昨日、2月14日(土)公開の評判の映画「悼む人」!!初日に観に行きました。
本当に、久々の映画鑑賞ですが、この「悼む人」は絶対初日に観に行こうと思った映画です。
第140回直木賞を 受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。
人はなぜ生まれ、なぜ死ぬのか…。誰に愛され、誰を愛していたのか…。悼むことは「愛を覚えておくこと」。
四季折々の風景を舞台に、死者に対する想い?、異性に対する愛情?、絆や母の愛?を観ていて、しんみり想い出させる映画です。
人間はどんなに愛している人・お世話になった人・親・友人でも日にちが経つにつれ忘れていってしまいます。
●悼む・・・とは!!
簡単に言えば「その人との人生を心の中で追体験すること」
映画の中では、善人も悪人も悼むという中では全て平等で差別はないと・・・
悪人でも誰かを愛し、誰かに愛され、何かいいことをしているに違いないと・・・悼むのです。
高良健吾、石田ゆり子の主演映画ですが、大竹しのぶ夫婦の演技の内容が心に残る映画でした。
大竹しのぶはこの映画のために、髪を坊主のようにまでしての末期がんの演技は素晴らしい!!
今の置かれたそれぞれの環境の中で、観た人それぞれがっ違った想いをするのか??
いや!!日本人なら殆どの人が同じ想いで今まで自分と関わってきた人を悼む事でしょう!!
私も今まで生きてきた人生の中で、携わってきた大切な人を悼む心を忘れないようにするとともに、
私の今からの余生で、沢山の人に「悼まれる人」になりたいと思います・・・難しい事ですが。
本当に良い映画です。ぜひ観に行ってください。