宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

sanwa CD772デジタルテスタ―を買ったら

2023-08-28 17:48:06 | ノンジャンル

新スタンダートなTRUE RMSテスター、sanwa CD772を購入。

左から OWON HDS242S、sanwa CD772(TRUE RMS)、sanwa YX-380TR、METEX M-3860M(TRUE RMS)です。

ちょっと感動したのが箱のデザイン!

なんと40年以上前?のYX-380TRとソックリなデザインでした。

なんだか嬉しくなって、今は使っていないアナログなYX-380TRを引っ張り出してみました。

で、

開けてみたらアルカリ電池2本が液漏れして電池接点金具がボロボロ・・・

9Vの006Pはマンガン電池だったので、全く問題なく使用出来たのもスゴイ。

真ちゅう板を切り出して接点を作成し、配線をやり直して復活させました。

アナログテスターはもう使わないけど、200MΩ位までならソコソコ測れるのも再確認。

電圧も電流も普通に測定出来ました。

もう使わないけど・・・

 

METEX M-3860Mも良いテスターで、今まで使い倒してきました。

もう流石にバトンタッチと言うことで CD772 に頑張ってもらおう。

OWON HDS242Sはオシロスコープや発信器、デジタルマルチメータが1台に入っています。

使い方に相当クセがありますが、便利なハンディー測定機です。

 

長いことFLUKE87(TRUE RMS)も使って来ましたが、

コヤツは良く壊れるテスターでした。

高額なのにあまり良い思い出がありません。縁が無かったのかな?

三和電気計器の取説を見るにつけ、やはり測定機は日本製が良いなあ~と感じましたね。

 

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プライムフォーカスってこんなにフラット

2023-08-24 17:32:06 | 天体写真(PENTAX K-1&K-1Ⅱ)

あ~、斜鏡が無いって素敵!

30cmF4プライム鏡筒にK-1Ⅱフルサイズ、ノートリ。

旧パラコア2インチと長いスパイダーバッフルにて盛大にケラレていますが、

星像は良いです。APS-Cまでなら完璧にフラット!

撮影エリア:γCyg付近の何処か  (^^♪

3インチコレクターならフルサイズでもバッチリフラットになりそうです。

スパイダーごと新規に製作すれば楽しそうです!

高くても良いから中心星像を犠牲にしていない3インチコレクターが欲しい。

高画素カメラで中心ドシャープ切り出し銀河団とか・・・良きかな。

何せ大口径で明るいのが最高に有難い。

ちなみにこの鏡筒、昭和機械さんの30cmF4プライム・カーボン鏡筒です。

 

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30cmF4プライム+K-1Ⅱで撮った二重星団

2023-08-23 19:23:38 | 天体写真(PENTAX K-1&K-1Ⅱ)

8月21日は19時30分から機材整備で観測所へ行って来ました。

23時前に入笠山天体観測所入り。

今回は30cmF4プライム鏡筒と25E架台のアレコレ修理・再調整です。

修理・再調整自体は25時30分頃に完了・・・

で、

まさかの快晴になってしまい、徹夜で光軸合わせまで完了!

テスト撮影は丁度良い位置にあった二重星団です。

hχ , K-1Ⅱノートリミング , ISO12800 , 5x30s , 2m30s Total

空が暗かったんだなあ~、黒の締まりがイイ感じです。

ここは標高1810mゆえ、雲海になると抜けの良い宇宙が出現するのであった。

光状が美しくないのはカメラ本体とストラップの影響です。

これだもの ↓ (^^♪

コマコレは旧パラコア2インチなので、

本当は盛大に周辺減光(と言うよりケラレ)が出ているのですが、

星団なので強制的に補正してあります。

星像は四隅までほぼ点像で非常にシャープです。

5枚JPEGコンポジットしただけで、スターシャープなどは掛けていません。

 

しかし、

まさかの快晴で天頂付近は非常に暗かった。

光軸調整もコリメータ後に星像で追い込めたのが良かったです。

やはり最後は実像でやらないとダメですね。

 

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