宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

粗悪バッテリーケーブルの末路

2024-07-20 21:34:59 | オフグリッド発電への道

太陽光自家発電システムのインバーターケーブルが燃えました。

マイナス側の1本が燃えました。

家庭用SOLAR1システムとして、12.8[V] 200[Ah] LiFePo4とGIANDELの3000Wインバーターを接続しているケーブルです。

GIANDEL 3000Wインバーターに付属されていたもので、21SQ x 2本使いです。(そもそも、2本使いは危ないのです。)

上段が当該SOLAR1システム、下段はSOLAR2で、こちらは24[v]システムです。

21SQ x 2本使いで使用していました。

設置場所は玄関で、かれこれ2年2個月になります。

毎日使用しています。

エアコン、冷蔵庫以外の家電は、ほぼ全てこの2セットで賄っています。(冷蔵庫の自動バックアップ電源には使っています。)

今朝もいつも通り、電子レンジ、T-fal、トースターなどを使って朝ご飯を作っていました。

T-fal (1250W)、トースター(1300W)をSOLAR1で同時使用すると2,550 [W]にもなりますが、

バッテリー側は1.2倍して3,060 [W]として設計しています。

AC-100 [V]側には20 [A] の過電流ブレーカ+20 [A] , 30 [mA]の漏電ブレーカが入っています。

なので、通常は2分以内にどちらかのブレーカが落ちて保護される仕組みです。

ところが・・・

今朝はT-falでお湯を2回沸かした後、トースターを使っている時に玄関から電気火災特有のイヤな臭いが

漂って来ました。

 

あ~、燃えたか・・・

 

案の定、トップ画像の状態になっておりました。

玄関でコレですから、もう少しで火災案件です。

でも実はコレ、想定内の出来事だったんです。

 

< なぜ燃えた? >

 ・中華粗悪ケーブルであった。

   マイナス側黒色ケーブルの1本だけが激しく燃えました。

   トースターは1300 [W]です。

   基本的にT-falとトースターの同時使用は行いません。

   今朝はT-falで2回お湯を作った直後にトースターを使いました。

   当然にケーブルは発熱状態であった筈ですが、21SQ x 2本使いなので許容電流は232 [A]です。

   1300 [W]のトースターを使うと、バッテリー側では1.2倍の電流が流れます。

   1300 x 1.2 = 1560 [W]

   1560 / 12.8 = 121.875 [A] です。

   21SQ x 2本使いであれば、設計上は余裕です。

     ところが、

     2年2個月の使用期間により、マイナス側黒色ケーブルのうち1本が徐々に劣化。

     おそらくは微小な抵抗値の違いから片方のケーブルに電流が集中し、時には

     1本の許容電流116 [A] を大きく上回って流れていたのでしょう。

     その度に芯線が少しずつ焼損して行き、最近では殆どの芯線が焼き切れていたもの

     と思われます。そのジュール熱にとうとう耐えられなくなり、被覆焼損に至った次第です。

 

   とは言え、

   これ程までになる経緯には理由があります。

   それは、元々のケーブル品質が粗悪であったという事です。

   最近信じ難い事件がありましたが、まさかリン青銅ケーブルではあるまいな・・・

   キチンとした銅線ケーブルであれば、21SQ x 2本使いでも、ここまで危険な焼け方は

   しません。もちろん銅線に見えますけど、芯線の品質が悪ければ素線焼損も有り得ます。

   なので、

 

ケーブルの2本使いは危険なのです!!

 

21SQ x 2本 ー> 38SQ 1本に作り変えました。

205[A]対応のキャブタイヤケーブルを50[cm]に切断して使用。

IV , KIV , HIVケーブルだと38SQで161~198 [A] ですが、このキャブタイヤケーブルは205 [A] 対応です。

試しにT-falとトースターを同時に使用してみましたが、AC-100 [V] , 20 [A] の過電流ブレーカが落ちました。

合計2550[W]ですから、20[A]x1.25=25[A]、つまり2500[W]の仕様。

流石Panasonic、日本製の過電流ブレーカは正確ですね!

ちなみに、

2550[W]時にバッテリー側は3060[W]ですから、3060 / 12.8 = 239 [A] も流れる計算です。

このまま10分も流したら、流石に38SQケーブルでも限界になってしまいます。

なので、上記2重のブレーカで保護する訳です。

 

<安全運用のために>

 

SOLAR1とSOLAR2は家庭用太陽光自家発電システムの検証用装置です。

当初より予備電源システムとして運用しており、趣味と実益を兼ねた実験装置です。

しかしながら、

これまでにも粗悪ダイオード焼損事故という火災危機案件が発生しており、

完全無人運用には至っておりません。

そもそも、

こんなエネルギー爆弾みたいな物を室内に設置するべきではありません。

 

 ・本格運用するなら48[V]システムを組んで、屋外の金属製防火ロッカーに設置するべき。

 ・大容量リン酸鉄リチウムイオンバッテリー、大電力インバーター、ヒートシンク付きダイオード、

  信頼できる日本製ケーブル、日本製漏電ブレーカ、日本製過電流ブレーカを使用する。

 ・太陽光パネルカットオフ手動スイッチを設置する。

 ・バッテリーカットオフ手動スイッチを設置する。

 ・温度コントロールを別途設ける。

 

などが必須でしょう。

2年2個月の運用検証により、流石に12[V]バッテリーシステムを家庭用に常設するのは危険すぎる・・・

という結論に達しました。まあ、当然ですよね。

200[A]も流せるケーブルを家庭内で使うべきではありません。

何しろ高額だし、加工し難いし、大電流の恐怖が付きまとうし・・・良いことが一つも無い。

48[V]システムなら50[A]なので現実的です。

今の2倍容量でも100[A]で納まります。

 

<総感>

 

2年2個月、毎日使っての感想です。

 

・リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(JITA , Li-Time)は本当に高性能である。

・インバーター(GIANDEL 12.8V , 3000W , xijia 25.6V , 3200W)は確かな製品である。

・RENOGY ROVER 40A , 20A は素晴らしいMPPTソーラーチャージコントローラである。

・RENOGY 100W、175Wソーラーパネルは良い製品である。

 世代が新しい100Wパネルの方が変換効率が良い。

一方で、

  ・中華大電流ケーブルは粗悪品で信用出来ない。

   これはGIANDEL 3000Wインバータに付属して来たものだが、ダメ品であった。

   インバータ自体は80点製品と言えるので勿体ない。

  ・中華逆流防止ダイオードは全くもって信用できない粗悪品ばかりである!

   何しろMC4コネクタの中に10A仕様のダイオードを、ヒートシンク無しで押し込み、

   チョン付けハンダで密封して10A製品としてAmazonで売っている・・・アホか!

   ソーラーパネルを並列接続する際に必要になる部品ですが、ヒートシンク付きで

   15A程度の製品なら安心できる。心配なので自作した方が良いかも。

 

まあ、こんな所でしょうか。

最近の中華製品は・・・って表現を使う時は、本当にしょうもないダメ品を掴まされた時です。

最近の偽装SSDなんて、本当に笑っちゃうレベルでスゴイ詐欺商品ですよね。

アレを作れる技術をまっとうな製品に使って欲しいとは思いますが、

あんなもん、速攻でゴミ箱行きで良し!!

な訳ですが、

大電流を扱う製品では、火災リスクが高くてシャレになりません。

まず、信用しないことです。

良いと思ったメーカ品でも、製作者の力量で当たり外れが多いため信用できません。

大負荷を掛けて実力を試さなければ、安心して使用できません。

火災リスクは自己責任で回避するしかないのです。

 

あ、

 

最近の中国製望遠鏡関連は良い物が大変多くなってきました。

特にファームウェア、ソフトウェア、エンベデッドシステムは素晴らしい!

赤道儀の機構関連の工作精度はまだまだですねえ~。

しかしながら、

チャレンジングな製品を数多く出して来るし、改良対応も早い。

社員も経営者も若いのでしょうね。

 

と、言うことでオシマイ。

GW以降天体撮影に行けていない・・・なんとかしてくれ~( ̄▽ ̄)

 

 

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ドスパラ raytrek G5 メモリー改装

2024-06-11 18:17:46 | 撮影機材

今度はドスパラのクリエイターパソコンである raytrek G5 のメモリーを改装しました。

元々はSAMSUNG PC4-2666 , 16GB x 2 = 32GB でしたが、

購入当初より調子が悪く、かなりの頻度でブルスク落ちしていました。

メモリーを抜き差しすると半年くらい問題なく動作するものの、

またブルスク落ち発生。

こりゃあ~メモリー耐性が無いか、劣化メモリー弾に当たったようです。

そこで、

いつもの Crucial CT2K16G4SFRA32A , DDR4 , PC4-25600 SO-DIMM , 16GB x 2枚セット品(ドスパラ購入品)

に改装しました。左がCrucial , 右が SAMSUNG です。

容量は同じですが、Crucial はDDR4 PC3200 , PC-25600 とワンランク高耐性品です。

改装後は順調に動作しているようです。

このチップセット辺りの放熱は大丈夫なのかなあ? と、チョット心配。

おお、M2. SSDがもう一つ入るではないか!

既にM2. 1TB SSD と1TB SSD(ATA3)が搭載されています。

こう言う拡張性の高さは、流石ドスパラですね(^^♪

グラボもGTX-1650が入っているのでまだまだ現役で使える個体です。

また新しいPCの購入が遠ざかってしまいました。

 

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ThinkPad E560も強化

2024-05-17 10:45:30 | 撮影機材

このThinkPad E560は現在遠征撮影に使用しているものです。

7世代Core i5-6200U , Win10_Pro , AMD Radeon R7 M730(2GB)  , Full HD IPSノングレアと言うスペックです。

昨年、遅っそい500GB_HDDを1TB_SSDに改装しました。

但し、メモリー8GB ・・・ <-ココを強化します。

CFD  D3N1600PS-L8G (SODIMM DDR3L PC3L × 2枚 ¥3,360.-(ドスパラ購入)

注意点はLowVoltage 1.35 [V] 品だと言うことです。

Amazonなどでは1.5 [V] 品やDual Specメモリーが更に安価で散見されますが、

主要パーツなのでドスパラ購入です。(緑基板の方)

ThinkPad系のPCはメンテナンスマニュアルもしっかりとしており、

内部へのアクセスも簡単に出来ます。(現行機種は知りませんけど)

4GBメモリー2枚を取り外し、8GBメモリー2枚をセットしました。

メモリーインターリーブも効く構成です。

グラボが別途入っているため、UMAでメインメモリーを喰われません。

15.9GB丸々使えるところがポイントです。

8年前の15.6inch機なのでやや重いですが、未だバッテリー駆動で3時間半(70%残)使えます。

観測所で撮影すると翌日にデータ処理をやりたくなりますが、メモリー8GBではやや足りませんでした。

PS_CCはグラボ未対応落ちしましたが、SI9では十分に実用的です。

PS_CCは仕上げ用なので全く問題ありません。

ThinkPad系のキーボードは打ちやすい上、簡易防水仕様です。

天体撮影用には最適で、2年ぐらいは延命できたでしょう(^^♪

 

 

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Lenovo C340を殻割アップグレード

2024-05-12 15:35:57 | 撮影機材

昨晩は遠征撮影に出掛けませんでした。

夕方までウダウダしていましたが、高層雲が出る予報だったので行きませんでした。

21時頃から関東でも薄雲が広がり、安心して眠ることが出来ました。(^^♪

で、

本日のお題はコレ。

Lenovo C340という約5年前のコンシューマ向けノートPCを殻割してアップグレード。

流石、IBM ThinkPadの流れを汲むメーカだけあり、C340 をネットに接続してHPのサポートへ

アクセスすれば、当該PCを検出してマニュアルやらドライバーをDL出来るんです。

更に、ハードウェア分解メンテナンスマニュアルまでDL可能です。

眺めていたら、

どうやらメモリー4GBオンボードで4GB_SODIMMが1枚刺さっている模様。

更に、2.5inch SSD増設スペースまである・・・(^^♪

んじゃあ~やるか!ってことで殻割。

メモリーは samsung 4GB SODIMM PC4-2666 が付いていました。

交換後のメモリーは crucial 16GB DDR4-3200 SODIMM (CT16G4SFRA32A.C16FT) です。

高速耐性がアップしているのでヨシとします。(ドスパラ購入品)

良い作りです。

メモリーシールドまで付いている。

この辺りはドスパラなどのBTOパソコンが及ばないところですね。

元々は 4GB Onboard + 4GB SODIMM = 8GB でしたが、16GB SODIMMに交換して20GBへ!!

おお~、ThinkPad Tシリーズかや!

メモリーインターリーブは使えなくなるけれど、本機はPhotoShopCC適合、かつ、Win11適合機です。

C:ドライブは元々M2._PCIe_512GBと高速です。

もう一つ、

15inch機には内蔵SSDエリアが付いていました。

迷わず crucial MX500 1TB SSD (ドスパラ購入品)を増設しました。

また旧PCの強化アップグレードをやってしまった。

¥18,160.-(税込)

これで超絶旧式の Core i7_2600K 16GB デスクトップPCに引導を渡すことが出来ました。

コリャ、流石に古くてPhotoSopCC不完全対応機だったのです。

モニターはHDMIで外部24インチ(1920 x 1200)へも出しているため快適です。

天体画像処理がかなり改善されることでしょう。(現状、私的にはコレで十分)

 

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C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星

2024-05-07 16:42:55 | 天体写真(冷却CMOS)

C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星も撮ってみました。

G380 , -10deg , 5x180s , 15min Total , OnlyDark(彗星基準コンポジット)

2024/05/04   20:52:30 - 21:04:30

500%拡大

------------------------------------------

撮影日時:2024/05/04
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴、微風、夜露多め
気温:7℃
星空指数:80
シーイング:天頂 4/5 , 低空 3/5

カメラ:ZWO ASI294MC-Pro
撮像鏡筒:Askar FRA300 F5 Pro
フィルター:LPS-P2

赤道儀:90s赤道儀OnStep改
ガイド:30mmF4 (RG630_Filer)+ ASI120MM + PHD2

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まだ鬼太郎の魂レベルじゃな。

 

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OnStep + PHD2 でテスト撮影

2024-05-07 12:13:05 | OnStep

M8,M20 , G380 , -10deg , 20X180s , 60min Total , DarkAndFlat(ノータッチトラッキング)

PHD2が使えず、やむを得ず3分×20枚をノータッチトラッキングしましたが、

1カットも失敗がありませんでした。

高精度なベルトドライブは平ギアで伝達するよりも良い感じです。

極軸合わせは90sの旧パターンでザっと合わせただけです。

300mmを3分間ノータッチ撮影できるなら、ガイド撮影をしなくても良いかもしれません。

 

NGC4592(青い馬星雲), G380 , -10deg , 20x180 , 60min Total , OnlyDark(ノータッチトラッキング)

たった60分で狙える星雲でないことは分かっています。

最低限10時間は必要そうですね。

 

M104 , G380 , -10deg , 11x180s , 33min Total , OnlyDark(ノータッチトラッキング)

 

M83 , G380 , -10deg , 20x180s , 60min Total , DarkAndFlat(PHD2ガイド)

4日に撮ったM83はPHD2ガイドが復活しています。

OnStepで初めてのガイド撮影です。

M8 , M20 でガイド不要なことは分かっていましたが、今回の目的はOnStepの機能テストです。

一応PHD2ガイド撮影を実施してみました。

 

アンテナ銀河 , G380 , -10deg , 5x180s , 15min Total , DarkAndFlat(PHD2ガイド)

 

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撮影日時:2024/05/04
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴、微風、夜露多め
気温:7℃
星空指数:80
シーイング:天頂 4/5 , 低空 3/5

カメラ:ZWO ASI294MC-Pro
撮像鏡筒:Askar FRA300 F5 Pro
フィルター:LPS-P2

赤道儀:90s赤道儀OnStep改
ガイド:30mmF4 (RG630_Filer)+ ASI120MM + PHD2

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テスト撮影なのでGain380です。

90s赤道儀+OnStepのテストなのでPHD2関連はノーマークでした。

しかし、世の常でノーマークの所がトラブルと言う・・・

いや、正確にはPHD2のカメラ選定間違いに気付かず、初日の3日はAGが出来ませんでした。

4日朝からアレコレ検証した結果、なんとPHD2もASI294MC-Proを使う設定になっていました。

PHD2のカメラ選定時にZWO ASI Camea(非ASCOMドライバ)を指定して接続しましたが、

先に起動してあるSharpCap4.1も当然にASI294MC-Proを使います。

既にSharpCap4.1がASI294MC-Proを使って連続撮像していると言うのに、

PHD2側でもASI294MC-Proでガイドするつもりで撮像出来てしまっていました。

本来ならASI120MMが選定されるべきです。

出発前にPHD2を最新版にアップデートしました。

撮像もガイドもASIカメラですが、最近はずっと安定して動作していたのです。

ところが、

3日はガイド撮影中にガイドカメラが居ません! エラー頻発で使いものにならず・・・

仕方なくノータッチトラッキングを決め込んで回避しました。

4日朝からの検証にて、PHD2側もASI294MC-Proが指定されていることを発見!

PHD2はASI120MMを使うように明示的に再指定。

して、

無事に動作した次第です。

 

全く、なってこったですよ。

2つのソフトが1つのカメラを取り合っていた訳です。

既に使用されているカメラを自動選択出来るんですかねえ?

ホント、出発前にソフトのアップデートなんかやるもんじゃないですね。

Windowsは勝手にやりやがりますけど。

 

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GWで疲れた猫がこちらです・・・

2024-05-07 10:33:43 | ノンジャンル

GWにいじくり回され、お疲れのようです(^^♪

ぐっはあ~~疲れた

放心状態

大丈夫でちゅか?

家族は来て良し、帰って尚良しだにゃ

 

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K-1Ⅱ+FRA300_F5_Proでカラフルタウン

2024-05-06 20:02:43 | 天体写真(PENTAX K-1&K-1Ⅱ)

ノーマルK-1Ⅱでカラフルタウンを撮りました。

構図イマイチ・・・赤は結構出るなあ~。

ISO3200 , 30X180s , 90min Total , NoDarkAndFlat

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撮影日時:2024/05/05
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴、微風、夜露多め
気温:7℃
星空指数:80
シーイング:天頂 4/5 , 低空 3/5

カメラ:PENTAX K-1Ⅱ
撮像鏡筒:Askar FRA300 F5 Pro
フィルター:LPS-P2

赤道儀:90s赤道儀OnStep改
ガイド:30mmF4 + ASI120MM + PHD2

------------------------------------------

PSのCameraRAW現像でTiff画像を作り、SI9でコンポジットだけを実施。

ダークもフラットも撮りましたが、SI9で処理するとダメダメ画像になってしまうため、

PSだけで処理しました。

なんでSI9だと色が出ない? ザラザラ画像になる? K-1Ⅱだから?

 

< 追記:2024/05/09 >

SI9でダークとフラットを当て、精一杯処理した画像がこちらです・・・(-_-;)

発色とフラットネスはこちらの方が良かも。

 

 

 

 

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K-1Ⅱ+アストロトレーサーで天の川

2024-05-06 15:19:19 | アストロトレーサー

久しぶりにK-1Ⅱでアストロトレーサーを使いました。

ISO3200で60秒撮影が出来るので有り難い存在です。

全てJPEG1枚撮って出し、データ付きです。

固定撮影10分

3時頃

修正版

ここの夜空も明るくなったものです。

入笠山での天の川は光害に悩まされます。

東の甲府盆地、南西の伊那、西の諏訪湖周辺と逃げ場がありません。

天頂は暗いのですけどね・・・(-_-;)

 

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入笠山天体観測所でOnStep実戦投入

2024-05-05 19:17:18 | OnStep

こんなに好条件なGWも少ないですね!

3,4,5日と観測所へ行ってOnStepの実戦投入他アレコレやって来ました。

 

都合によりフィールド展開。

Askar FRA300 F5 Pro + ASI294MC-Pro , K-1Ⅱなど。(間に合わせフードはご愛敬(^^♪)

お約束のXperia1 Ⅳによる星景。

24mm相当

24mm相当の撮影データ。

16mm相当

16mm相当のデータ。

ピントはAF指定でお任せです。

さて、

肝心の90s赤道儀OnStep改ですが、どうやら赤緯軸のギア比を間違えたようです。

赤経軸同様の144歯との思い込みで設定してしまいましたが、

自動導入時に赤緯軸の駆動量が全然足りませんでした。

赤緯軸の部分微動部を観察すると、ウォームネジの位置がどう考えても144歯の

径ではありませんでした。導入時の動きを目盛環で測定したところ、1.6倍位違います。

どうやら240歯のウォームホイールから切り出した軸のようです。

それだと240/144=1.666667 となり、測定結果と一致します。

思い込みとは恐ろしいものです。

早速修正して次回に再検証します。

<追記 2024/05/17>

その後の検証で216歯相当に落ち着きました。

まあ、

それ以外にもつまらないトラブルがありまして・・・

やはり新しい機材構成はすんなりとは行かないものですね。

とは言え、

最終的には思った以上の性能を発揮してくれました。

ではまた。

 

*入笠山天体観測所は私有地(別荘地)にあって、一般車進入禁止のクサリ柵があります。

 悪しからずご了承願いますm(__)m

 

 

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