AKB48の旅

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COUNT DOWN TV 3月02日の「前しか向かねぇ」

2014年03月04日 | AKB
昨日の物議?な記事でもふれたけど、3月02日のCOUNT DOWN TVの「前しか向かねぇ」が素晴らしかった。どういう順番での収録になってたのかは知らないけど、たぶんこれでテレビ番組は一通り巡ったはずで、そん中でも最高の出来だったかと。これが大島AKB選抜の最終形態なんだろう。

とりわけ注目したいのが、曲よりもトークの部分で、昨日も書いたように、全員が溌剌として自由で外向的なのに、それでいてしっかりと統率が取れて、それぞれの役割を理解し、完全に果たしてたと思う。

トークの席次は以下の通り。

三列:須田、柏木、小嶋真、渡辺美、峯岸
二列:川栄、横山、島崎、小嶋陽、松井R、山本
前列:高橋、松井J、大島、渡辺麻、指原

オープニングトークの流れは、全員での挨拶の後、高橋さんがひな祭りのネタを振り、全員でのガヤの後、タイミングを見計らって、大島さんが「ひな人形飾ってる人」と流れを変え、松井Jさんが「飾ってる」とパスを受け、やや遅れて須田さんが「あかりを付けましょ」とシュートをかまし、高橋さんの「名前あかりだっけ」から、ガヤ、そして須田さんの「私の名前は須田亜香里です」でオチて、高橋さんが最後に締めるという感じで合ってると思う。

こうやって文字にしてみるとどうって事ないようだけど、これを動画で見ると驚異的としか。たぶん台本的に決まっていたのは、個人名を上げた部分だけで、あとはすべてアドリブで間違いないと思う。「ガヤ」とだけ表記したけど、ほぼ全員がこの間、言葉を発するなり、様々なジェスチャーをするなり、何かをしてた。なのに肝心の台詞にはかぶらないし、隊列が乱れることもなく、終始、統率が取れていた。

続いて2幕目の曲紹介のトーク部分は、今度は渡辺麻さんが挨拶をつとめ、松井Jさんが新曲の紹介をし、大島さんが曲の詳しい内容について説明をするという流れで、その間、前列で台詞担当のない渡辺麻さんと指原さんが、様々なオモシロジェスチャーを繰り広げてたし、後列でもいろいいろ細かいネタが披露されてた。

さらにエンディングでは、高橋さんが「優子!COUNT DOWN TV、最後ですよお!」と振り、大島さんが跳ねるように立ち上がって「は~い、ありがとうございました~!」と深々とお辞儀をし、それを全員の破顔で受けていた。

以上、3幕のすべてが、テレビ的という意味でのプロの見世物になっており、そこにいるメンバーの誰一人として地蔵ではない、無意味ではない、そこにいることに必然性を感じさせる展開になってた。個々で溌剌と自由に振る舞いながら、全体は見事に一つに纏まっていた。もしかして気が付かれにくいことかも知れないけど、これは驚くべき事じゃないだろうか。

かつての「a-nation 2011」DVDで、前田AKB選抜のレベルの高さに驚かされた記憶と比べても、現在のAKB選抜は桁違いに成長してる、進化してることが分かる。前田AKBが、女性アイドルグループとしての一つの頂点を極めたとして、現状の大島AKBは、そこを遥かに凌駕した、エンタテインメントとしての、一つの頂点を極めたと評価できるように思う。

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