根岸ステークスG3です。
皐月賞馬が参戦することにかなりの違和感を感じます。
皐月賞はアメリカの3歳三冠ではケンタッキーダービーに相当します。アメリカでは三冠のうち、ケンタッキーダービー馬が一番高く評価されています。競馬ファンなら誰でも知っていますが、歴史的な種牡馬のノーザンダンサーやサンデーサイレンスもケンタッキーダービー馬です。
日本でも、皐月賞馬が総合力で一番強いのではないかという考え方をする人が、競馬評論家の中でも増えてきました。 三冠馬は別としても、皐月賞馬でその後活躍した顔ぶれを見ると、ゴールドシップ、ヴィクトワールピサ、メイショウサムソン、ダイワメジャー、ネオユニヴァース、エアシャカール、テイエムオペラオー、セイウンスカイ、ジェニュインなどがいます。
この顔ぶれを見ると、同じ皐月賞馬のロゴタイプがダートのG3戦に出走してくるのは、何か侘しい気がします。私だけでしょうか。
◎ワイドバッハ
〇エアハリファ
▲キョウワダッフィー
△ジョーメテオ
△グレープブランデー
本命は武豊騎手のワイドバッハ。決め手はここでは一枚上で、府中の1400mは芝もダートも意外に息の入らないペースになることが多く、差し馬有利と見ました。強敵は三着内率が0.882と非常に高い安定株のエアハリファ。鞍上が三浦騎手というのがとっても不安なので、ここでは対抗まで。
ファイナルステークス1番人気のキョウワダッフィーが2着候補の筆頭で、あとは地方馬ながら末脚の鋭いジョーメテオと腐っても鯛のグレープブランデー。先行したら残り目があると思います。
ロゴタイプは初ダートで重賞挑戦ですが、こういう場合は頭か馬群に消えるかのどちらかが多く、今回は馬群に沈むと予想しました。その他の馬で前走1秒以上離された馬は消し。ポアゾンブラックは2、3度叩かれてからの馬で、今回は見送り。サトノタイガーは1400m実績がいまひとつ。レーザーバレットは1200mからのローテーションに疑問。
馬券は◎〇-◎〇▲△△の3連単(6、13-3、6、9、10、13)の24点勝負。