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映画 「ツリー・オブ・ライフ」

2011-08-12 19:05:11 | 映画

今日はお墓参りに行った帰り、久し振りに映画・東宝シネマ泉北に行ってきました。
ブラット・ピット主演の「一家の40年に渡る日々を壮大な映像美で描く、ヒューマンドラマ」だというので、少し期待を・・・
最近、あまり観たいという映画が無かったので・・・1年ぐらいは行ってないかも??。

   

ストーリー
「天国の日々」「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が、ブラッド・ピット、ショーン・ペンを主演に描くファンタジードラマ
1950年代半ば、オブライエン夫妻は中央テキサスの田舎町で幸せな結婚生活を送っていた。
しかし夫婦の長男ジャックは、信仰にあつく男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父と、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤(かっとう)する日々を送っていた。
やがて大人になって成功したジャックは、自分の人生や生き方の根源となった少年時代に思いをはせる……。
製作も務めたピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをペンが演じる。
仕事に成功し、中年期を迎えたジャックは心の奥の奥に深い喪失感を抱いて日々送っていたが、弟の死の記憶は彼の人生に大きな影を投げかけた。
第64回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。(この映画は賛否両論あるそうです

私の感想
一言で、私の感想は「観ても観なくても良い映画」です。
 涼しい場所で神秘的な曲と神秘的な映像を観に行った気分・・・ドラマは二の次かな??
 こんな感想を言ったら、この映画ファンに反感をかうかも知れませんネ!!(価値観の違い)

●いくつもの相反する価値観が衝突している。世俗的な父と神の恩寵で包む母。富と貧、現在と過去、生と死。そして、審美的な映像が物語っている

●ブラッド・ピット演じる幻覚で自己中心的な父親の演技、三人の兄弟たちの演技は素晴らしい!!
 何処の家庭でおあるような厳格な父親に反感をかう事はありますが、それを幻想的・神がかりな幻想シーンに発展するシーンをどう受け取るか??
 アメリカと日本の文化・信仰の違いもありますが、どう貴女の胸に響くか??がこの映画のネックではないだろうか??

● 「父さん、あの時の僕はあなたが嫌いだった・・・。」というキャッチフレーム・・・この言葉は少数ではありますが、子供の成長段階で子供が持つ感情ではないかな??
 親が子供の教育などで真面目に向かうほど、子供はうっとうしく思う反抗期みたいなもので、大人になって振り返ればその誤解が解けるようなものではないだろうか??
  「父さん、あの時の僕はあなたが嫌いだった・・・。」の裏返しは「僕を解ってほしい」「振り向いて欲しかった」との裏返し・・・??。

セリフが少なく、自然の映像・マグマのようなCGの印象が強すぎて、その上大人になったり中年になったり、余計に私たちは混乱してしまいます。

●ナレーション的に挿入される登場人物が神を求める、神を乞うセリフのようなものは私には邪魔な気もしました。

物語の軸となるのは、父と息子の葛藤という、アメリカ映画が繰り返し取り上げてきた深いテーマだ。
 そこに、ジャックが抱える、父親の音楽の才能と母親の優しい感受性を受け継いだ弟への複雑な感情が混じる。
 その弟の早すぎた死は、ジャックに生涯消えない絶望感をもたらすのだが、中年期になった彼の記憶の海では、父も母も弟たちも穏やかに存在していた。
 その場所こそ、過去から未来へと命の絆を受け継ぐ“約束の地”なのだ。(これは誰かの引用文章)
 この映画の映像から、こんな深い意味を理解するのは私には、無理!無理!!

あ~ああ・・・涼しい映画館で、この神秘的な音楽・映像(CG)を観ながら3回もウトウトしてしまいました。
私的には、そんな映画でした。

 

コメント
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