三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

根岸ステークス~ワイドバッハ

2015年01月31日 | 競馬

根岸ステークスG3です。
皐月賞馬が参戦することにかなりの違和感を感じます。
皐月賞はアメリカの3歳三冠ではケンタッキーダービーに相当します。アメリカでは三冠のうち、ケンタッキーダービー馬が一番高く評価されています。競馬ファンなら誰でも知っていますが、歴史的な種牡馬のノーザンダンサーやサンデーサイレンスもケンタッキーダービー馬です。
日本でも、皐月賞馬が総合力で一番強いのではないかという考え方をする人が、競馬評論家の中でも増えてきました。 三冠馬は別としても、皐月賞馬でその後活躍した顔ぶれを見ると、ゴールドシップ、ヴィクトワールピサ、メイショウサムソン、ダイワメジャー、ネオユニヴァース、エアシャカール、テイエムオペラオー、セイウンスカイ、ジェニュインなどがいます。
この顔ぶれを見ると、同じ皐月賞馬のロゴタイプがダートのG3戦に出走してくるのは、何か侘しい気がします。私だけでしょうか。

◎ワイドバッハ
〇エアハリファ
▲キョウワダッフィー
△ジョーメテオ
△グレープブランデー

本命は武豊騎手のワイドバッハ。決め手はここでは一枚上で、府中の1400mは芝もダートも意外に息の入らないペースになることが多く、差し馬有利と見ました。強敵は三着内率が0.882と非常に高い安定株のエアハリファ。鞍上が三浦騎手というのがとっても不安なので、ここでは対抗まで。
ファイナルステークス1番人気のキョウワダッフィーが2着候補の筆頭で、あとは地方馬ながら末脚の鋭いジョーメテオと腐っても鯛のグレープブランデー。先行したら残り目があると思います。
ロゴタイプは初ダートで重賞挑戦ですが、こういう場合は頭か馬群に消えるかのどちらかが多く、今回は馬群に沈むと予想しました。その他の馬で前走1秒以上離された馬は消し。ポアゾンブラックは2、3度叩かれてからの馬で、今回は見送り。サトノタイガーは1400m実績がいまひとつ。レーザーバレットは1200mからのローテーションに疑問。

馬券は◎〇-◎〇▲△△の3連単(6、13-3、6、9、10、13)の24点勝負。


レース回顧~アメリカJCC

2015年01月25日 | 競馬

アメリカジョッキークラブカップの結果

1着クリールカイザー △
2着ミトラ      無印
3着エアソミュール   △

軸にしていた◎パッションダンス〇ゴールドシップが8着と7着に負けて、馬券はハズレ。

それにしても単勝1.3倍の断然人気だったゴールドシップの惨敗には驚きました。こういうポカのある馬だとは思っていましたが、今回の相手関係はあまりにも格が違いすぎました。長いこと競馬をやっている人ほど、ゴールドシップが飛ぶことは考えづらかったと思います。
レースの上がりが34秒6と速かったことが差し馬の届かなかった理由だとは思いますが、有馬記念も同じく上がり34秒6でした。有馬記念では33秒9で追い込んできたゴールドシップが、今回の上がりは有馬記念より0秒5遅い34秒4で、勝ち馬からの着差も0秒5でした。上がりがかかった分届かなかったということです。この時期の寒さで33秒台の上がりは無理だったのかもしれませんね。それにしても驚きの凡走でした。 

さて来週は府中コースの開幕で、メインは根岸ステークス。京都は短距離のシルクロードSです。いずれも国際競争ですが、今回も海外からの参戦はなさそうですね。出走馬を見てから、馬券を買うかどうか決めたいと思います。


アメリカJCC~パッションダンス

2015年01月25日 | 競馬

アメリカジョッキークラブカップG2です。

◎パッションダンス
〇ゴールドシップ
▲フラガラッハ
△クリールカイザー
△エアソミュール
△ダークシャドウ

ゴールドシップで断然の気がしますが、有馬記念1番人気が出走するのは異例のローテーションなので、もしかしたら先行馬に届かなかったり、後ろからの馬にちょっとだけ差されたりする可能性もなきにしはあらずです。しかし4着以下に落ちることも考えづらいと思います。
本命はパッションダンス。ディープ産駒ながら大型馬で、叩かれたほうが調子が上がるタイプ。叩き2戦目の金杯のパフォーマンスがかなり優秀だったので、もしかしたらゴールドシップ逆転もあるかもしれません。2枠4番も先行するこの馬には有利だと思います。残り目に期待。
確実な末脚で差してくるフラガラッハが単穴。間が空いても能力を発揮できるタイプなので、久々は割引にはなりません。差し有利ないまの中山の馬場はこの馬向きでしょう。
あとは好調子のクリールカイザーエアソミュール。 それに東京コースしか走らない気はしますが、やたらに調教がよかったダークシャドウが大穴。昨年55キロで3着のフェイムゲームは今回57キロと、前走から間が開いたことで消しました。

馬券は◎(軸)-〇(軸)-▲△△△の3連単軸2頭マルチ(4=8-1、5、9、12)の24点勝負。


レース回顧~シンザン記念

2015年01月11日 | 競馬

シンザン記念の結果

1着グァンチャーレ   無印
2着ロードフェリーチェ 〇
3着ナヴィオン       無印

馬券は◎ダッシングブレイズの頭からだったのでハズレ
結果は展開に尽きると思います。勝ったグァンチャーレは中段からの展開。ロードフェリーチェがその後でしたが、 いずれも早めのスパートをかけました。
この速い上がりタイムで、ダッシングブレイズの位置取りは名手デムーロとは思えないものでした。3コーナーから外を回す最悪の展開で、4コーナー過ぎにロードフェリーチェに寄られる不利もありました。4着も仕方のないところです。この一戦だけではまだ見限れないと思います。
ロードフェリーチェの単勝が9番人気だったのは意外です。 いま流行の種牡馬ハービンジャー産駒ですし、京都の新馬を好レースで勝っているので上位人気になるものと思っていました。
ナヴィオンは最後方から最速の上がりタイムで3着に食い込みました。朝日杯ではやはりのめっていたのでしょうか、別の馬のような末脚でした。
内枠の馬がもう少し粘ると予想していたのですが、最後は33秒台の決め手勝負になってしまいました。そうなると逃げたレンイングランドは厳しい。5着はよく粘ったほうだと思います。 最後は外枠の4頭がレンイングランドを交わしたところがゴールでした。
少頭数だったので、枠順を気にする必要はなかったのかもしれませんね。

さて明日はフェアリーステークスですが、あまり見当がつかないので馬券は見送ります。次回の馬券はAJCCあたりになります。


シンザン記念~ダッシングブレイズ

2015年01月10日 | 競馬

シンザン記念G3です。
クラシックを狙えそうな馬があまり見当たらないなというのが正直な感想で、成績を見るとどの馬も狙いにくい馬ばかりです。 

◎ダッシングブレイズ
〇ロードフェリーチェ
▲レンイングランド
△サトノフラム
△ノースストーム
△ダンツメガヒット

本命はダッシングブレイズ。新馬戦の府中マイルを1番人気で3馬身半千切って勝ち、その後の中京のマイル特別で1番人気でタイム差なしの2着なら、このメンバーでは最上位の成績です。
対抗は京都の新馬マイルを勝っているハービンジャー産駒のロードフェリーチェ。しかし馬格がないので、ダッシングブレイズ逆転まではどうかと思います。
単騎逃げのレンイングランドが単穴ですが、逃げ切るまでは難しいでしょう。
後は内枠の割と先に行けそうな3頭が押さえ。 
芝レースの普通の予想として、前走で1秒以上負けている馬3頭と前走がダート戦の馬2頭は消しました。 残るグァンチャーレは未勝利を勝った後の3レースが先に行っては末が甘くなり、後ろから行くと届かないというレースなのと、前走の7番人気7着がどうも引っかかるので消しました。

馬券は◎ダッシングブレイズを頭の3連単(10-1、2、3、4、11)20点勝負。


レース回顧~東西金杯

2015年01月04日 | 競馬

中山金杯の結果

1着ラブリーデイ △
2着ロゴタイプ  △
3着デウスウルト ◎

馬券は◎デウスウルト〇ユールシンギングを頭の3連単だったのでハズレ

後方からだと届かないレースなので、スタートで遅れたユールシンギングは早くも圏外。デウスウルトは中段よりも後ろで、この時点で馬券のハズレが確定してしまいました。
逃げたマイネルミラノは条件戦からの挑戦で、やはり荷が重かったのか2番人気でしたが15着に惨敗しました。しかしレコードを演出した先行力はなかなかのもの。もう少し短い距離で活躍するのではないでしょうか。
連対した2頭はいずれも先行して直線抜け出した形です。 そして両方とも外国人騎手。ロゴタイプはかなり復活したと言っていいと思います。ラブリーデイはマークする側だった分だけ、直線で有利でした。
4着の▲パッションダンスは唯一のディープインパクト産駒で、今年もディープ産駒が活躍するだろうと予感させるものがありました。 

 

京都金杯の結果

1着ウインフルブルーム 〇
2着エキストラエンド   無印
3着マイネルメリエンダ 無印

馬券は、2着馬と3着馬が無印でハズレエキストラエンドは使い詰めだったので上がり目がないかと思って消しましたが、マイネルメリエンダは考えもしなかったので、予想としても完敗でした。

ウインフルブルームが逃げて、上がりを34秒0でまとめて逃げ切り勝ち。直線では一度グランデッツァに交わされましたが、差し返してからさらに伸びて、沈んでいくグランデッツァを尻目に、エキストラエンドの追撃も封じて1分32秒0の好時計勝ち。この馬は父親のスペシャルウィークが典型的な長距離馬だったのに対して、母父のサクラユタカオーの血が強かったのか、マイルが向いているようです。それも瞬発力で勝負するよりも平均に速いペースで粘るタイプなので、府中のマイルはぴったりのコースです。マイラーズカップあたりを叩いて安田記念に向かうことになれば、イスラボニータの強敵になるかもしれません。

さて、スタートはちょっと躓きましたが、来週は金杯と同じコースのシンザン記念です。先行できる馬が中心ですが、多すぎる場合は逆にディープインパクト産駒の瞬発力勝負になる可能性もあります。楽しみです。


京都金杯~アズマシャトル

2015年01月04日 | 競馬

京都金杯G3です。
こちらも中山金杯と同じく、12月に出走した馬を中心に考えます。

◎アズマシャトル
〇ウインフルブルーム
▲フルーキー
△シェルビー
△グランデッツァ

本命はチャレンジカップ4着のアズマシャトル。バルジューがどんな手綱捌きをするのか楽しみです。
相手はそのアズマシャトルにカシオペアSで勝ったウインフルブルーム。曲がりなりにもクラシックで活躍した実力馬です。ここも通過して今年の活躍の取っ掛かりにしたいところでしょう。
チャレンジカップでタイム差なしの2着だったフルーキーが単穴。前走は55キロの斤量に助けられた部分があったので今回の56キロで勝てるかどうか。
叩き2戦目のキャピタルSを勝ったシェルビーと、マイルチャンピオンシップ好走のグランデッツァが抑え。

馬券は◎〇-◎〇▲△△(4、16-4、5、7、8、16)の3連単フォーメーション24点勝負。 


中山金杯~デウスウルト

2015年01月03日 | 競馬

中山金杯G3です。
この時期は寒さのせいからでしょうか、久々の馬よりも前走からの間隔が短い馬のほうが走る気がします。12月に出走した馬が中心となりそうです。それに、有馬記念の予想でも想定しましたが、いまの中山は芝の状態がよく、力の要る阪神コースよりも時計の出る京都コース向きの馬のほうが合っていると思います。

◎デウスウルト
〇ユールシンギング
▲パッションダンス
△ラブリーデイ
△ロゴタイプ

チャレンジカップでタイム差なしの2着だったデウスウルトが本命。 前々走は57キロで好時計勝ちしていますし、今回55キロなら頭からの狙いとなります。
金鯱賞9着のユールシンギングが相手。セントライト記念を勝っている馬ですし、ここで走ってもおかしくはありません。
穴狙いですが、久々の金鯱賞を叩いたパッションダンスが単穴。7歳とはいえまだ11戦しか走っておらず、4歳時の実績からして上位は可能だと思います。大外枠に入ったので頭までは厳しいかもしれません。
金鯱賞で4着のラブリーデイは鞍上ベリーの腕でどこまでといったところ。
マイルチャンピオンシップ以来のロゴタイプが人気ですが、皐月賞の後はパッとしないレースが続いていて、いきなり58キロで勝つかというと、ちょっと疑問なので押さえまで。

馬券は◎〇-◎〇▲△△△(5、9-2、4、5、9、17)の3連単フォーメーション24点勝負。