宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

NGC6888クレセント星雲のAOO合成

2021-07-18 18:31:00 | 天体写真(冷却CMOS)

うーん、やっぱりHαフィルターだけダメダメです。
毎回毎回、より悪化して行きます。
光軸自体は完全に合っているし、Hα以外のフィルターでは
問題が無いことから、どうやらHαフィルターが枠から外れ
かかっている等のトラブルの可能性があるようです。
今度開けて調べてみようと思います。

開けて調べましたが、特に問題はありませんでした。
フィルターの向きも蒸着面を望遠鏡側に向けてあります。
一旦Hαフィルターを枠から外し、清掃して再組立てしましたが、
何が変わった訳でもなく・・・
しかし、これ程までにダメダメ流れ画像を出すからには、
何か原因があるはずです。どよ~~ん(-_-メ)
ちなみに、15cmF4のZWO-CN15F4でIC5067ペリカンを取った時には
特に問題なく全画面綺麗な星像でした。2年程前ですが、
その後、フィルタホイールを開けたのは今回が最初です。
F4光学系に未対応・・・などでもありませんねえ~。
一体何だろう・・・


NGC6888 , Hα=26X180s , O3=20X180s , 138min Total


せっかく晴れたのに、Hαフィルターのせいでビロビロ画像に
なってしまいました。残念・・・

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撮影日時:2021/07/17-18
撮影場所:上野村 標高510m
天候:快晴、微風、夜露あり
気温:17℃
星空指数:80
シーイング:3/5~4/5

撮像鏡筒:300FN, 30.5cm , F4 , fl=1220mm
カメラ :ZWO-ASI183MM_Pro (Sony IMX183CLK-J Back Side Illuminated CMOS 1inch)
FilterWheel:Orion Nautilus 1.25"X7
コマコレクター:SkyWatcher_CCF4

Gain:120
binning:2X2
冷却温度:-10℃
露光:***
Dark:***
Flat:***
ファイルフォーマット:Fits

赤道儀:SkyMaxエルボ改_E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:50mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.9_dev4(MultiStarGuide)
極軸合わせ:SharpCap3.2_ProのPolar Align機能
       電子ビューファインダーのSSAG+25mmF1.4を流用。

ASCOM Platform 6.5_SP1
撮像ソフト:N.I.N.A(32bit)
プラネソフト:Cartes du Ciel
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2021
撮像用PC:Lenovo_C340_Win10_64bit , USB_3.1C
ガイド&FilterWheel用PCもC340 , USB_3.0_Gen1

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NGC7331

2021-07-18 17:09:00 | 天体写真(冷却CMOS)


NGC7331 , 30X60s , 60min Total




撮像中


ジェット気流無し、等圧線1本なのにシーイングが最高ではありません
でした・・・やはりこの時期の谷間エリアは良くないですねえ。
何時もの森にしておけば良かったなあ~。

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撮影日時:2021/07/17-18
撮影場所:上野村 標高510m
天候:快晴、微風、夜露あり
気温:17℃
星空指数:80
シーイング:3/5~4/5

撮像鏡筒:300FN, 30.5cm , F4 , fl=1220mm
カメラ :ZWO-ASI183MM_Pro (Sony IMX183CLK-J Back Side Illuminated CMOS 1inch)
FilterWheel:Orion Nautilus 1.25"X7
コマコレクター:SkyWatcher_CCF4

Gain:120
binning:1X1
冷却温度:-10℃
露光:***
Dark:***
Flat:***
ファイルフォーマット:Fits

赤道儀:SkyMaxエルボ改_E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:50mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.9_dev4(MultiStarGuide)
極軸合わせ:SharpCap3.2_ProのPolar Align機能
       電子ビューファインダーのSSAG+25mmF1.4を流用。

ASCOM Platform 6.5_SP1
撮像ソフト:N.I.N.A(32bit)
プラネソフト:Cartes du Ciel
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2021
撮像用PC:Lenovo_C340_Win10_64bit , USB_3.1C
ガイド&FilterWheel用PCもC340 , USB_3.0_Gen1

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M13で300FNの光軸確認

2021-07-18 16:05:00 | オフセット斜鏡の光軸調整

密を避けて奥域へ行き過ぎたようです。
梅雨明け直後の谷沿いは夜露と湧き出すモヤが凄く、
何時もの森にしておけば良かったと後悔しました。

それでも、一連の光軸調整の結果を確認するのであれば十分でした。
M13 , 10X60s , 10min Total


Gain低めの120で撮像しましたが、これで十分に写ルンですねえ~。
DRも稼げるので、今後は低めゲインで撮ってみることにします。
周辺減光やアンプノイズ、Flat補正などをやっていない素の画像です。
スターシャープも無しです。
イイ感じに光軸が合っているようです。

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撮影日時:2021/07/17-18
撮影場所:上野村 標高510m
天候:快晴、微風、夜露あり
気温:17℃
星空指数:80
シーイング:3/5~4/5

撮像鏡筒:300FN, 30.5cm , F4 , fl=1220mm
カメラ :ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:SkyWatcher_CCF4

Gain:120
binning:1X1
冷却温度:-10℃
露光:10X60s
Dark:***
Flat:***
ファイルフォーマット:Fits

赤道儀:観測所のSkyMax_E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:50mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.9_dev4(MultiStarGuide)
極軸合わせ:SharpCap_ProのPolerAlign機能+SSAG+25mmF1.4_C-mount Lens

ASCOM Platform 6.5_SP1
撮像ソフト:N.I.N.A(32bit)
プラネソフト:Cartes du Ciel
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2021
撮像用PC:Lenovo_C340_Win10_64bit , USB_3.1C
ガイド&FilterWheel用PCもC340 , USB_3.0_Gen1

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ステラショット2体験版を使ってみたものの・・・

2021-07-05 13:19:00 | 撮影機材
ステラショット2体験版を使ってみましたが、前バージョン同様
で、やはりデジカメ用ソフトなのかな?と言う印象でした。
まあ、デジカメと言ってもK-1Ⅱなどには未対応なのですけどね(-。-)y-゜゜゜

出来ることは良いとして、出来ないことや不満足な点を挙げてみます。
金額は良いのですよ。これだけのソフトを販売するのであれば、
当然に多大なるコストが掛かっている訳ですから。

とは言え、私の要求には合っていないようです。
惜しいなあ、プラネソフト統合型はステラショット2の美点だと
思うのですが。

-------

・2020年6月11日公開の体験版(2.0dアップデータ相当)であり、最新の
 2.0h アップデータ(2021/06/02 公開)適用版ではなかった。
 体験版は様々な機能追加やバグFixを適用してから公開するべきではないか?

・ASCOMフィルタホイール未対応ゆえ、LRGB撮影が出来ない。
 もう、この段階でアウトでした。

・ASCOMフォーカサー未対応ゆえ、PCからフォーカスコントロールが出来ない。

・ASCOMローテータ、ASCOMドーム、ASCOM気象センサー等未対応。

・ASI294MCを接続でき、冷却設定は出来るものの、撮像エリア指定が出来ない。
 例えば正方形とか、このエリアだけなどが出来ない。

・露光時間を0.5秒などに設定する場合、”0”と打った瞬間に怒られる。
 いちいち秒数設定ボックスを開いて0.5 ENTER と打つのは苦痛である。

・カメラ-撮影設定-テストで撮っていても、何故か画像が自動保存されてしまう。
   |
   +->フレーム種別”test”って書かれて保存されてしまう。
      全部保存してくれなくても良いのだが・・・

・ライブビューをやってみたら、カメラ(ASI294MC_Pro)が操作不能になった。
 ライブビューや再生をクリックしても無反応。
  |
  +->アップデートで本問題は解消されたようだが・・・本当か?
     ASI294MC_Proでの確証が取れないのは不安である。
     そういう意味でも、最新のアップデータ板で体験させて頂きたい。

     設定-カメラ切断-再接続を試みるも繋がらない・・・

     ステラショット2体験版自体を再起動させると再認識するが、
     どうやらライブビューのモードボタンをクリックするとカメラ関連が
     フリーズする模様。100%再現しますね。

・ライブビューでモードボタンをクリックすると、カメラ関連がフリーズして
 再起動しなければならないが、フォーカスを合わせるためにライブビューを
 使ってみました。これって、一部拡大表示は出来ないのでしょうか?
 全画像の+、-ボタンはありますけど、ピントを合わせたい星エリアだけ転送
 してくれれば良いのですが・・・

・画像撮影後に”チャラ~ン”と音が鳴りますが、チョット煩いので調整または
 OFFに出来ないのでしょうか? 設定が見当たりません。

・??もしかしてPGCデータを表示できない??
 星図を拡大してもサッパリ出てこないし、星表データの選択追加なども出来ない
 のでしょうか?
  |
  +->メシエ、NGC、IC天体は望遠鏡-天体検索にありますね。
      |
      +->と言うことは、DSO狙い(粉銀河)では厳しいですね。
         ステラショット2を使いながらステナビを使わないと
         PGC天体の形状や配置が分かりません・・・org

と、
ここまでやって戦意消失・・・

キャノン、ニコンのデジカメで撮影するなら良いのかなあ?
それでも、フォーカサー制御が出来ないのは痛いですよね?
まあ、
フィルタホイールが使えない時点で、私的にはアウトでした。
勿体ないですねえ~、なんでASCOM_FocuserとASCOM_FilterWheelの
制御を入れないのだろうか?
なんで拡張星表とかPGCデータが使えないのだろうか?
勿体ない、実にもったいないと思います。

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家の電源系統を改修

2021-07-04 11:47:00 | オフグリッド発電への道

我が家は築45年の昭和文化住宅です。
築18年の中古木造二階建てを購入して27年。
たった50坪の家だけど、無関係なバブル終焉期に
家を購入するタイミングでしたから、
今じゃあ考えられないような価格でした。
今だったらドーム付きの立派な新築が建てられます。

んで、

古い我が家は改造天国!!

と言うコンセプトで、アレコレ手を入れて来ました。
昨年は大規模な電気工事現場仕事で殆ど単身赴任状態
でした。そんな状態でしたから家の保守も全く出来ず。
年末に帰宅したら、長年の懸案事項である屋根が
相当にダメになっており、令和の大改修を始めました。
優先順位として、

1.屋根と屋根裏、破風板の補修、交換、塗装

2.雨水パイプの掘り起こし修理、経路変更

3.電気系統の見直し

1.と2.は昨年末から2月までに終わりましたが、
あまりにもドロドロ、かつ、埃まみれの重作業で
ドキュメント写真すら残せませんでした。
まあ、効果あって雨漏りも無くなり、
外装の再塗装で家が新しくなったように見え、
家族も喜んでくれました。

さて、

昨今のコロナ禍で家族も在宅が多くなりましたが、
大きな問題点が出てきました。
それは電源問題・・・
2002年に30Aから50Aに契約変更しましたが、
主幹ブレーカ以降は当然にそのまま。
更にその後、二階の東部屋にエアコンを付けた
業者のチョンボで、専用コンセントもアースも
増設されていませんでした。
と言うことは、
しょっちゅうブレーカが落ちる訳ですね。
台所の配線もダメで、オーブンレンジや炊飯器、
トースターなどが1系統でまとめられていました。
冬の夕方は台所のブレーカが落ち、
夏は二階のブレーカが落ちる状態です。

流石に配線構造が古すぎ、現代の生活に対応
出来ていない。

っと言うことで、3.電気系統の見直し を実施。

先ずは二階専用に過電流ブレーカを2基追加。


右の2基を新設。
ついでにD種接地工事も行い、接続端子台を設けました。




最大電流が少ないので、VVF2.0を束ねて屋根裏へ。
もちろん、屋根裏ではバラして流してあります。


二階の東部屋は二男の部屋です。
彼はCGクリエーターになりましたので、仕事は
ほぼリモートで可能。それだけに電源不安は大問題。


この部屋専用に20Aのブレーカを新設し、
アース付きの専用コンセントを増設。


右側が新設の3極コンセント。
左が古いコンセント。
無停電電源(UPS)も追加しました。
パソコンはドスパラのクリエーター向けRaytrecの
フル装備仕様、モニターはEIZOがデュアル。

なんと、この部屋のエアコンが普通の壁コンセント
に接続されていました。アースも無い❗
なので、エアコン専用に20Aブレーカを用意。
これは元々車庫の電源ですが、車庫で20Aも
使わないため、エアコンもこちらへ移設しました。
よって、ほぼエアコン専用です。


さて、
4月からは三男が大学生になりまして、
どうやら二男と同じ道を選択した模様・・・


ご多分に漏れず、こちらもリモート授業です。
ノートPCは、これもドスパラのRaytrecで、GeForce3060
とか載ってるらしい。メモリは初めから32GBだって。
う~ん、とーちゃんのデスクトップPCよりもハイスペック
ではないか・・・
リモート授業だとフルHDでは画面が狭くて苦労する
とのことで、使わなくなったDELLのSXGAモニターを
HDMI-Dサブ変換でマルチモニター化。

三男の部屋は二階の西部屋ですが、
こちらにも専用に20Aブレーカを新設し、アース付きの
3極コンセントを増設しました。


我が家は今春からAdobeCCの契約が3つになりました。

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