宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

VISAC+レデューサ2を試す

2014-05-31 15:56:00 | 天体写真(PENTAX K-5Ⅱs)
昨晩は大雨になる可能性がありましたが、VC200L+レデューサ2の試写
のために奥秩父へ行って来ました。
夜半から薄明開始までは何とか晴れたので数枚撮影出来ました。

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<共通データ>

日時:2014/05/30~31
場所:栃本ヘリP 標高1030m
赤道儀システム:ニューアトラクス + EZEUSⅡ+ ひのきスーパーピラー
鏡筒:VC200L+レデューサ2 , 1278mm 直焦点
ガイド鏡:RFT80(8cmF5)
ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM + PHD
カメラ:K-5Ⅱs
フィルター:なし
気温:**℃
シーイング:4/5
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M106付近 , ISO1600 , 1X10min


NGC7000の先っちょ , ISO3200 . 1X10min


M8 , ISO800 , 2X10min , 20min Total


今回はVISACにレデューサ2を付け、周辺像などを確認するための試写です。
K-5Ⅱsの周辺まで使える星像ではないでしょうか。
尚、ピント合わせはかなり適当ですのでもっとシャープになる筈です。
VISACはかなり高性能な鏡筒だという印象ですが、
太いスパイダーの影響は避けられません。強い画像処理を行うと
星が四角くなるのは他の鏡筒と同じです。
大画素+広写野で威力を発揮する鏡筒だと思います。

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降臨 邪悪な者よ

2014-05-29 17:49:00 | ノンジャンル
ダークなオーラを身にまとい

  人知れず人間界に紛れ込む

    まだ、 誰も気付いてはいない



     闇の世界へ



他の者とはクウォリティーが違うのだよ





お前、今日は体育祭だろーよ。
ご苦労なこった。

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定番チャージャーを買いました。

2014-05-29 16:02:00 | 撮影機材
ACDelco AD-0002です。


G&Yuの115Ahディープサイクルバッテリーと合わせて買いました。
今まで使っていたものは20年以上も前のモノでして、流石に買い換えました。
寿命だと思われた85D26Lに6Aでガンガン充電できてしまった。


あれ?もしかして軽いサルフェーションを起こしていて常に充電不足だったのか?
何しろ5時間率で55Ahのバッテリーが3Aで4.5時間しか持たなかったのだから、
13.5Ahしか無い計算でした。しかし、AD-0002の6A設定でエラー無く充電で来たと
言うことは、まだ使えるかもしれない。(セコイなあ)
計算上では47Ah程度まで回復していることになるのだが、如何に。

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復活のアトラクス_フィールドテスト2

2014-05-24 20:43:00 | 撮影機材
5月23日の夜に横瀬町の山の花道駐車場へ出撃しました。


あ、明るい! きのこ茶屋の看板照明も以前より明るいなあ~(*_*)


ここは長焦点以外使えないかもしれません。
暗く無いので気分も出ません。更に、この時期から夏場は秩父盆地に
ガスが発生し、丁度この辺りが境目になります。
できれば県民の森まで上がった方が良いと思います。
今回も直ぐそこまでガスが・・・

フィールドテスト2では実践投入を想定してアレコレ撮影しました。
ガイド鏡を筒先に付けたので、たわみでガイドが流れないかも確認します。
1800mm直焦点と言うことを考えれば、まずまずのヒット率でした。

M51 , ISO1600 , 3X10min , 30min Total


M101 , ISO1600 , 2X10min , 20min Total


M20 , ISO1600 , 4X5min , 20min Total


M22 , ISO800 , 4X5min , 20min Total


M16 , ISO1600 , 4X5min , 20min Total (激しくガス発生!)


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<共通データ>

日時:2014/05/23~24
場所:埼玉県横瀬町 山の花道駐車場 標高530m
赤道儀システム:ニューアトラクス + EZEUSⅡ+ ひのきスーパーピラー
鏡筒:VC200L , 1800mm直焦点
ガイド鏡:RFT80(8cmF5)
ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM + PHD
カメラ:K-5Ⅱs
フィルター:なし
気温:6℃
シーイング:3/5
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<総感>

・自動導入が素晴らしい。
 M101からM20が一発で入って来る。

・ガイド鏡はこの位置で大丈夫と判断する。
 特に系外銀河を撮る場合にはオフアキよりも精神的に良い。

・おおむね0.5秒~2秒の設定でガイドしたが、M16だけは5秒とした。
 赤道儀の追尾精度が良いので、あまり頻繁な修正が必要無い。
 案の定M16は1枚も流れていなかった。

・VC200LにはLPS-P2などのフィルターが付かない・・・
 旧レデューサーならM55→M48変換フィルタリングが使えるようだが、
 レデューサ2には、なんとこのM55が切って無い。なんてこった!
 更に、直焦点システムにも付かない。
     |
     +->未だにそうだったかのか→Vixen

・ノートパソコンをバッテリー直結にしたら、なんと消費電力が49%
 も減少した。

・結局、今回もバッテリーが4.5時間しか持たなかった。
 パソコンやE-ZEUSⅡシステムの総消費電力は詳細に測定したので、
 もうこの85D26Lバッテリーは寿命となったようだ。
 しっかり計算したら、15Ah分の仕事しかしてくれなかった。
 流石にディープサイクルバッテリーにしよう。

・ひのきスーパーピラーはビクともせず快適。
 但し、設置場所が平らでないと苦労する。車の直ぐそばでないと
 更に苦労する。

以上の結果より、

どうやらこのシステムは実践投入して問題ないだろうという結論です。
よって、本テーマはこれにてオシマイ。


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復活のアトラクス_オートガイドテスト

2014-05-14 14:45:00 | 撮影機材
まずは結果から。
PHD Guiding 1.14.0にてQHY5L-ⅡMが正常に動作しました。


グラフ前半は常に水蒸気でモヤモヤしており、3等星が確認できない状態。
グラフ後半は水蒸気が見た目に無くなり、3等星が見える程度です。

M81 , 315sec


M27 , 218sec


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<庭にてQHY5L-ⅡMオートガイドテスト>

ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM:1/3inch , 3.75 X 3.75[μm] , 1280X960

ガイド鏡:RFT80(8cmF5)

赤道儀:ニューアトラクス改_E-ZEUSⅡ仕様

RFT80をVC200Lの先っぽに付け、天頂ミラー併用で固定した。
1800mmをガイドするに十分かを検証する。

・ガイドケーブルは無改造でE-ZEUSⅡにつながった。

・キャリブレーションの時間が多少掛かるが、500ms指定で上手く行った。
 ガイドも成功。3等星が見えないような水蒸気だったが、ガイド星が無い
 ということはなかった。

・3.75μm , fl=400mmなので、tan-1(3.75/400000)=1.93"角である。
 0.5Pixel補正でも0.97”角であり、実用分解能的には十分と考えられる。

 一方、VC200L + K-5Ⅱsは4.81μm , fl=1800mmなので0.55"角となる。
 VC200Lの分解能が0.58"角なので、数字上はほぼピッタリである。
 実際にはシーイングの影響で2"角以下の解像は難しい。

 K-5Ⅱsの素子を3X3マトリクスと考えても1.65"□である。
 この程度が最高分解能と考えられるので、0.5Pixel補正でガイドすれば
 実用上問題無い筈である。

・ガイドケーブルとUSBケーブルが1.5mではイマイチ短すぎる。
 あと1m長くても良い。

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QHY5L-ⅡMは昨日到着し、夜になってからドライバのインストールや、
最新のPHD、ASCOM Platform6などを一気に入れ込み撮影テストまで行いました。
この空でガイド星が見つからないことが無かったので、C-MOSカメラとしては
高感度だと思います。3.75μmという細かい画素は、計算上はシンチレーション
限界以下でガイド出来ることになります。今までは5cmF5+SSAGでしたから
少しもの足りませんでしたが、8cmF5は400mmなので日本の空ではもう十分な
解像度でガイドが出来るのではないでしょうか?

VC200Lの筒先に付けていますからたわみが心配ですが、
指向後15分程度すれば落ち着くような気がします。
無理にオフアキにしてガイド星が無いよりはマシな気がします。


コメント (4)
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QHY5L-ⅡM開封の儀

2014-05-13 19:41:00 | 撮影機材
アトラクスシステムのガイドカメラはコレ↓にしました。


画素が小さく高感度のようですから、無理にオフアキ化しなくても
良い可能性があります。鏡筒の剛性は別ですけどね。


〇主な仕様
・CMOSセンサー:APTINA MTQMO34
・フォーマット:1/3インチ
・有効チップサイズ:4.83mm×3.63mm
・画素数:1280x960
・ピクセルサイズ:3.75×3.75ミクロン
・読み出し形式:プログレッシブスキャン
・シャッター:ERS(電子回転シャッター)
・露出時間:20マイクロ秒~10分
・Q.E(量子効率):74%
・フレームレート(最大): 30FPS:1280×960
44FPS:1024×768
75FPS: 800×600
106FPS: 640×480
200FPS: 320×240
・AD変換: 14bit (出力8bit)
・ダイナミックレンジ: 115dB以上
・望遠鏡への取り付け:31.7mmアイピースサイズ
・フランジバック:10.4mm
・重量: 45g (付属同焦点リングを除く)
・カメラサイズ:直径3l.6mm 全長 52mm
・電源供給: USBより
・消費電力:0.64W
・ガイドポート:RJ11 6pin
・USBインターフェース: USB2.0 High Speed
・対応OS:windows xp 32bit , windows 7 32 and 64bit windows 8 32bit windows vista 32bit
・対応赤道儀:ST4互換
ビクセン:STARBOOK / STARBOOK-S
セレストロン:CGEM /Advanced
スカイウォッチャー:EQ3GOTO / EQ5GOTO / EQ8
ケンコー:SkyExplorerEQ6
・付属品:ケース、同焦点リング、USBケーブル、ガイドケーブル、31.7mm延長チューブ、日本語取扱説明書
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ThinkPad SL510の電源をバッテリーから直に取る

2014-05-13 18:20:00 | 撮影機材
先日のフィールドテスト1ではバッテリーが4.5時間しか持ちません
でした。このバッテリーはMPVで5年間使った85D26Lのお下がりですから、
もう寿命でしょうね。動いていることが不思議なくらいです。

そこで、バッテリーを新しくすればどの程度違うのかを検証しました。

1.SL510がACアダプター無しで動くか?

  純正ACアダプターはAC100V入力→DC20V出力、65Wです。
  これのDCジャック部をちょん切ってDC12Vを入れてみましたが、
  まったく反応無し・・・


2.純正Li-ionバッテリー10.8[V] , 4.4[Ah]を抜き、DC12Vを直結。


 直結したバッテリーはDC12[V] , 5[Ah]のシールドバッテリー。
   |
   +->結果

       正常に動作した。(ステラ9を10等星リアルタイムで負荷25%)
       スタート時12.50V、3時間後11Vでカットオフ。
       その後15分で8.8Vまで急降下。よって、実用3時間です。
       計算すると5Ah/3A=1.66[A]

3.純正Li-ionバッテリーを抜き、外部DC12[V]を配線。


4.E-ZEUSⅡシステムは45[W]maxです。
  追尾中は20[W]程度なので、平均25[W]で間違いないでしょう。
  これはDC24[V]を必要とするため、やむなくDC-ACインバーターを使っています。
  DC-ACインバータの効率は公称85%となっていましたが、80%で計算。

  
  インバータの入力電流=AC100V側の電流0.25A X AC100V/(DC12VX0.8)=2.1[A]

フィールドテスト1ではACアダプターを使ったのでSL510は2[A]、
E-ZEUSⅡは2.5[A]程度と考えられます。合計4.5[A]です。
しかし、SL510用ACアダプターが結構発熱するため、損失分を1.5[A]加算し、
6[A]というのが遠からずの値だと思います。
 |
 +->これで4.5時間しか持たないということは、
      6A X 4.5h = 27Ah しか無いことになります。

   う~ん、たぶん・・・そんなもんでしょうね
   85D26Lは新品時の5時間率容量が55Ah程度ですから、これをMPVで5年間
   使いまくり、望遠鏡用にしてから既に1年経っていますから(^^♪
   約半分の性能になってしまっています。

では、

新しい90D26Lに変更したらどうでしょうか?
5時間率で56Ahのバッテリーですから、56Ah / 6A = 9.33時間 持つ計算です。
SL510をDC12V直結にして効率を上げ、消費電流を2[A]で見積もると4.5[A]
となり、12.4時間も持つ計算です。

更に、冷却CCDがDC12[V] , 1.5[A]なので合計6[A]となり、9.33時間使える
ことになるようです。一晩持つかな?
120E41Rバッテリーなら88Ahですから14.6時間となります。
冬場の電圧降下は、何もしないと50%ぐらい性能が落ちますから保温必須としても、
120E41Rならフルシステムで一晩持ちそうです。

キャンピングカーみたいに120E41Rクラスを2個パラして1KWクラスの
DC-ACインバーターを組むと、入力側の電流が恐ろしく大きくなります。
例えば400W取りだすにはDC12[V] , 37[A]も必要です。
800Wだと74[A]!!!
考えただけでも怖い電流量ですね。ケーブルが簡単に溶けちゃいます。

と言うことで、オールAC100[V]電化システムにするのは無駄が多すぎ、
あまりやりたくないと言う結論です。(今のところ)


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復活のアトラクス_フィールドテスト1

2014-05-11 23:24:00 | 撮影機材
5月10日(土)は県民の森でフィールドテストを行いました。
20時頃に到着してやっと組み立てたら薄雲だらけになっていました。
月が明るいので誰も居ないだろうと思っていましたが、
お一人いらっしゃいました。なんと、大きなテントで3泊めとのこと。
ツワモノですね~(^^♪ G11+ε180でいろいろテストだそうです。
私もテストなので意気投合し、アレコレ話して楽しい闇会となりました。

お、2時ごろから急に晴れて来ました。


画像を差し替えました。
やはり、フィールド用ThinkPad SL510とPaintShop_Xでは星雲の色がサッパリ
分かりませんね。アレでも見られるだろう・・・と思って投稿したのですが、
ひどい画像でした。

M27 , ISO6400 , 11X45s , 495sec Total , ノータッチトラッキング


写野ズレは自動導入の精度記録のために修正していないからです。
50%表示を切り出して星像の確認。やはり1800mmでは大きいですね。


M57へ


M4へ


1枚目の木の写真を見てもらうと分かりますが、凄い風です。
今回私はノータッチトラッキングでしたが、G11の方はガイドグラフが
大暴れだとおっしゃっていました。

<フィールドテスト1の結果>

・ギア比、総パルス数は正しかった。

・導入速度は赤経、赤緯共に280倍速程度、モータ電流50%弱で問題なかった。

・基本的に近場の星で度々プリセット運用→問題なし

・TE->TW , TW->TEの山越え導入でも一応視野には入ってくる。
 光軸と赤緯軸との直交度が出ているわけが無い為、これで十分。

・駆動音は静かでヒュイ~~ンってな感じ。性能良さそうな音です。

・追尾性能は上記の通り。
 1800mmノータッチで60秒ならほぼ点像になります。
 極軸は一発合わせのままでした。

・極軸望遠鏡も正常に使えました。アトラってSX極望だっけか?

・高速、中速、ガイド速度も駆動方向も大丈夫。

・ピラーの強度・・・申し分なし!

・E-ZEUSⅡとSuperStarⅣの通信安定性→7時間連続使用でノートラブル。

・SuperStarⅣの”地上マーカー”→天頂を使用し、予め接眼部で水準器出し
 を行ったVC200Lにて1発目から恒星の視野内導入が出来た。
 この機能は疑似アブソリュートエンコーダーの様で有り難い機能ですね!

・E-ZEUSⅡシステム+ThinkPad LS510を85Dバッテリーで何時間稼働出来るか?
 をテストし、10℃時4.5時間を記録しました。
 11V電圧降下アラーム発生後にThinkPadを他のバッテリーへ移し、
 E-ZEUSⅡシステムのみとしたところアラームが停止。
 その後1.5時間ノーアラームで駆動できました。
 E-ZEUSⅡシステムは45W max.なので、85Dバッテリーで冬場も一晩OKでしょう。

以上、総じて何ら問題なくフィールドテストが完了しました。
アトラクスもE-ZEUSⅡもVC200Lでのデジイチ撮影も初めての使用です。
夜半までは薄雲だらけで、晴れ間でもシーイングが非常に悪かったです。
その上に強風。2時ごろに一気に晴れたので、1時間勝負で色々なテストを
行いました。VISACの星像は結構良い印象です。

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<共通データ>

日時:2014/05/10~11
場所:埼玉県県民の森駐車場 標高850m
赤道儀システム:ニューアトラクス + EZEUSⅡ+ ひのきスーパーピラー
鏡筒:VC200L
カメラ:K-5Ⅱs
気温:10℃
シーイング:2/5 -> 3/5
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復活のアトラクス_自動導入システムの取り付け

2014-05-08 19:37:00 | 撮影機材
復活のNew ATLUXの自動導入システムはコレ↓にしました。


E-ZEUSからE-ZEUSⅡになって日が浅いので、この箱でのリリースは
1号機かもしれません。
星図ソフトはSuperStarⅣとしました。


ステラナビが重くなりすぎたので、SuperStarⅣの軽さは有難いですね。
いろいろなパラメータ設定を行い、稼働できました。良かった(^^♪


一通りの動作をやりながら振り回してみましたが、今のところ正常に
動いているようです。追尾周波数が128.89[Hz]なので滑らかです。
その分最高速度が300倍速程度になりましたが、そもそも山越えして
東西反転の導入まではやるつもりがありません。
近場の星からならば、全く問題ないでしょう。

E-ZEUSⅡはモータを含めて\205,000.-程度からです。
モータ種別や赤道儀の状態よってかなり価格が変動します。
小型赤道儀では割が合いませんね。
20万出せば最近の中型赤道儀が一式買えてしまいますが、
この当時のアトラクスは作りも良くて素晴らしい追尾制度を誇りますし、
何よりもバランスに優れたスタイルで好きなんです。

それに、E-ZEUSⅡは日本の優秀な天文エンジニア有志が作り込んできた
歴史があり、完全なる日本製です。
費用対効果は大きな赤道儀ほど発揮され、アトラクスは最小クラスでは
ないかと思います。

有志に敬意を表して金のエンブレムを!


イヤイヤ、ジャンクなもんでこの丸板も無かったんです。
仕方なく0.3mmの真ちゅう板で作ったらこうなったと言う次第です。

--------------

さ~てと、出来たぞ!
4月22日からスタートしたので、正味17日しか経っていません。
実働時間で考えたら随分とアッサリ完成したものです。
とりあえずベアリングのグリスは入っているので、赤経・赤緯のギア部
だけ新しいグリスを付けて使ってみようと思います。
ただ、なんだかクランプの効きが悪いのでオーバーホールは必須ですね。
そのうちにやります。


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復活のアトラクス_モータ取り付け偏

2014-05-07 14:45:00 | 撮影機材
アトラクスにモータを付けましたので書きます。
高精度に力強く駆動したいので、オリエンタルモータを選択。


赤経も赤緯も同じモータを使いました。
赤経軸は54歯、mo=0.75だったので28歯mo=0.75を選択。

モータ仮止め。


変な形の取付板はA5052材3mm板から現物合わせで作り、ギアの軸間距離
ピッタリに加工しました。
コネクタもこの板から出すことが出来たのでスッキリしています。


赤緯モータは実にピッタリ!


ギアは54歯、mo=0.75と36歯mo=0.75です。


始めはmo=0.8で設計して取り付け穴を空けましたが、
何とカバーに当たることが分かり、やむなく長穴加工でmo=0.75に変更。

これで赤道儀側の改造は一段落です。

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このGWは新月期だと言うのに一回も☆を見ていません。
殆どはアトラクスの改造に費やし・・・ウソです。
殆どは”古い我が家の改造天国”をやっていました。

・次男の部屋を畳からフローリングへ張替え。
・お隣さんとの境に長さ5.4m、高さ1.8mの木壁づくり。
・カメ池のコンクリート補強と竹柵の新設。
・台所の地下収納ふた作り。
・洗面台のフローリング床張替え。
・大型木製コンポストの製作。
・花壇にコンポストで出来た大量の腐葉土をすき込み。

アトラクスの改造にかけられたのは正味8時間ぐらいです。
床貼り職人のGWはアッサリ終わってしまいました。
次回は自動導入装置の取り付けを予定しています。

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