宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

K-1のファーストライトは爆風の中で

2016-04-30 15:02:00 | 天体写真(PENTAX K-1&K-1Ⅱ)
K-1を手にした翌日、埼玉県民の森駐車場へ行って撮影をして来ました。
ぶっつけ本番でも手なれたPENTAX機のため、特に問題なく撮影が出来ました。
ただ・・・もう風が強いのなんの!!
置いておいたノートPCが箱ごと吹っ飛んで行く程の爆風が時々襲ってくるため、
三脚ごと倒れないかヒヤヒヤしながらの撮影となりました。
重機材も展開したのですが、長焦点を狙えるような風ではなく、ガイドなんて
ムリムリな状態でした。しまいにゃあ超高感度乱れ打ちでスキマ画像をなんとか
確保したと言う状態です。処理は後日アップします。

まずは、お約束のK-1アストロトレーサーとDFA28-105mmの星像チェックから。
EXIFを残してあるのでご参考まで。

さそり座付近 , 28mmF3.5->4.0 , ISO400 , 90sec 1カット


アンタレス付近と火星・土星 , 105mmF5.6 , ISO1600 , 50sec 1カット


秩父市街に掛かる北斗七星 , 28mm , ISO1600 , 50sec , 1カット


パープルフリンジも無く円形絞りの綺麗な光芒、周辺星像も十分に実用範囲。
周辺減光は大きめと言った印象です。
K-3+DA16-85mmではLV画像で星が全く見えず難儀しましたが、K-1+DFA28-105mm
では十分に見えました。K-3+DA16-85mmも星像は素晴らしかったのですが、
おそらくは★をノイズと勘違いしてLV画面では消し去っているのではないかとさえ
思えるほど見えなかった。K-5系やK-30などは問題なく見えたので、リコイメに
散々情報提供を行って来ましたが解決しませんでした。
DA16-85mmを付けた時だけの問題だったように記憶しています。

う~ん、K-1で天体写真を撮っているのだ(^O^)/
フルフレームのKマウントなのだよ。これでいいのだ!

さて、

昨晩はGINJI-300FNにもK-1を付けて撮影を行いました。


あまりの爆風にフードも外し、しまいにゃあノータッチトラッキング乱れ打ち
ですよ。ああ、ISO12800 , 30secってのがどれだけ使えるか試すのが目的
なのでヤケクソ作戦じゃないです、念のため。
いやあ、写野が広い広い。
目盛環導入で難無くポンポン対象が入るので自動導入要らずですよ。
結果は後日アップします。

コメント (5)
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今夜は埼玉県民の森でK-1の試写を行います。

2016-04-29 14:35:00 | 撮影機材
今夜は県民の森へ行くことにしました。
GN-26S改 + GINJI-300FN + MPCCⅢ + K-1 で系外銀河マップ作製の感触と
星像確認、高感度特性確認などを行います。
パソコンは2in1ミニノートのT100HAに頑張ってもらう予定です。
25時頃にお月さんが出て来るので早めに行動したいと思います。

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K-1 降臨

2016-04-28 20:39:00 | 撮影機材
今日の話題はコレでしょう(V)o¥o(V)

K-1 降臨



HD PENTAX-D FA28-105mmF3.5-5.6ED DC WR付


八百富写真機店さんの親切で詳しいPENTAX系ブログ記事を拝見しながらの購入です。
こういうブログってポチリヌス菌を培養するのに最適ですね!
最安ではないけど、情報不足なリコーイメージング商品を買うには有難い存在。

MEとのツーショット


ファインダーはMEの圧勝です!

一目瞭然、こんなチッコイのにMEのファインダーの大きいこと大きいこと。
リコーイメージングへのアンケートや要望書にはLX-Dを作って欲しいと
書き続けております。SR機構なし、アレコレなし、デカイファインダー像、
最高級なメカ機構、小型・軽量一眼レフ、1600万画素程度、15万円ぐらい・・・
この領域は何処もやっていないし、スマホにはできないでしょうに。

K-1は何でもありのスーパー一眼レフカメラ。よくぞ作ってくれた。
心底そう思わずにはいられません。 でもね、
今だからこそLX-Dがあったら売れると思うぞ、ホントに。
ミラーレスも良いけど全社同じベクトルだし、スマホに喰われて高級機しか
残れなくなるだろうね。安いコンパクトデジカメってもう終るだろうと思う。

あとはレンズだよね。
超高級ズームレンズばかりではついてイケマセン。
明らかなOEMを倍額定価に設定する戦略は理解できないし滑稽に映る。
そこまでやるなら外観は変えなきゃダメだよ。
外観をオリジナルにしてスターレンズで初めから揃えた方が良かったね。
そこは残念だ。
DFA単焦点、頑張ってリリースお願いしますm(__)m

ということで、
本来の目的である☆撮り機材へ装着してみました。

まずはZWO-CN15F4 + MPCCⅢ + K-1


GINJI-300FN改 + MPCCⅢ + K-1


1Kg程度がなんぼのもんじゃい! 余裕です。


VISAC + K-1


直焦ワイドアダプター60のねじがペンタ部にヒットします。
K-3までは当たらなかったので、K-1のペンタ部は前方にかなり飛び出ている
ことになります。ZWO-CN15F4でも当たるのでネジの短縮化必須ですね。


<総感>

・ずっしり金属の塊感がスゴイ。
・思ったほどファインダーが広くない。
・フレキシブルチルト式液晶モニターは結構便利かもしれない。

リコーイメージングさん、頑張りましたね。

ありがとう。

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ZWO-CN15F4のフード製作・主鏡爪加工・バスコーク着け

2016-04-25 17:20:00 | 撮影機材
久し振りにZWO-CN15F4に手を入れました。
笠井コマコレからMPCCⅢに変更して良像範囲は確実に広がりましたが、
根本的な所で未完成な所があり、お星が三角形でヒゲも激しく発生していたのであった。
尚、笠井コマコレもGINJI-300FNでは十分な星像を出せていますが、
若干青色収差が出ます。やはりMPCCⅢの方が良かったです。

やっとフードを作りました。


主鏡側も斜鏡側もドライエアを入れられるようになっていますが、
そこまで必要でない時にはフードで事足りるようにしたかったし、ハイビーム攻撃
に対応できなかったので作りました。

主鏡脱落防止爪(鏡に触れていない)をギリギリの円弧加工。


元々付いていたラバーもワッシャーも外したため、鏡とのクリアランスは0.8mm程度
となりました。元々は1.5mmくらい離れていたので丁度良い感じになった。

before


after


これだけ爪が直線的にかぶさっていればヒゲも出ますよね。
かなり改善されたと思います。

お星が三角形になる原因はコレ。


ナイロンビス三箇所で主鏡を止める構造です。
上記の爪は主鏡に触れていないので、このナイロンビスを緩めると鏡が抜けて
しまいます。案の定、それなりに強く締めてありました。
この鏡筒は光軸調整機構や接眼部、スパイダー、鏡筒が良く出来ているのに、
肝心の鏡固定方法と脱落防止爪がイカンかった。
鏡が動かないようにするには、ナイロンビスを締め付けるしか方法が無い。
そりゃ~、お星が三角形になる道理です。
  |
  +->迷わずバスコーク着け!! これでイイのだ。


と言うことで、

ZWO-CN15F4はきっと素晴らしい星像を見せてくれるに違いありません。
GWが楽しみだニャ。

ところで、

しばらく使っていなかった90s赤道儀にこの鏡筒を付けてみたら、ベストマッチでした。
K-1を24mm角で使うなら、十分にアリな星像なことは分かっています。
もしかしたら、もうチョット広く使えるかもしれません。
広写野なので目盛環導入でアッサリOKなため、自動導入の必要性を感じません。
大きなバッテリーも要らないし、5cmF4ガイド鏡と小型省電力ノートPCがあれば
一晩撮影出来てしまいます。以前、10cmF6改造鏡筒で撮影していた頃は冷却CCDも
フル装備で頑張っていましたが、現在はGN-26s改+GINJI-300FNとアトラクス改+VISAC
がそれらを担当しています。特に300FNの集光力と1220mmF4というのは強力で、
冷却CCD撮影はこれ一択となってしまいました。

もうすぐK-1が来るため、
VISACのF9やF6.4での撮影もアリかもしれません。
F9でもISO12800の5分ならかなり写るでしょう。それを4枚スタックする程度で
かなり見られると予想しています。アトラクス改はE-ZEUSⅡ仕様なので自動導入が
出来ます。系外銀河リストを作成するには丁度良いかもしれません。
300FNで粉銀河を撮影するにも、何処に何があり、どんな状態なのかをハッキリさせる
必要性を強く感じています。その目的に使えるかと・・・(^^♪

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IMAGE Transmitter2が来た

2016-04-25 10:21:00 | 撮影機材
リコーイメージングがIMEGE Transmitter2をK-1対応にアップデート
すると発表したので、早速リコイメのストアから購入しました。


たかがリモートソフトですが、2万円以上もします。
まあ、"for 645Z" と書いてあるのでプロ用スタジオツールという立ち位置
なのでしょうね。その点、EOSユーティリティー等はエライなあ。
ところで、K-1の発売に間に合うように慌ててポチしましたが、対応アップデートは
5月31日らしい・・・org

for 645Z の文字が悩ましいですねえ(^^♪
このソフトは645Z用なのかあ~、そうか645Z用なのだなあ。
対応筒持ってないよなあ~、CCA250やFSQ130EDやFSQ106EDやVSDですかねえ。
645Zミラーレスって出ないかなあ~?
その前にK-1ミラーレスがあっても良いですね。

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Test_ORION_DSIC_on_Win10

2016-04-21 19:26:00 | 撮影機材
Win10ではセキュリティー関連がとても厳しくなりましたね。

Bitlocker、セキュアブート、ドライブの暗号化、極めつけは”EVコードサイニング”。

これらの設定がデフォルトで入っている為、Paragon Hard Disk Manager 15などの
フルバックアップソフトの運用がめんどくさくなりました。
セキュアブートをOFFし、ドライブの暗号化を解除しないとWin10上からも、WinPE相当
USBリカバリーメディアからもシステムを含むフルバックアップは出来ません。
もちろんWin10には初めからこれらの機能が実装されていますから、普通はそれを
使えば問題ないです。

・回復ドライブ(16GBのUSBメモリーに作る)→要は工場出荷時のリカバリーメディア

・バックアップ(システムを含む)→起動ドライブの丸ごとバックアップが可能

・修復ディスク→回復ドライブの一部機能で、バックアップファイル等があれば復旧可能

ただ、フルバックアップはどえらく時間がかかります。
今までず~っと専用ツールを使って来た身からすると、ウットオシイことMAXです。
ま、
そんなこんなで適材適所に使い分けることにしました。

んで、

一番厄介なのが”EVコードサイニング”ってヤツですよ。

ググッてもらえば分かりますが、要はMS認証ドライバーしかインストールを認めない!
ってな仕組みですよ。いままで自作ドライバーを作っていた人などはぶっ飛んじゃう。
認証を貰うには法人角印を押してお金を払ってお願いしなきゃならんとのこと。
しかも、年間契約で\75,000.-/年ぐらいかかるって話ですよ。
安全になるのは有難いですが、これじゃあ面白くもねーぜ!!って人多数でしょうね。

と言う訳で、前置きが長くなりましたが手持ちの冷却CCD関連をWin10環境でテスト
した訳です。テスト中の図↓


先日買ったASUS T100HAでのテストです。(Win10_Home_64bit)

・ORIONのSterShootDeepSpaceImagingCamera(SSMonoⅢとSSPro Ver,2.0)

・MaxImDL Pro Ver,6.12最新版

・PHD2 Ver,2.6.1 + QHY5L-ⅡM

・ORION NautilusFilterWheel 7X1.25"

・E-ZEUSⅡ+SuperStarⅤ(5.01update)

・ステラナビゲータ9&10

です。

<結果>

・ORION NautilusFilterWheel 7X1.25"だけ動かなかった。

です。
このフィルタホイールはまだ現行品なので何も心配していませんでしたが、
まさかのアウト判定となりました。(-_-メ)
昨晩、米ORIONにメールで確認をしましたところ、

Hello,

Thank you for contacting Orion Telescopes & Binoculars.

Unfortunately the Orion Nautilus Motorized Filter Wheel is only compatible with
Windows XP, Vista, 7 and 8 at this time. We regret any disappointment that this may cause.
If we may be of further assistance please do not hesitate to contact us.

Regards,

という、まさかの回答が来ました。(ORIONのサポートは親切で早いですが)
彼らもこの製品がWin10で動作しないことに落胆と失望していると書いて来ました。
色々調べた結果、NautilusのファームウェアがWin10のUSB規定に対応できず、
仮想シリアルポート(COM8)なんて所に押し込まれていました。
それで、Win10側としては正常に動作しています・・・とデバマネが言って来ます。
USBデバイスとして認識されていなければ、フィルタホイールソフトもASCOMドライバー
も無慈悲にErrorを返すだけです。
ORIONは”今のところ動作しない”と言っていますが、ファームアップが出来なければアウト
でしょうね・・・これは悲しい。

----------------
追記_2016/04/22

返信に、

NautilusFilterWheelの新ファームウェアまたはドライバが必要ですね。
対応するのですか?

と聞いたところ、

Dear Kasahara:

Thank you for contacting Orion Telescopes & Binoculars.

Yes, we've been advising that we are working on new drivers for the unit.
I'm sorry to say that we do not have an estimate regarding a time frame for completion.
Once they are available, you will be able to download new drivers from our website free of charge.

Best regards,

と帰って来ました。
時期を明言できず申し訳ないが、このユニットの新しいドライバーを開発している。
完成したらWebサイトから無料でダウンロードできるよ。
といった内容です。
おお、ドライバーで何とかなるんかい(V)o¥o(V) そりゃ楽しみだわ。

追記ココまで。
---------------


一時期消えていた64bitドライバーやASCOMドライバーが古いながらも復活し、
ダウンロードできるようになっていました。(内容は2009年辺りのままですが)
既に全部入手済みだったので新たなダウンロードは削除しました。

結果的にはNautilus以外、全て動作しました。
CCDは3台ともASCOMデバイスとして認識され、E-ZEUSⅡはFTDIの仮想COMポートドライバが
勝手にインストールされてアッサリ稼働。
SuperStarⅤとのコネクションもCOM8として順調に動作しています。

思ったよりも順調に動きました。
と言うのも、米ORIONは元々ソフトウェアを得意とした会社だったらしく、ちゃんと
認証ドライバーとしてインストールが出来たからだと思います。
古いドライバーでも、MS認証コードが入っていればWin10でも入るんだなあ~という感想です。

僅か10.1インチのT100HAですが、ビックリするくらい使えます。


現在遠征で使っているThinkPad SL510よりも遥かにバッテリーが持続し(11時間)、
Powerd USB3.1C->2.0変換ケーブルでUSB Hub経由で一通り動いてしまいました。
画面のCPUグラフはPHD2でガイド中、かつ、CCDでFocus動作を1秒間隔で行っている所です。
ステラ10で内部時計リアルタイムをやっても45%程度にしかなりません。
搭載メモリーたったの2GB、CドライブはeMMC_64GB、プログラムインストール場所として
32GB_microSDカード(D:ドライブ)としてあります。
何れの使用量も50%程度にしかなっていません。ステラ9も10もフルインストールしてあります。

う~ん、惜しい! ホントにおしいぞNautilusFilterWheel。
まあ、フィルタホイールを使わなければL画像やワンショットカラー画像は撮れるし、
K-1ならQHY5L-ⅡM + PHD2だけで良いので全く問題無しな訳ですよ。
90sやGN-26S改では自動導入も必要ないので、K-1で撮る限り小さなバッテリーとオートガイダー
だけで済む訳です。たまにはケーブルジャングルの呪縛からも逃れたい。

<総感>

遠征用Win10_PCは非力な今時ノートで十分だと分かりました。
SSDやeMMC起動の省電力PCが最適ですね。なにせ、今回使ったASUS T100HAは10.1インチの
2in1ノートなのですから。

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K-1対応のIMAGE Transmitter2とLightroomプラグイン発表

2016-04-21 19:08:00 | 撮影機材
直前の記事で”K-1対応のIMAGE Transmitter2はまだ無い”と書いたばかりですが、
なんと、本日リコーイメージングがリリース発表!

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160421_010719.html

IMAGE Transmitter2だけでなく、

「PENTAX Tethered Capture Plug-in for Adobe® Photoshop® Lightroom® (Simple Version)」のアップデータ(Ver.1.1.0)

も発表してくれました!(^O^)/
但し、現時点ではまだダウンロードできないようです。
何れにせよ良かったです。

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K-1対応のIMAGE Transmitter2はまだ無い

2016-04-20 12:56:00 | 撮影機材
K-1発売まであと一週間となりました。
八百富さんからは発売日お届けの連絡が来ています。


K-1を買う大きな理由の一つに、テザーソフトであるIMEGE Transmitter2への
対応があります。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/imagetransmitter2/

天体撮影を行う場合には必須と言っても良い機能だからです。
ただ、未だにHP上でK-1に対応したアップデートが上がっていません。
本日リコーイメージングに確認したところ、まだ対応が間に合わないそうです。
いつ頃アップデートされるかも未定とのこと・・・
IMAGE Transmitter2は2万円以上するため、アップデートが上がってから
購入した方が良さそうですね。

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県民の森で春の銀河撮り

2016-04-12 17:31:00 | 天体写真(冷却CCD)
昨晩は絶対晴れの気圧配置だったので重機材を持って県民の森へ
行って来ました。demioさんやsekitaさんともお話が出来、久し振りに
楽しい一夜でした。ただし、とても寒かったです!なんと氷点下ですよ。

まずは筒慣らしでM63を撮影中(北東方向はかなり明るいです。)


撮像時間は全て1カット5分です。

M63 , L=10,R=4,G=3,B=3 , 100min Total(シーイング悪いです→5"角ぐらい)


L画像


反転画像(内部構造が面白いほど分かりますね)


NGC4565を撮影中(この方向は結構使えます。)


NGC4565 , L=11,R=2,G=4,B=3 , 100min Total(シーイング良いです→2"角くらい)


L画像


反転画像(NGC4565の向こうに無数の粉銀河が見えます。宇宙は不思議だあ~)


------------------------------------------

撮影日時:2016/04/11-12
撮影場所:埼玉県民の森駐車場(標高800m)
天候:快晴、強風、結露無し
気温:3℃ -> -2℃
星空指数:60
シーイング:2/5 -> 4/5 , 夜半までは5"角くらい暴れていた。

撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoⅢ(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Orion 1.25"LRGB Filters
コマコレクター:MPCCⅢ

赤道儀:GN-26S赤道儀改+E-ZEUS改
ガイド:50mmF4ファインダーガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.50

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.10
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

------------------------------------------

大陸からの高気圧前衛で春の全線が出来、夜半までは5mくらいの風が
吹いていました。上層大気も暴れてシーイングは最悪。
23時頃からはスッポリと高気圧の中に入り、風も止んでシーイングが一気に
改善されました。明け方4時にはもう高気圧の後端となって再び強風が吹いて
来ました。春の天気を読むのは難しいですね。

ダークもフラットも撮りませんでした。
おかげで画像処理に難儀しました。やはり、ちゃんと撮らないとイケませんね。
こんな明るい空では背景がムラになるし、今回は何故かダークムラ?みたいな
シェーディングノイズがかかっていて難しかった。いつもはこんなの無いの
ですが、何か間違ったことをやったか??

バードストライクならぬ、エアプレーンストライクを4発もくらいました。
この狭い写野に見事に一晩で4発。そう言うカットに限って良く撮れていたり
するんだよねえ~。

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今夜は県民の森へ帰宅します。以上!

2016-04-11 16:46:00 | 天体写真
宵には強風も収まると思うし、今夜は晴れるでしょう。
重いのを持って県Pへ行ってきます。って、最近しょっちゅう通過
してはいますが・・・(^^♪

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