幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

グル・ラジニーシは明確にドラッグに反対している

2018-05-20 23:12:29 | Weblog

グル・ラジニーシは明確にドラッグに反対している。
そして、バグワンはベジタリアンでもあった。
サイキックなパワーも持っていた。
殺されてしまって残念だ。
ただ、あれ以上教団が大きくなったら、バグワンにはコントロールできなかったと思う。
バグワンは初めから教団の経営には興味がなかったのだと思う。
バグワンが死んで、アシュラムが“瞑想リゾート”になってよかったのだと思う。
エサレン研究所も、シリコンバレーエンジニアのための“メンタル・リゾート”になっているらしい。
70年代80年代のラディカルな“精神の実験場”は今や、大人のための“スピリチュアル・ディズニーランド”になった。
それはそれでいいことかもしれない。
逆に社会的になって社会変革に走ると、革命を起こしたくなって反社会的になる。でも、
バグワンが言ったのは、「世界にありながら世界に属さないこと」だった。ヒマラヤに隠遁して瞑想に耽ろ、とは言わなかった。そこがバグワンのすごいところだと思う。
でも結局は、本当の師と弟子の関係を持てなかったのではないか。達磨にしろティロパにしろ、弟子はたった一人だけだ。何万人もの弟子がいたら、本当の師弟関係は築けないのではないかと思う。バグワンは、出口王仁三郎と並ぶ新興宗教界の巨人だと思うが、二人とも後を継ぐ弟子には恵まれなかった。勿論、これは私の私的な感想だ。大本教も今でも立派に存続しているし、OSHOアシュラムも立派に繁盛している。それを否定するつもりはまったくない。















最新の画像もっと見る

コメントを投稿