噂通り、十年桜のMVは奥が深いなとか余裕こいてたら、BeginnerのMVで目が覚めた。いや凄いね。ずっと前、まだ個人識別ができていない頃にようつべで見て、えぐいな、くらいに思ってたけど、なんのことはない、私がこのブログで書いてきた物語を、まんまトレースできるじゃないか。
とま、独りよがりは後回しにして、多分公開当時は物議を醸したんだろうね。ググってみたけど「自粛」だったのか。人聞きの良い解釈としては、サイゾーの記事が見つかるし、監督自らも言及してるようなので、これで決まり。
以下引用****************
ゲームに没入する若者への警鐘と「痛みを通して"生"の意味を問う」という中島監督の確固たるメッセージが集約された作品
以上引用****************
だけど、それだけじゃない。もしかすると監督の意図するところを超えて、AKBという壮大な物語がしっかりと影を落としてるように思う。以下ゲーム部分に絞って順を追って詳細に見ていく。
まず冒頭。7人の配置に注目。アップリンクのプラグはたかみなのみに付けられており、たかみなを介したプラグが他の6人に繋がれてる。ハブという見方もできるし、「王」という見方もできる。たかみなを中心にゲーム戦闘を行う配下の6人という構造。言うまでもなくこれはAKBの中核の構造そのものだ。アップリンクの先は秋元康でも良いし、「常識」でもいいし、AKBが立ち向かうべき「見えない支配者」でもいい。
ただしこの6人、実際に戦う6人とは異なってる。あっさん、優子、ゆきりん、Rまでは確認できるけど、あと二人はたぶん板野友美と河西智美かな。
たかみなの目が開き、戦闘命令が各自に下る。一番手は麻里子様。麻里子様の装備は頭脳とキック力。なぜか左手に持つ楯には"SASHIHARA OFFICE"の文字が。1個の"CIRCLE"と戦うも、一矢も報いることなく"SQUARE"へと進化した敵に頭をつぶされて→死。
二番手はまゆゆ。装備は顔面のガードと腕に装備された"SQUARE"。表面の文字とかは違うけど、麻里子様の犠牲の上で"SQUARE"と顔面ガードが獲得されたように見える。戦う相手は13個の"CIRCLE"。うち2個を破壊するも、残りの11個が"TRIANGLE"に進化、腹を刺し貫かれて→死。
三番手はこじはる。装備はキック力と顔面ガードと"TRIANGLE"。やはりまゆゆの犠牲の上で"TRIANGLE"が獲得されたように見える。しかし戦うことなく、なぜか"Cojima haruna"と書かれたどう見ても"CIERCLE"に、だけど表記は"TRIANGLE"に壁へと推し付けられ、"TRIANGLE"から進化した"CUTLERY"に顔を切断され→死。
四番手は優子。装備はまゆゆとほぼ同じ、色違いの顔面ガードと"SQUARE"。大"TRIANGLE"と戦い、一矢を報いる(大"TRIANGLE"の一部が欠ける)も、腹を刺される。そこに現れる五番手のあっさんの装備は顔面ガードだけ。欠け落ちた"TRIANGLE"の破片を拾おうとして、壁に押さえ込まれ、再生?させた"TRIANGLE"の欠片で右掌を釘差しに。そこで優子が死力を絞ってあっさんの拘束を破壊。優子は大"SQUARE" になった敵に押しつぶされて→死。
現実のあっさんが右掌から赤い血を流しながら覚醒。プラグが外れ、痛み+αの絶叫。ゲーム世界のあっさんも覚醒し、釘刺しされた手首を引きちぎる。その右手が進化し"TRIANGLE"になる。"TRIANGLE"がさらに進化(名前は不明)し、その一撃がラスボスの大"SQUARE"にスーパーヒット、しかし致命傷とはならない。
大"SQUARE"の反撃を封じるようにして、六番手のJ。装備は顔面ガードとパンチ力と"TRIANGLE"。あっさん同様"TRIANGLE"が進化し、"ラスボスSQUARE"にウルトラヒット。現実の6人がゲームのコントローラーを捨て、プラグを外して立ち上がる。一人プラグを外さず、そこから立ち去ろうとするたかみなを優子が抱き止め、ゆきりんがプラグを外す。
最後の群舞に紛れ込んで来た"CIERCLE"を優子が蹴り、その跳ね返りが手前、つまりは私の見てるディスプレーにヒビを入れて→終了。
こじはるだけがちょっと謎だけど、麻里子様→まゆゆ→優子→Jと戦闘力がアップしてるらしいのが分かる。あっさんの装備なしには、どこかここでもサイボーグ009が被る。物語としてはメンバーが自らを犠牲にしてあっさんの覚醒を促し、そして王=たかみなの奪還を成し遂げる、そういうストーリーに読める。深読みはいろいろあって良いと思うけど、AKBの物語のベースラインをしっかりなぞってるんじゃないかな。
とま、独りよがりは後回しにして、多分公開当時は物議を醸したんだろうね。ググってみたけど「自粛」だったのか。人聞きの良い解釈としては、サイゾーの記事が見つかるし、監督自らも言及してるようなので、これで決まり。
以下引用****************
ゲームに没入する若者への警鐘と「痛みを通して"生"の意味を問う」という中島監督の確固たるメッセージが集約された作品
以上引用****************
だけど、それだけじゃない。もしかすると監督の意図するところを超えて、AKBという壮大な物語がしっかりと影を落としてるように思う。以下ゲーム部分に絞って順を追って詳細に見ていく。
まず冒頭。7人の配置に注目。アップリンクのプラグはたかみなのみに付けられており、たかみなを介したプラグが他の6人に繋がれてる。ハブという見方もできるし、「王」という見方もできる。たかみなを中心にゲーム戦闘を行う配下の6人という構造。言うまでもなくこれはAKBの中核の構造そのものだ。アップリンクの先は秋元康でも良いし、「常識」でもいいし、AKBが立ち向かうべき「見えない支配者」でもいい。
ただしこの6人、実際に戦う6人とは異なってる。あっさん、優子、ゆきりん、Rまでは確認できるけど、あと二人はたぶん板野友美と河西智美かな。
たかみなの目が開き、戦闘命令が各自に下る。一番手は麻里子様。麻里子様の装備は頭脳とキック力。なぜか左手に持つ楯には"SASHIHARA OFFICE"の文字が。1個の"CIRCLE"と戦うも、一矢も報いることなく"SQUARE"へと進化した敵に頭をつぶされて→死。
二番手はまゆゆ。装備は顔面のガードと腕に装備された"SQUARE"。表面の文字とかは違うけど、麻里子様の犠牲の上で"SQUARE"と顔面ガードが獲得されたように見える。戦う相手は13個の"CIRCLE"。うち2個を破壊するも、残りの11個が"TRIANGLE"に進化、腹を刺し貫かれて→死。
三番手はこじはる。装備はキック力と顔面ガードと"TRIANGLE"。やはりまゆゆの犠牲の上で"TRIANGLE"が獲得されたように見える。しかし戦うことなく、なぜか"Cojima haruna"と書かれたどう見ても"CIERCLE"に、だけど表記は"TRIANGLE"に壁へと推し付けられ、"TRIANGLE"から進化した"CUTLERY"に顔を切断され→死。
四番手は優子。装備はまゆゆとほぼ同じ、色違いの顔面ガードと"SQUARE"。大"TRIANGLE"と戦い、一矢を報いる(大"TRIANGLE"の一部が欠ける)も、腹を刺される。そこに現れる五番手のあっさんの装備は顔面ガードだけ。欠け落ちた"TRIANGLE"の破片を拾おうとして、壁に押さえ込まれ、再生?させた"TRIANGLE"の欠片で右掌を釘差しに。そこで優子が死力を絞ってあっさんの拘束を破壊。優子は大"SQUARE" になった敵に押しつぶされて→死。
現実のあっさんが右掌から赤い血を流しながら覚醒。プラグが外れ、痛み+αの絶叫。ゲーム世界のあっさんも覚醒し、釘刺しされた手首を引きちぎる。その右手が進化し"TRIANGLE"になる。"TRIANGLE"がさらに進化(名前は不明)し、その一撃がラスボスの大"SQUARE"にスーパーヒット、しかし致命傷とはならない。
大"SQUARE"の反撃を封じるようにして、六番手のJ。装備は顔面ガードとパンチ力と"TRIANGLE"。あっさん同様"TRIANGLE"が進化し、"ラスボスSQUARE"にウルトラヒット。現実の6人がゲームのコントローラーを捨て、プラグを外して立ち上がる。一人プラグを外さず、そこから立ち去ろうとするたかみなを優子が抱き止め、ゆきりんがプラグを外す。
最後の群舞に紛れ込んで来た"CIERCLE"を優子が蹴り、その跳ね返りが手前、つまりは私の見てるディスプレーにヒビを入れて→終了。
こじはるだけがちょっと謎だけど、麻里子様→まゆゆ→優子→Jと戦闘力がアップしてるらしいのが分かる。あっさんの装備なしには、どこかここでもサイボーグ009が被る。物語としてはメンバーが自らを犠牲にしてあっさんの覚醒を促し、そして王=たかみなの奪還を成し遂げる、そういうストーリーに読める。深読みはいろいろあって良いと思うけど、AKBの物語のベースラインをしっかりなぞってるんじゃないかな。