「厳冬期にキャンピングカーで北海道へ野鳥撮影に行きたい」そう思い始めて4年になります
そして買った先のキャンピングカ-の室内から発散する有毒ガスで化学物質過敏症になり一時は一か月に6キロも痩せて生死の間を彷徨う状態にまでなり、二年間有毒ガスを抜こうと努力しましたが近づく度に症状が悪化し、遂にそのキャンピングカーは一度も旅に出ないまま処分。
今度こそは絶対間違いが無い純国産の「レガード」を注文して改造を重ねてやっと長い旅にでられる様になり、数回の試験旅も終えたものの「厳冬期の北海道」は別物ですから・・・
試行錯誤しながら・・・マイナス25度を想定してテストを繰り返しています。
現時点で感じてる事は長らく乗ってきたイーグル号から比べると「断熱性が悪い」様な気がします。
これはストーブの違いもあるしイーグル号が特別断熱性が良いんですがイーグル号ならすぐに部屋が温まったのに・・・時間が掛かります
温まってしまえば気になりませんがいざと言う時に断熱性も大事と思います。
昨日書きましたが夕方から起きてる間(北海道の冬は日が短く四時には暗いと聞いてます)は石油ストーブを使います。
車のFFヒーター(車の燃料を使う暖房器)はメーカーの記載では1リットルで4時間暖房出来るようですから僕が使おうと思ってるフジカハイペット(4リットルで10時間)より燃費は良いし何より有毒な一酸化炭素が外に排出される構造だから安全で熱効率も良いのです
なのに何故ストーブを使うかと言うと・・・FFヒーターは約40ワットの電力を消費するのと、結構音が大きいのです。
それと燃料タンクの軽油が約半分になると自動的に止まってしまうのです
例えば大雪で車が動けない様に閉じ込められた場合、排ガスの関係でエンジンも掛ける事が出来ません。
そうなると雪でソーラーパネルも発電しないし・・・FFヒーターの40ワット消費する電力は問題なんです。
フジカハイペットが全く火力調整が出来ずこんなにも燃費が悪いと思ってなかったので、最初は石油ストーブで全て賄う積りだったのを・・・この様な使い方にしようと思い始めたんですが・・・
雪や悪天候で閉じ込められたり何事かあると石油ストーブに頼る事が想像できるので灯油は常に20リットル以上準備します。(20リットルポリ缶二つ)
そして・・・長くストーブを使うと気になるのが一酸化炭素中毒です
フジカハイペットは火力調整が出来ないので室内が暑くなりすぎるから換気をしないと中に居られないと思うのですが・・・それでも猛毒ですから中毒しない様に探知機を購入
韓国も中国もあまり信用してませんが・・・安いから中国製を結構使っていて・・・これも中国製です。
能書き書に書いてある通りに反応するなら・・・一酸化炭素濃度が30ppmになれば警報がなります。
40ppmになれば頭痛や吐き気、しびれなどの症状が出ますから・・・30ppmでなってくれたら頭が痛くなったりする前ですから・・・安全が保てると言う訳です。
安い命だったなんて事にならないよう注意はしますけど
これをとりあえず天井に取り付けました。
他に電気毛布も注文してたんですが・・・まだ届いていませんが・・・明日はいよいよテストの日です。
標高が千メートル上がると気温は6度下がりますから・・・明日の夜は間違いなく氷点下の中です
マイナス25度では無いけれど・・・何かつかめると思います。
明日は山の上からのブログです。