レース回顧～天皇賞秋

天皇賞秋の結果
1着エイシンフラッシュ
2着フェノーメノ
3着ルーラーシップ

馬券はルーラーシップの1着づけと2着づけの3連単だったのでハズレ。

エイシンフラッシュは中段から、フェノーメノは好位づけから末脚を伸ばしたのに対して、ルーラーシップは後方3番手からの競馬。スタートで安めを売ったのが敗因でしょうか。
カレンブラックヒルはここで初めて土が付きました。競馬は上手ですが、この距離ではやや決め手に欠けるところがあります。マイル路線に戻るかもしれませんね。

いつもより多めの6頭の組合せの馬券でしたが、更に絞って上位4頭のボックスなら当たっていました。今年は馬券が迷走しています。いつになったら当たるのでしょうかね。

天皇賞～ルーラーシップ

天皇賞秋Ｇ１です。
府中は高速馬場ですが日曜日は午後から雨になりそうで展開が読みにくくなりました。ここはデータ重視ということで久しぶりに消去法で予想します。

先ず中距離のスピード戦ですから、前走で１秒以上負けていた馬の巻き返しは考えづらいので、シルポート、ネヴァブション、アーネストリー、ジャガーメイル、フェデラリスト、マイネルスターリー、トゥザグローリーの７頭は消し。
天皇賞は格がものをいう面もあるので前走がＧ３のトランスワープも消し。
メンバーが弱かったオールカマー組のナカヤマナイト、ダイワファルコンも消し。
残りは8頭。
トーセンジョーダンはさすがに春の天皇賞以来なので苦しいでしょう。
ジャスタウェイはダービーでフェノーメノから1秒遅れ。前走は末脚がはまった感じで、Ｇ１のここでは同じ芸当は難しい。

残りは6頭。
前日の昼の段階では、5戦無敗の3歳馬カレンブラックヒルが単勝2.0倍の圧倒的な1番人気に押されています。確かに無敗の馬はあらゆるデータを覆す可能性を秘めてはいますが、2000メートルが初距離の3歳馬にそこまでの期待はどうでしょうか。

◎６　ルーラーシップ
〇13　ダークシャドウ
▲４　フェノーメノ
△12　エイシンフラッシュ
△16　カレンブラックヒル
△５　サダムパテック

本命はルーラーシップ。超一流の良血ですがこれまでＧ１では2着どまりの実力馬が、漸く開花する機会に恵まれた気がします。雨が降ってもどんと来いなのはこの馬だけ。2着は外さないと思います。
昨年2着のダークシャドウが相手。東京コース（5、1、0、0）は伊達ではありません。逆転も十分。
3番手はフェノーメノ。ダービーで3馬身以上あった差を残り100メートルでハナ差まで追いつめた末脚は脅威です。3歳馬ならこの馬が1番手で、勝つ可能性もあると思います。
エイシンフラッシュはムラでいつ走るかわかりませんが、このメンバーなら得意の瞬発力で上位も可能。カレンブラックヒルと休み明けは走るサダムパテックとともに3着候補。

馬券は◎－〇▲－〇▲△△△と〇▲－◎－〇▲△△△の16点勝負。

レース回顧～菊花賞

菊花賞の結果
1着ゴールドシップ
2着スカイディグニティ
3着ユウキソルジャー

馬券は、ゴールドシップの相手に選んだ3頭が8着、9着、14着でハズレ。

大方の予想通り、ゴールドシップが勝ちました。ここでは1頭だけ別格でしたからね。勝って当然でしょう。現役時代はそれほどパッとしなかったステイゴールドが種牡馬になると大変な好成績です。特にゴールドシップはメジロマックイーンの血も受け継いでいるので、3000ｍ級はどんと来い。無事に行けば来春の天皇賞もこの馬で決まりでしょう。

さて、以前として今年の馬券は片目さえもいまだに開きません。なんとか今週末の天皇賞は当てたいところですが、カレンブラックヒルで堅いのかどうか、それが問題です。

菊花賞～ゴールドシップ

菊花賞Ｇ１です。
ダービー馬が回避してしまったので人気は皐月賞馬の一本かぶりになりました。他の馬では勝てそうにないので私も皐月賞馬から買います。

◎ゴールドシップ
△フェデラルホール
△タガノビッグバン
△マウントシャスタ

相手は三連勝中の2頭と宝塚記念5着のマウントシャスタに絞りました。

馬券は◎を頭の三連単6点勝負。

レース回顧～秋華賞

秋華賞の結果
1着ジェンティルドンナ
2着ヴィルシーナ
3着アロマティコ

◎ジェンティルドンナ1着、〇ハワイアンウインド13着、▲アロマティコ3着、△トーセンベニザクラ9着、△アイスフォーリス15着でした。馬券はヴィルシーナが抜けでハズレ。

向う正面からのチェリーメドゥーサの大逃げには驚きました。直線残り200メートルでまだ後続に6馬身の差がありましたから、もしかしたらそのまま行ってしまうのではないかと思ったところに、ジェンティルドンナ以下の強襲がありました。それでも15番人気のチェリーメドゥーサが5着に残ってしまうあたり、逃げ馬はやはり怖い。

勝ったジェンティルドンナは4角手前で岩田ジョッキーの手が動きはじめました。決していい状態ではなかったのかもしれませんが、それでもゴール前は無類の強さを発揮して、ヴィルシーナをハナ差抑えて、見事牝馬三冠達成となりました。

それにしてもヴィルシーナは生まれた年が悪かったとしか言いようがありません。ジェンティルドンナさえいなければこの馬が牝馬三冠でした。

さて来週は菊花賞です。皐月賞馬とダービー馬の対決となりますが、臨戦過程からは皐月賞馬ゴールドシップの方が有利に見えます。

秋華賞～ジェンティルドンナとハワイアンウインド

秋華賞Ｇ１です。
巷間では、二冠馬ジェンティルドンナがどんなレースで牝馬三冠を取るのかが注目のレースとなっています。

◎ジェンティルドンナ
〇ハワイアンウインド
▲アロマティコ
△トーセンベニザクラ
△アイスフォーリス

オークスで後方から直線一気で5馬身千切ってダービーよりも早い時計で勝った上に、休み明けの前走で馬体重12キロ増でも楽々2番手を追走して直線抜け出す横綱競馬を見せられては、ジェンティルドンナには逆らえません。

「1番人気の2着は薄目」の格言に従って、無理をしてでも勝ちに行かなければならないヴィルシーナとアイムユアーズには消えてもらいます。

牝馬は調子が大事なので、久々よりも夏を使った馬、中でも連勝しているハワイアンウインドが相手。2走前でレコード勝ちがあるのと鞍上が大幅に強化されたことがあって、もしかしたら生涯最高のデキでジェンティルドンナを負かすかもしれないと思っています。

古馬にもまれてきたアロマティコ、ローズステークスでメンバー中最速の上がりタイムで追い上げたトーセンベニザクラ、オークス3着で前走が後方からの競馬になってしまったアイスフォーリスが連下候補。

ジェンティルドンナ、アロマティコ、アイスフォーリスと予想の5頭の中に3頭もサンデーレーシングの馬が入ってしまいましたが、凱旋門賞惜敗のオルフェーヴルも含めて、飛ぶ鳥を落とす勢いの馬主さんですから上位を独占しても不思議ではありません。

馬券は3連単◎〇－◎〇▲△△－◎〇▲△△の24点勝負。

レース回顧～毎日王冠

毎日王冠の結果
1着カレンブラックヒル
2着ジャスタウェイ
3着タッチミーノット

期待した4頭は、ダノンシャーク5着、エイシンフラッシュ9着、ストロングリターン7着、リアルインパクト4着とすべて馬券圏外でした。

勝ったのは、まだ無理かなと思っていたカレンブラックヒル。この馬は本当に競馬が上手で、今回も先行馬を見ながら直線中ほどで抜け出し後続を振り切るという、お手本のような競馬で勝ちました。
これで一躍天皇賞の本命に躍り出たという感じですね。多分一本かぶりでしょうが、出遅れたときや、スムーズな競馬ができなかったときにどうなるのか、その辺りの判断が必要になりそうです。

毎日王冠があまりにも外れたので、京都大賞典は見送ります。ローズキングダムの復活に期待したいところではあります。

ローズキングダムは0秒2差の6着でしたね。それでも馬体重12キロ増で直線見所があったので、体調さえ整えば、天皇賞かジャパンカップで上位に来ることもあるかもしれません。

毎日王冠～ダノンシャーク

毎日王冠Ｇ２です。

先週のスプリンターズステークスは、予想した3頭で1、2着が決まったものの、3着のドリームバレンチノは全くのノーマークでした。前走のキーンランドカップで6着に負けているものの、2番人気に支持されており、本番では乗りなれた松平騎手に戻ることを考えると、買えなくもなかったかなという気がします。前走上位人気で負けている馬は要注意ということですね。

◎ダノンシャーク
〇エイシンフラッシュ
▲ストロングリターン
△リアルインパクト

毎日王冠で前走上位人気で負けた馬の中から、エプソムカップを2番人気で2着だったダノンシャークを本命にします。勝ったトーセンレーヴが展開的にかなり恵まれていたのに対して、こちらは中断から上がり33秒9でクビ差まで追い込んでいます。レース内容としてはこちらが上でしょう。
格では一番のエイシンフラッシュが相手。安田記念勝ちのストロングリターンは休み明けだけがネック。あとは昨年2着のリアルインパクト。
奇しくも10番から13番までの並んだ4頭になってしまいましたが、小雨模様でもあり、やや外目の枠が有利かもしれないという期待もあります。

無敗の4連勝カレンブラックヒルは優等生の競馬ですが、勝ちタイムがちょっと遅く、古馬の一線級に通用するほどではないと思います。逆に言えば、ここで勝つようなら天皇賞の本命になるでしょう。血統からいつも人気のトーセンレーヴともども、ここでは無印にしました。

馬券は◎〇▲－◎〇▲－◎〇▲△の３連単12点勝負。