AKB48の旅

AKB48の旅

たかみな総監督のお説教部屋‐指原莉乃‐

2014年05月27日 | AKB
「総監督」「劇場支配人」という肩書きが、単なる肩書きではない、ネタのようでいてそうではない、実体を伴ったものどころか、この二人が正にAKBGの屋台骨を支えてることが如実に分かる、そんな対談だったように思う。23歳と21歳のカワイイ女の子が、こんなハイレベルの内容を語り合う。このとんでもなさは、どんなに強調しても誇張にはなりそうにないし、手放しで賞賛するしかない。

かつてアイドル界に、こんなもの凄い人材が現れたことがあったろうか。「英雄は英雄を知る」と言うと、ニュアンスがやや違うかも知れないけど、二人が互いの力量を認め合った上で、深い信頼関係を築いてることが誰の目にも分かる。さらにその上で、指原さんが高橋さんに対して、心からの敬意を払ってるのが伝わってくる。なんか不思議なものを見るような気がしないでもないけど、けれども当然の姿としてそれを弁えているという流石さ。

話がちょっと飛躍するけど、AKBムーブメントのどうしようもないほどの面白さ、その一面がこのAKBという群像劇が、三国志演義や水滸伝と極めて類似してる、そういった指摘は、ネタ的なものとしては既にしてあるようだけど、真面目に真っ正直に、両者の類似性を主張してみたい誘惑に駆られる。高橋さんが宋江に似てるとか、指原さんが曹操に似てるとかそういうことではなくて、群雄が命がけで切磋琢磨しながら、新しい世界を手探りで作り上げていく、そういうワクワクするような群像劇的な世界観の面白さそのもの。

もちろん本当に「命がけ」になるような事態は、何があろうと避けねばならないのは当然のこと。と言いつつ、山本さんが馬謖・・・なんて冗談にならん冗談を、一瞬たりとも思いたってしまった私がいることは内緒。

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