三内丸山遺跡の土器です。縄文前期の中頃から中期末葉の遺跡です。
この土器も三つとも「繊維土器」といえそうです。
土器の制作は、粘土紐を巻き上げる「輪積み」の方法が一般化せていますが、いつ頃出現したのでしょう。
先ず、拡大して三つの土器を調べてみます。
左側の土器の上部を拡大したものです。細い線が横や斜めに引かれていますが、画像が悪いのですが、この線を更に細い糸で . . . 本文を読む
東京都あきる野市二宮大塚出土 縄文中期の土器です。
このような土器を「富士山土器」と勝手に呼んでいます。きっと、富士山が見える生活環境だと思います。富士山を崇めていることが分かります。
上部を拡大したものですが、繊維を綴じたような跡が見えます。ていねいに縦糸を縛るような跡もあるようです
拡大鏡で覗いて始めて判断できることもあります。土器が複雑な構造をしてるとは知りませんでした。
植 . . . 本文を読む