AKB48の旅

AKB48の旅

「純化」と「相転移」

2018年02月01日 | AKB
乃木坂の顔 生駒里奈が卒業「22歳」だから勝負に

乃木坂46生駒里奈(22)が、グループから卒業することが30日、分かった。この日、都内で日刊スポーツのインタビューに応じ、自らの決意を明かした。乃木坂46の次回シングルをもって卒業するが、詳しい時期などは未定。芸能活動は今後も続ける。デビューシングルから5作連続でセンターを務めた「乃木坂46の顔」が、将来への1歩を踏み出す決断をした。

乃木坂46で、ほとんど唯一、関心を持てたのが生駒さんだった。それはたぶん、なぜ初代センターに選ばれたのか、そして乃木坂46のカラーが鮮明になっていく中で、なぜ次第に浮き上がっていくことになったのかという、2つの設問に対する解答でもあるんだろう。

表現がきつくなるけど、異質なものを失うことで「純化」するということと、異物を組み込むことで「相転移」を目論むということとは、その方向性のみならず、構造論的に決定的に違ってるんだということを、そっと提示しておきたい。そういう意味で、同じ秋元グループではあっても、AKB48グループと乃木坂46、そしてここでは詳細に踏み込まないけど欅坂46の3グループは、よく多様性を担保してると言えるし、AKBグループにあっても、NGT48、そしてたぶんSTU48は、新たな存在様式を目指してると思われる。