宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

冬になりました

2010-11-28 11:56:00 | 森林
今年も”ゆず”が沢山なりました。
毎年ゆずジャムにしたり、お風呂に入れたり、鍋に使い
ます。ご近所にも沢山あるのですが、今は収穫される
こともなく、ボトボトと落ちるのを待つだけです。


ナンテンが真っ赤になると、間伐の季節となります。


ここは3月に間伐した林分。
放置林を山主さんから購入した650坪程の場所です。
平らな場所が300坪程あり、山では貴重です。山を坪で測るのも
おかしいですが、この程度の広さではカスみたいなものです。
木もボロイので、大きいのを残して殆ど伐ってしまう予定。
薪がシコタマ出るぞ。・・・シコタマって何だろう?沢山??


ご神木は、今日もゆったりとそびえていました。
超巨大紅葉は12月にならないと赤くはなりません。


世界が平和でありますように・・・

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お勧めの書籍

2010-11-27 12:54:00 | 森林
今日はお勧めの書籍を紹介します。
どれもが山暮らしと林業、森林について深く掘り下げられ、
実際にやってみた結果からの実用書です。
著者の大内正伸さんとの出会いから、私の人生が大きく
変わりました。机上の空論でない所が◎ですよ!



『山で暮らす 愉しみと基本の技術』絵と文:大内正伸
(農文協2,600円+税)初版2009年6月 AB版 144ページ
 オールカラー

目次:◯はじめに◯山暮らしの技術
とは?◯木を伐る、草を刈る◯石を
積み敷地をつくる◯水源と水路
◯小屋をつくる◯火を使う
◯あとがき

昔のワザを新しい感性で訊ね、
深めた山暮らしの基本技術を、
詳細なイラストと写真で紹介。

▼購入はこちら
アマゾン
紀伊國屋BookWeb
田舎の本屋さん
「田舎の本屋さん」のページで
細かい目次を読むことができます。



『図解 山を育てる道づくり』
安くて長持ち、
四万十式作業道づくりのすべて
田邊由喜男 監修 大内正伸 著
(農山魚村文化協会/1,950円)



『図解 これならできる山づくり
──人工林再生の新しいやり方』
鋸谷 茂・大内正伸 著
(農山魚村文化協会/1,950円)



『鋸谷式 新・間伐マニュアル』
 監修:鋸谷茂/著・イラスト:
大内正伸(全林恊/850円)

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エコエコアザラシ

2010-11-25 18:28:00 | 薪ストーブ
仕事場の室温が12℃を割ったので、薪ストーブに点火。
5年目のMS-310も、ストーブワックスで手入れしたら
新品のようになりました。


木端です。
剪定して出たクズを乾燥させたもの。ホント、まったく無駄という
ものが無い。灯油やエアコンを使わなくて良いというのは有難い。

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限界人工林

2010-11-18 13:15:00 | 森林
ヒノキは限界になっても折れません。
続きは間伐掲示板へ ↓

http://9004.teacup.com/eti_forest/bbs/t2/l50?from=bbsticker


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無責任にも程がある!

2010-11-18 12:57:00 | 森林
山持ちの感覚、どうにかしてくれ。
続きは、間伐掲示板へ ↓

http://9004.teacup.com/eti_forest/bbs/t2/l50?from=bbsticker


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ノスタルジー

2010-11-17 23:22:00 | 天体写真
19歳の冬、気合を入れて作ったポータブル赤道儀を背負って
伊豆ヶ岳に通った。五輪山は、皆伐されたばかりで木が無い。
28年もの昔だ。今は木が育ち、展望が無い。



八ヶ岳の展望台、平沢峠(獅子岩)。
まだ駐車場や売店など無く、静寂な、荘厳な世界があったのだ。






フィルムの時代には、こんな天の川が撮影出来た。


これは・・・ハレー彗星


ブラッドフィールド彗星のズームアップ!


レビー彗星


ヘールボップ彗星 at 狭山湖


野辺山にて(友人K撮影)


百武彗星 at 入間市


皆、光の海に消えて行った。
これからは、ここで宇宙(そら)を見なければならないだろう。

赤岳山頂より

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巨スギと超巨大紅葉

2010-11-17 23:06:00 | 森林
仕事場の裏山には、大きな木がある。
胸高直径150cm程の巨スギと、負けないほどデカイ紅葉だ。


まるで戦っているように見える。
実際、競いながら成長してきたのだろう。
地元のジイサマによれば、300年は、ここにあるんだそうな。


嗚呼、凄いパワーを感じるぜ。巨木が大好きです。

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子どもの遊び場

2010-11-17 22:11:00 | ノンジャンル
間伐材で掘立小屋を作ってみました。
”雨の日でも外で遊べるおうちが欲しい!”と三男が言ったので、
んじゃ、作るかって乗りです。元口22cm、3m×8本、4m×5本
のスギ丸太をマツダMPVに押し込み、1回で運んで来ましたよ。
MPV、すごいぞオマエ。

部屋から見たところ。


2階から見たところ。
我が家の庭にはコジャレタ木は無い。コナラ、クヌギ、エノキなど、
山に勝手に生えてる雑木ばかりだす。


柱は焼いて50cm埋め込み。たっぷりと木灰を叩き込んである。
こうすると腐らないし、シロアリも来ない。
雨が降るたびに木灰の強アルカリ成分が柱に染み込んで行く。
特に空気に触れ、かつ、濡れる土際30cmには効果的だ。


アサガオ用の縄組みをしたところ。後ろの昭和的文化住宅な母屋
より、遥かに強烈なパワーを発している。


屋根の先を尖らせたので、チョット大変だった。
棟木丸太、桁丸太のナタ目が分かるかなあ。


これで、雨が降ってもお外で遊べるね!

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薪ストーブの設置(自宅編)

2010-11-16 14:55:00 | 薪ストーブ
2年前、自宅に薪ストーブを設置しました。
その設置記録です。我が家は築34年の木造文化住宅(笑)です。
700軒もの家が密集する住宅地にあり、薪ストーブの煙に
対する理解は得られません。一度でも苦情が来たらオシマイだと
神経質になります。だから、基本的に夕方から翌朝までの運転
とします。不完全燃焼しないように煙突は真上直出しで、
薪ストーブは2次燃焼が出来るクリンバーン機です。

今回の設置にかかった費用は、
薪ストーブ+煙突+工事=20万円程度でした。
台所(キッチンって感じじゃないもんで)から北側の廊下に
向けて換気扇を設置したので、2階まで暖気が廻ります。
これ一台で2階家全部が暖まります。凄いですねえー。
灯油とエアコンの使用量が1/3程度に減りましたよ。

それでは、

先ず、設置スペースを決めます。
煙突の中心を決めておき、下げ振りで天井との位置関係を決め
ます。元々は電子レンジやら米櫃が置いてあった場所ですが、
開かずの勝手口を潰して、出窓ならぬ”出棚”を作り引っ越し。




天井に穴を開けます。
さすがに住宅の天井に穴を空けるのは勇気が要りますが、
失敗は許されませんので事前調査が大切です。
梁や配線があったらアウトですからね。


下げ振りで煙突の穴位置を決め、ドリルで穴を空けておきます。


炉台は普通のレンガを使います。
ちなみに台所への設置なのですが、床がショボかったので
事前にフローリングを張り直しました。古床の上に12mm合板、
その上にPanasonicのフローリング材12mmです。よって、
床厚が36mmにもなっています。これだけ厚いともの凄く丈夫
ですね。床下補強の必要が無いことは、もぐって確認済みです。
で、
その上にケイ酸カルシュウム板+レンガ接着です。


ホンマ製作所のHTC-50TXを置いてみます。
狭いため、背面と側面は耐火レンガ(ホームセンターレベル)
で囲って遮熱し、壁面とは50mmのエアースペースを取りました。
念のため、
壁面には12mm合板+タイガーボードを張ってあります。


煙突を取り付けます。
室内シングル→屋根抜き部は二重筒→屋外シングル→H傘トップ
です。天井の仕舞いはアルミ板をジグソーで丸く切りました。
メンテナンスが出来るように取り外し可能な構造です。
煙突遮熱板が逆向きなのは・・・妻が髪の毛を焦がすからです。


こんな感じになりました。
まったくもって庶民の薪ストーブです。
本当は囲炉裏も作りたいのですが、住宅地じゃ無理だわなたぶん。


冬の朝
いつもこうならないといけないので、父は5時半に起きて
火をつけているのだぞ。夏より冬の方が早起きってどうよ!


にゃにゃです。ずーっと番をしてるんですが・・・

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薪ストーブの設置(仕事場編)

2010-11-16 13:37:00 | 薪ストーブ
4年前、仕事場に薪ストーブを設置しました。
間伐の仕事をすると、丸太が沢山手に入ります。
普通は伐り置き間伐と言って、そのまま山に捨ててしまいます。
スギ・ヒノキは薪ストーブには使えないという人がいますが、
実用機ならば問題なく使えます。触媒付きの高級機には適しま
せんが、2次燃焼がクリンバーン機構ならば問題ありません。
今回の費用は薪ストーブ+煙突+工事=13万円程度でした。
高級機を業者に頼むと60万~100万円コースの嗜好品と
なりますから、いかに安いか分かると思います。

先ず、壁に穴を開けます。


外側はモルタルの為、ポンチで叩き切って行きます。


通気タイプのメガネ板をはめ込み、枠板を作ります。


内側のメガネ板には石膏ボードをはめ込み、隙間をシールします。
ここで手を抜くと、壁内に熱気が入って低温炭化→火災のリスク
が発生しますから、慎重にやります。


炉台として、230mm角のレンガを敷き詰めます。
一番下に12mm合板、その上にケイ酸カルシウム板、その上に
レンガです。耐火レンガである必要はありません。レンガは、
コンクリート用の接着剤で各5点止め+側面止めとしました。
これで十分です。壁とは25mmのエアスペースを置いて12mm
合板、タイガーボードを張ります。更に、0.3mmの真鍮板を
張って行きます。真鍮板は遠赤外線を良く反射するからです。




ホンマ製作所のMS-310を置いてみます。
灰受けの下に、遮熱用にレンガを4枚置きました。
床圧は200Kg程度になりますが、面受けしているのと、
床下が丁度コンクリートの壁上となっており安心です。
フローリングはパイン材20mm厚です。


室内煙突を取り付けます。シングルの一番安いタイプで十分です。
カーテンが危険ですので、後日対策しました。



外側はこんな感じ。
煙突掃除が楽に出来ることがポイントです。


煙突の完成です。
トップはH傘の一番安いやつですが、十分です。
と言うより、これが一番抜けが良く、掃除も楽なんです。



初火入れです。
その後4年間順調に運転し、今期で5年目を迎えます。


煙突掃除。
3箇月焚くとこうなります。掃除をすればヨシ。


掃除後です。
これで、また3箇月は安心です。


この4年間、冬場の灯油使用量はゼロ!エアコン暖房使用量も
ゼロ!電気炬燵は使用しません。ホットカーペット不要です。
当然燃料費はタダ。まあ、労力はかかりますけど・・・↓







コメント (2)
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