宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

SOLAR2システム稼働

2023-04-25 16:55:10 | オフグリッド発電への道

我が家の太陽光発電システムを増設しました。

今回は25.6V系で組み、電流を半分に減らすことが目的です。

手前の100WパネルX3枚を新設しました。

階段の上部に設置してあるのですが、下に花壇があるのでスカスカ配置としています。

玄関に設置したソーラーバッテリーシステムです。

今回増設したのは下段の黒い系システムです。

LiTime(旧AmpereTime)の25.6V_100Ah (2560Wh)バッテリーです。

最大1C放電が出来れば良いので100Aに耐えられるケーブルで大丈夫。

付属のケーブルは8SQ相当X2本使いのようです。まあ、大丈夫でしょう。

1300Wクラスの電子レンジを使っても暖かくなりませんでした。

インバーターはXijiaの24V 3200W品。

Amazon.co.jp: Xijia純正弦波 インバーター6000W DC 48VをAC 100V変換器50/60Hz 瞬間最大12000W 車から家庭用電源 非常電源・補助電源に 防災 太陽光発電 LEDディスプレー搭載 (DC48V (範囲40V-60V) 6000W) : 車&バイク

これが今回のメインです。

50/60Hz切り替えが出来るため、GIANDELインバータよりも良さそう。

実際、GIANDELインバータで動作しなかった家電製品が問題なく動作しました。

家電製品名 GIANDEL 12V3000Wインバータ  Xijia 24V3200Wインバータ

掃除機   Low , Midがすぐに停止する    High , Mid ,Low全て正常

      Highのみ正常動作

石油ファンヒータ Err09 停止(ホコリ)    正常動作

         時計が狂う         正常動作

洗濯機   タイマーが遅れる         未確認

給湯器   時計が大きく進む         未確認

冷蔵庫   起動までに何度も再起動する    正常動作

      3回目でようやく動き出す

ドライヤー  正常動作            正常動作

電子レンジ  正常動作            正常動作

T-fal     正常動作            正常動作

トースター  正常動作            正常動作

炊飯器    正常動作            正常動作

ざっとこんな感じです。

全てヘルツフリー機種なので、本来であれば商用周波数は関係ない筈。

ところが、GIANDELインバータは55Hz。

どうも、これが時計やタイマーに影響している感じなのです。

今時ねえ、時計関連は全てDC駆動でしょうしねえ・・・なんでズレるの??

って感じでした。まあ、Xijia の方がキチンと動作するようです。

BlueToothUnit BT-1が2つになりました。

ソーラーチャージコントローラは信頼のRENOGY社製で統一しています。

SOLAR2システムは100W_21VパネルX3枚直列接続で300Wとしました。

電圧が高いとMPPT制御が特性良く動作するからです。

SOLAR1とSOLAR2で台所のパワー家電は全部賄えます。

流石に568Lの冷蔵庫を24h稼働するのは無理なので、

常時東京電力で稼働させ、有事にはSOLAR2へ自動切り替えが出来る様にしました。

新品冷蔵庫なので省エネ性能が優れており、50Hzでは75W ave.となっています。

電熱線が250Wなので、ほぼ100W ave.で遠からずでしょう。

15時間バックアップして1500Wh程度ですから、電子レンジなどでバッテリー残量が低下

していても10~15時間は持つと思います。

この切り替え器は仕事場でも使っており、10A仕様となっています。

コンプレッサーの起動電流がちょっと心配ですが、しばらくはコレで様子を見ることにします。

コケたら過電流ブレーカと漏電ブレーカで保護できるようにしてあります。

 

 

 

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65cmF12_FL=7800mmをEDガイドスコープでガイドする。

2023-04-04 11:39:42 | 撮影機材

65cmF12カセグレン望遠鏡のガイドスコープを変更しました。

旧:60mmF4アクロマート

新:SkyWatcher EVO STAR72EDⅡ+QHY5L-ⅡM

PHD2のマルチスターガイドでM100を10分間ガイドテスト。

カメラ:ASI-294MC(非冷却)

イイ感じなので続けて1カット3min×10枚撮像。

ダーク無し、フラット無しのため、アンプグローノイズ部を除いてトリミング。

7800mmもあるとオフアキでは上手く行きません。

元々追尾精度が良く、ノータッチトラッキングが出来るシステムですが、

フォーク型ゆえ、正中前後でやや不安定な挙動を見せることがあるため、

オートガイドシステムを組んであります。

60mmF4アクロマートに対し、72mmEDのアドバンテージは確実にあると感じました。

まず星像が小さい。

赤フィルターを掛けて収差を減らそうとも考えていましたが、ED鏡筒にして正解

だったようです。星像が小さいとシーイングの影響が減少します。

PHD2での赤経・赤緯アグレッシブネスも25と小さく設定し、積分時間を5秒と

長めにしています。これによりRMS=0.39"角となりました。

今までは0.5"角程度が最良でしたので、ED鏡筒の効果が有ったと思われます。

<徹底的に静電気対策>

QHYカメラはASIカメラに対して静電気に弱いと感じています。

QHY5L-ⅡMガイドカメラの撮像部分が破損することが多く、ジャーマネで認識されてPHD2で接続

出来るも画像が出ない、マウスを動かていると画像が出ることがあるものの、止めると

フリーズするなどのトラブルが頻発しました。(合計6台)

そのため、コントロールデスク周りとドーム入口に静電気対策を施しました。

静電気除去マットと除電パッドをD種接地しています。

絨毯の上でプラスチックの椅子に座って作業していると、人体が20000[V]程度に帯電します。

その状態でUSBコネクタなどを触ろうものなら一発です!

これで安心して観測が出来ます。

以前にも書きましたが、

QHY5L-ⅡMカメラで接続は出来るものの画像が出ない・・・

マウスを動かしていると画像が出るものの、止めるとフリーズする・・・

動画を再生していると画像が出るものの、止めるとフリーズする・・・

ような場合、

設定-システムー電源とスリープー電源の追加設定ープラン設定の変更

ー詳細な電源設定の変更にて、

PCI Express

  リンク状態の電源管理

     設定:オフ

にしてみて下さい。

たぶん解決します。

 

 

 

 

 

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