宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

ザ、男の資格

2023-06-12 16:22:12 | ノンジャンル

女っ気なし! 男だけ、ワシとお前の二人だけ!

むか~し、藤井旭さんが高橋製作所を取材して記事を書き、

同じようなことを書いてらした記憶があります・・・

 

 昨日は1級電気工事施工管理技術検定試験の一次検定を受けて来ました。

本日早速回答公表があり、自己採点の結果50/60問正答(83.33点)にて合格できた模様。

全92問中60問を選択回答するのですが、どの問題を選んだか間違わないように回答する

ことが結構大変でした。(初受験)

・電気工学 10/10 全問正答

・電気設備 12/14 問正答

・施工管理応用問題 6/6 全問正答(3問未満しか出来ないと、他が全て正答できても不合格)

・施工管理 6/7 問正答

・関連分野 4/5 問正答

・設計図書 1/2 問正答

・電気工事 3/6 問正答 <ーなんだとお~! けしからん。

・電気法規 8/10 問正答

 

勉強時間は概ね100時間程度。

5月15日~6月10日まで、毎日3時間から4時間ぐらい集中して対策。

年度末仕事が終わり各種税金納付が完了する5月~6月ってのは、自分にとって勉強に廻す時間が

出来る良い時期なのであった(^^♪

 

関連分野などは建築、土木、消防、管工事などに浅く広く出題があり、

見たこともない問題ばかりでした。ココはテキストを信じてひたすら覚えるのみ。

電気工事問題は結構イジワルで、コンクリートの中に埋設するPF管のバインド間隔は?・・・みたいな

しらね~よ!!って、テキストにも書いてなかったし、単に鉄筋にバインドせよと書いてあった。

電気工事で3問間違ったのはチョット心外だなあ~~(-_-メ)

まだまだ修行が足りないのか?

 

この試験、他の1級施工管理技術検定同様に受験資格がヒジョ~に厳しい試験です。

1級 電気工事施工管理技術検定のご案内 | 建築・電気工事施工管理技術検定 | 一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部 (fcip-shiken.jp)

例えば、神資格と言われている電験一種を持っている人でも、

実務経験が6年も必要だったりします。

実務経験が無いと、受験すらできない。

自分は第一種電気工事士なので、無条件で受験できた訳です。

 

んで、

 

あまりにも敷居が高すぎるため、R6年度から一次検定は誰でも受験できるようにする??

ようなアナウンスがあったりします・・・本当か!

その中で、第一種電気工事士にも管理実務経験を要求するような記述を発見しました。

つまり一次検定を通過しても、二次検定通過の敷居が非常~に高くなると言うことですね!

これは、

電気工事に限らず、全ての建設業で現場から施工管理へ上がって来る若者が激減している

からとのこと。一次検定の敷居があまりにも高いと、受験資格を獲得する前に辞めてしまう。

また、

大手建設会社の社員さんは逆で、管理経験を積んで1級施工を取っていても、

今度は現場が分からない・・・

まあ、ハンダ付けすら出来なくても電験三種に合格すれば電気主任技術者と呼ばれる立場に

なれるのと同じ構図ですよ。(電気工事でハンダは殆ど使いませんが)

 

と、

 

ここまで書いておいてなんですが・・・

自分の生業は精密機械製造業とか、光学機器設計とか、謎の天文機材技師だったりする訳です。

現在60歳になりました。

54歳頃に突然、60歳までに電気工事関連の資格をコンプリートしてやろうと思い立ちました。

以前も書きましたが今までの人生、資格を取ってどうのこうの・・・というものでは無かった。

しかし、第二種電気工事士すら持っていないのでは、一般用電気工作物である家屋配線すら出来ません。

太陽光発電を作るにも、その配線をする免許が無かったんです。

”免許” これは偉大です!

業務独占資格と言います。

だって、 自称医師 とか、 有り得ませんよね。

そんな訳で挑戦してきた訳ですけど、転機が訪れました。

 

コロナ禍です。

 

もう、

全く仕事が来なくなってしまったのです。

取引のある研究機関は天文台関連を含め、ことごとくリモートワークへ移行。

籠っていてもお金が貰える人たちは良いですけど、自分の会社は一気に干上がりました。

イヤ、ホント死のうかと思うくらい大変だった。

もちろん持続化給付金なども満額貰いましたが・・・瞬殺ですよね。

ダメだこりゃですよ。

 

そこで、

 

仕方なく電気工事の資格を活かして太陽光発電の工事現場へ突撃して行った訳です。

途中で認定電気工事従事者免許も取り、大手ゼネコンが仕切る大規模建設現場へ入って

電気工事を8箇月もやらせてもらいました。

その後は実務経験を積みながら第一種電気工事士に合格し、3年後に免許皆伝。

もし、

もし電気工事士の資格を取っていなかったら・・・

家のローンと子どもの学費、会社の負債を支払うことが出来なかったでしょう。

だから感謝しています。

本当に運が良かった。

業務独占資格バインザイ!!

 

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