「この土器は北杜市海道前(かいどうまえ)C遺跡で、底が抜けた状態でした。同じ土坑の中には男性を象徴する石棒が一緒に埋められており、子孫繁栄を願った祭祀行為が行われた可能性があります。」と解説があります。
実用的な土器ではありません。祭祀用(甕棺)といえそうです。乳幼児が命を落とし、速く生き返るようにと願ったものと想像します。
土器の頭部の水面上には「ハスの花」が咲いています。
水面下 . . . 本文を読む
「編みかご」は遺跡から出土しています。福島県南相馬市の鷺内(さぎうち)遺跡で、縄文時代晩期中ごろ(約3千年前)の貯蔵穴から、クルミが大量に詰まった「編みかご」が見つかっています。
下の写真は 青森県三内丸山遺跡から縄文ポシェットと呼ばれるかごが出土しています。
これはイグサ科の植物で編まれており、首や肩から下げる工夫がされています。
また、富 . . . 本文を読む