三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~オールカマー、神戸新聞杯

2011年09月25日 | 競馬
残念ながら今日も馬券は全滅でした。
オールカマーの結果
1着 アーネストリー
2着 ゲシュタルト
3着 カリバーン
アーネストリー
は59キロを背負っても余裕の楽勝でした。時計はセントライト記念よりも0秒9も遅く、勝ち馬の上がりタイムも同じく0秒9遅いという内容で、今後の参考にはあまりなりません。天皇賞かジャパンカップに向かうのでしょうが、勝ち負けまでは難しい気がします。東京コースがあまり向いていない感じもあります。ゲシュタルトは明らかに追い不足だと思っていたのですが、3歳時の走りを少しだけ取り戻したのでしょうかね。
このレースとの比較から言えば、セントライト記念組にも菊花賞を勝つチャンスがある気がします。

神戸新聞杯の結果
1着 オルフェーブル
2着 ウインバリアシオン
3着 フレールジャック
あまりにも順当過ぎる結果でした。馬券作戦的にはウインバリアシオンを外さざるを得なかったハズレも仕方がないところです。オルフェーブルはプラス16キロでしたがスローを先行して後続に2馬身半と、文句のつけようがない勝ち方です。本番に向けて大きく視界が広がりました。菊花賞もスローペースで上がりの競馬になりやすいだけに、今日のレースで記録した32秒8という上がりタイムには、他にかなう馬がいません。
ウインバリアシオンはプラス18キロで後方からよく追い込んできました。こちらは展開的に本番を見据えた走りだったのか、それとも単に行けなかっただけなのか、よくわかりません。ただ今回の2馬身半差は、逆転できる差ではないと思います。
きちんと仕上がっていたのに1秒も離されたショウナンマイティは本番では用なしでしょう。フレールジャックスマートロビンにも上がり目はないと思います。16キロ増を叩いた6着のダノンミルだけがわずかに上位に迫る可能性がありますが、上位2頭も16キロ増、18キロ増だったことを考えると、差は詰まらないかもしれません。

WIN5の結果
阪神10レース 7番トシザマキ
中山10レース 6番ゼンノベラーノ
札幌11レース 11番ヴィクトリアローズ
阪神11レース 7番オルフェーブル
中山11レース 7番アーネストリー

残りの4レースは当たりましたが、札幌11レースのヴィクトリアローズだけが買えませんでした。378,160円と取り頃の配当だっただけに少し残念です。


オールカマーと神戸新聞杯~本命から

2011年09月24日 | 競馬
秋2戦目です。オールカマーと神戸新聞杯。ここは両方とも1番人気が勝ちそうな感じです。

オールカマー
◎アーネストリー
〇マコトギャラクシー
▲シャドウゲイト
△カリバーン

◎アーネストリーは去年の天皇賞でペルーサに差されて3着となり、おかげで私の馬券が外れてしまいました。逆に今年の宝塚記念ではブエナビスタの2着に来てほしかったのに勝ってしまい、やはり私の馬券は外れました。どうも相性がよくない感じですが、今回は2戦級相手に格の違いを見せてほしいところです。相手は中山コース得意のマコトギャラクシーと、前走意外に粘ったシャドウゲイト、3連勝後の休み明けを叩いたカリバーン◎アーネストリーから馬単3点勝負です。

神戸新聞杯
◎オルフェーブル
〇ショウナンマイティ
▲ステラロッサ
△スマートロビン
△フレールジャック
△ダノンミル

2冠馬◎オルフェーブルが順当にスタートすることを期待します。相手は春先に活躍したショウナンマイティ、右回りでは底を見せていないステラロッサ、調子が戻った感じのスマートロビンと3連勝のフレールジャック。穴は若葉ステークス勝ちのダノンミル。阪神コースは得意かも。ウインバリアシオンは青葉賞からダービーだけの実績ではあてにならない気がしたのと、両雄並び立たずということもあって消しました。ということで、◎オルフェーブルからこちらも馬単で、5点勝負です。
秋2戦目なので片目でも開いてくれればいいのですけれども。

今回は久しぶりにWIN5も買います。

阪神10レース 7、10、12

中山10レース 4、6、7、16

札幌11レース 7、12、14

阪神11レース 7

中山11レース 7

以上の36点ですね。


野菜の話

2011年09月23日 | 政治・社会・会社

時々ランチを食べに行っているオーガニックカフェがあります。女性客の非常に多い店で、そこそこ流行っています。
もうひとつ、時々仕事帰りに日本酒を飲みに行っている鎌倉野菜中心の創作料理のお店があります。
今回はその創作料理店の店主と一緒にオーガニックカフェに行った時の話です。

オーガニックカフェのランチはコースになっていて、スープと前菜とデザートが付きます。メインは選ぶことができて、肉料理、パスタ、カレー、サラダランチというラインナップです。サラダランチは30種類の有機野菜と天然酵母パンが売りなんですが、多分野菜にこだわっているご主人のことだから、サラダランチを選ぶだろうなと思っていたら、案の定でした。
さて、スープも前菜も美味しいね、という話で始まったランチでしたが、サラダランチが運ばれてくると、少しご主人の顔色が変わりました。しげしげと野菜を見て、それから手にとって食べはじめました。不満そうです。そこで私がどうですか?と聞くと、彼は野菜を私に見せながら、次のように言いました。

見ればわかりますけど、葉っぱの厚さが薄いから、ぺらぺらと破れますよね。食べても野菜そのものの味があまりしない。どの葉っぱを食べても特徴がないんです。そして食べている今の間にもどんどん萎れてシナシナになっています。これがハウス栽培の特徴なんです。自然と戦いながら育っていないから、力強さのない野菜になってしまうんですね。有機野菜は露地物ではまず無理で、どうしても害虫を防ぐのにハウス栽培になってしまう。そして温度を一定に保つのに燃料を使う。ある意味ではこういう野菜は重油でできているようなものなんですよ。確かに農薬は使っていないかもしれませんが、温室栽培だから弱弱しくて、栄養分も少ない。体にとって良くも悪くもない野菜です。
その点、露地物は害虫がいるのでどうしても農薬を使わざるを得ませんけど、太陽を一杯浴びて、風や雨とも戦って力強く育っていますから、時間が経ってもしっかりしていて、シナシナになったりしませんし、黒くもなりません。ビタミンやミネラルも多くて体にいい。レタスはレタスらしくいつまでもシャキッとしています。人参だってそう簡単にへたったりしません。ブロッコリーなんかは食べる側にパワーが必要なくらいガッチリしてます。有機栽培は別に大したことないんですよ。

この言葉を聞いて、顔には出しませんが私は少なからぬショックを受けました。これまではお店の人の言う「30種類の有機野菜」だとか「天然酵母パン」だとかいうキャッチコピーを有難がって聞いていて、喜んで食べていました。先入観とイメージで食事をしていたんですね。要するに、野菜そのものを見て、味わって、自分の直感と経験則だけで判断することを忘れていたという訳です。ご主人の言葉を聞いて、自分が食事の場面でも頭でっかちになっていたことを思い知らされました。

実は、私がご主人を連れていったのにはある意図がありました。ご主人の店の野菜はどれもこれもごつくて、食べるのに顎が疲れるほどです。確かに野菜ひとつひとつはとても美味しい。でも料理として洗練されているかというと、どうなのかなと思っていました。そこで、有機野菜を上手に食べさせるオーガニックビストロに一緒に行って、食べる側にとって食べやすいものはどんなものかを知ってもらい、料理の向上に役立ててもらえればと思っていたのです。
しかしそんな私の浅薄な意図は簡単にひっくり返されました。ダメなのは甘やかされた私の味覚と、先入観で良し悪しを決めてしまう浅はかな精神構造だったのです。

もちろん、このことでオーガニックビストロの存在価値が下がるわけではありません。有機が好きな人もたくさんいますし、農薬には多かれ少なかれ、全く害がないとは言い切れません。味付けも盛付も繊細で優しく、女性客が多いのはいいことです。それはそれでいいのでしょうが、野菜に詳しくて、本当に美味しい野菜が食べたい人は、この店には来ないんだろうなと思えてきました。しかし、そんな人は多分、多くはいません。ごく少数だと思います。だから相変わらずこの店は流行るでしょう。

日本人の消費行動全体も、同じような気がします。先入観とキャッチコピーに踊らされて消費する人ばかりで、モノやサービスそのものの良し悪しを自分の直感と経験則だけで判断する人は、本当に少ないと思います。しかしそれでいいのでしょうか?
温室栽培で思い出したのですが、今の政権は松下政経塾出身者が多い。いわば温室栽培の野菜みたいな人たちです。自然と戦わずに重油で育った脆弱な人たち。日本人の消費行動と政権の選択がほぼ一致しているのは、ある意味当然のことなのでしょうか。政官財学報のペンタゴンが政権を牛耳っている限り、自分の直感と経験則だけで判断する人間は生きづらくなるでしょうし、減ってもいくでしょう。そのとき、日本という共同体そのものが脆弱になるような気がしてなりません。


セブンイレブン~クリーニング倶楽部

2011年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム
ドライクリーニングの臭いが気になっている人は、あまりいないのでしょうか。いつも出しているクリーニング屋さんから戻ってくるスーツやスラックスが石油臭いというか、多分溶剤の臭いなんでしょうけど、それが最近強く臭うようになって、とても気になります。家人は、クリーニングの臭いだから大丈夫と言います。あの臭いは嫌ではない人にとってはあまり気にならない臭いなのかもしれません。しかし一度気になり始めると、どうにも嫌な臭いに思えてきて、そういう嫌な臭いの洋服を着て人様の前に出ることに耐えられなくなってきました。想像するに、ドライクリーニングは水の代わりに石油系の液体を使って洗う訳で、当然水に比べて高価な液体でしょうから、一度使うたびに捨てることはせず、何度も同じ液体で洗うのではないでしょうか。その液体には汚れが溶け出している訳で、誰の洋服の汚れとも知れない汚れが自分の洗濯物に付かないとも限りません。また、洗って乾燥するだけの工程で、汚れが落ちているのかどうかも疑わしい。考えるほどにドライクリーニングに対する不信感が強まってきます。

一度クリーニング屋さんを替えて別のクリーニング屋さんに出してみたいと思っていました。しかし近くには他のクリーニング屋さんがなく、洗濯物を持って遠くのクリーニング屋さんまで行くのは、一度だけならいざ知らず、毎度となるとちょっとしんどいので困っていました。
そこで思い出したのが近くのセブンイレブンのクリーニングです。確か預かり型のクリーニングをやっていたはずで、一度申し込んでみようとしたことがあります。そのときは今のクリーニング屋さんは安いし、特に必要ないと思って申し込まなかったのですが、住まいの近くで別のクリーニング屋さんとなると、このセブンイレブンのクリーニング倶楽部以外にないので申し込むことにしました。
申込書を書いて店長に渡すと、2日後にはカードが届きますとのこと。で、2日後に伺うと準備が出来ていました。カードと専用のバッグを渡されて、店長から使い方の説明を受けます。クリーニング伝票に洗濯物の内訳をもれなく記入してバッグのポケットに入れて、洗濯物をバッグの中に入れます。セブンイレブンに持って来たら、受付の機械にカードを差し込むと投入口が開くので洗濯物をバッグごと投入し、フタを閉めるボタンを押します。するとカードとレシートが出てくるのでそれを取って持ち帰ります。レシートに出来上がりの日時が書かれてあるのでその日か次の日までに取りに来て、料金は受け取りのときに支払ってくださいとのこと。なるほど、わかりやすい。

クリーニング伝票には、価格も書いてあるので紹介しますね。注意書きに伝票の内容を公表してはいけない旨の注意書きがないので多分大丈夫だと思います。これまでのクリーニング屋さんはワイシャツが確か180円くらいだったので、こちらのほうが若干高めという印象ですね。

ワイシャツ(ハンガー仕上げ)230円
ワイシャツ(たたみ仕上げ)250円
ジャケット・ジャンパー 670円
スラックス・パンツ類 480円
スカート・ブラウス 480円
ヒダ付スカート・プリーツスカート・ロングスカート 680円
ドレスシャツ・濃いカラーシャツ・ポロシャツ・カットソー 480円
セーター・カーディガン・ベスト・ショール 480円
ワンピース 880円
ヒダ付ワンピース・ロングワンピース 1080円
ハーフコート・厚手ジャンパー 880円
コート 1150円
ライナー・コート類の裏地・ペチコート類 350円
ネクタイ・マフラー・スカーフ 420円
(2011年9月19日現在)

ということで早速スラックスとワイシャツを出してみました。夕方に出してレシートを見ると仕上がりは翌々日の午前9時となっています。預かり型のクリーニングとしてはなかなか早いほうではないでしょうか。
2日後の午前10時頃、取りに行きました。持ち帰って、まずはスラックスの臭いを嗅いでみました。臭くありません。溶剤の石油臭さがなく、それ以外の臭いもありません。強いて言えば布地そのものの微かな臭いがするようなしないような感じです。これなら大丈夫です。
それで、部屋のハンガーにかかっている、溶剤の臭いプンプンのスーツも出してみました。伝票にはスーツという欄はありませんが、ジャケットとスラックスに分けて記入すればいいそうです。670円と480円ですから合計が1150円となります。戻ってきたスーツもやはり臭いを確認します。こちらも臭くありません。臭いが取れてスーツそのものが軽くなった気もします。

価格が高いのでおすすめはしませんが、私の場合、どうしてもドライクリーニングの臭いが気になるので、これまでのクリーニング屋さんはやめて、セブンイレブンのクリーニング倶楽部を利用しようと思っています。24時間いつでも受け取れるのは、やっぱり気持ち的に楽です。どのセブンイレブンでもやっている訳ではないようですが、会社のそばの店にも同じクリーニング受付の機械が置いてあったので、結構あちこちのセブンイレブンでやってそうです。ちなみに申し込んだ店でしか利用できません。それはそうですね。

なお、この記事はセブンイレブンのちょうちん記事ではありません。誰からも一銭も貰っていないので変な疑いは持たれないようにお願いします(笑)。


秋緒戦敗退~レース回顧

2011年09月18日 | 競馬
ローズステークスの結果
1着 ホエールキャプチャ
2着 マイネイサベル
3着 キョウワジャンヌ
期待したビッグスマイルは4着。マルセリーナはやっぱり仕上がり途中の6着でしたね。スローでレースの上がりが34秒1という究極のヨーイドンでした。4着のビッグスマイルから5着6着のドナウブルーマルセリーナまで2馬身あったので、本番で逆転できるかどうか微妙なところ。マルセリーナの仕上がり遅れは間違いないので、秋華賞に最も近いのは勝ったホエールキャプチャと言えるでしょう。マイネイサベルはもう一度末脚がハマるかどうかは五分五分です。ビッグスマイルキョウワジャンヌは本番でも狙えるかもしれませんね。

セントライト記念の結果
1着 フェイトフルオー
2着 トーセンラー
3着 サダムパテック
馬券は頭から買ったトーセンラーが2着で勝ったフェイトフルオーは抜けなので当たりようがありません。勝ち時計は2分10秒3と結構速く、レースレベルはそれほど低くないと思います。神戸新聞杯の結果を見ないと何とも言えませんが、今日の上位から菊花賞を勝つ馬が現れても不思議はありませんね。
レースの上がりが36秒8だったのはロイヤルクレストが大逃げを打ったため。勝ち馬の上がりタイムは34秒0で、予想通りの瞬発力勝負となりました。先行して押し切るタイプのベルシャザールには分の悪い展開でした。
意外に健闘したのは穴馬で推していたレッドセインツ。最後方追走からトーセンラーと同じ上がり34秒1の末脚で7着に入りました。小柄な馬でダッシュが効かないのでいつも後方からの競馬になりますが、これだけの足が使えるようなら中距離で穴をあけることもありそうです。憶えておきましょう。と言っても一番忘れるのが私自身ですが。


久々の馬券は流しで

2011年09月18日 | 競馬
久々に馬券を買います。

ローズステークス
◎ビッグスマイル
〇マルセリーナ
▲ホエールキャプチャ
△ドナウブルー
△エリンコート
△キョウワジャンヌ
△メデタシ
本命は思い切って上がり馬のビッグスマイル。前走の末脚がそのまま発揮できれば、仕上がり途上の実績馬も差し切れるでしょう。桜花賞馬とオークス馬では多分桜花賞馬のほうが強いと思います。立ち直ったかもしれないドナウブルーと調子を上げているキョウワジャンヌ。それに穴で武豊のメデタシ。◎から馬連で6点流し。

セントライト記念
◎トーセンラー
〇サダムパテック
▲ハーキュリーズ
△ロイヤルクレスト
△レッドセインツ

こちらは春から見ると2枚落ちのメンバーになってしまいました。これといった上がり馬もいないので、春は末脚を発揮できなかったトーセンラーを中心にしました。きさらぎ賞くらい走ればここは勝てます。相手もサダムパテックで。前走準オープンでなかなか踏ん張ったロイヤルクレストと、ディープインパクト産駒の2頭が穴。◎から馬単を4点。