまったことを含めての、誰が誰だか分からないこと。いやそれ以上に洗練されてない、垢抜けない感じが半端ない。みんな細くて、ギスギスしてて、女性としての魅力が伝わってこない。なのになんだろう、この確信のように正に原石を見る思い。

もちろんそこには、後のSKEの姿が透かし模様で見えてるというのもあるだろう。けれどもこのスペシャルの順番としては「強き者よ」の次に「バンザイVenus」を見ることになるんだけど、そのあまりの違い、あまりの変わりように唖然とさせられた。もの凄い進化ぶりを目の当たりにすることになるという。

「強き者よ」のリリースが2009年8月、「バンザイVenus」が2011年3月とのことで、この間1年半ちょっと。とりわけ印象的なのが松井Rさんの確変ぶりで、ほとんど別人になってるのが分かる。「強き者よ」では、かつて自称されていたとおりの「もやしっ子」にして、表情の作り方など含め、どこかメンヘラ臭が漂う感じ。なるほどゲキカラの人物設定には、この頃のイメージがあるのかと、勝手に納得。

この「強き者よ」時点で、既にしてフロントメンバーの一角(というかほぼダブルセンター)になってるんでも分かるように、現場のヲタさん達は、この時点での松井Rさんを見つけてることになる。その慧眼ぶりには驚嘆するしかないけど、もしかして、どこかヲタ臭がするからという、自身との距離の近さを感じての推しだったりして。

けれども続けて「バンザイVenus」を見ることで、そんないろんな外連味は、見事に払拭されて、かすみ草なんてとんでもない、大輪の花が咲くとまで表現したくなる、松井Rさんの女性としての魅力が咲きほころび始める様子が窺えるようになり、それは次の「パレオはエメラルド」で確かなものになってる。夏曲の水着MVというのも後押ししてるだろうことは言うまでもないけどね。

松井Rさん関連以外では、MVメイキング映像が興味深かったけど、なんでこれをCD特典映像に収録しなかったんだろう。「手をつなぎながら」のライブ映像は、素晴らしいの一言に尽きる。ナゴヤドームが体感できたかのような、臨場感すら伝わってきた。これを見るにつけ「達成感」と「燃え尽き」という言葉が自然に思い浮かばれる感じ。その後の顛末が、なんかいろいろ納得されてしまう。あとは、コメント出演の会話を含めて、やはりSKEの弱点はMCという事実確認。谷さんの使命は重いぞ。

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