outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ヨットで海外クルージング

2010年10月18日 23時59分59秒 | 退職生活
哀しい事に徳島でヨットに乗っていても、長期に海外クルージングをしたいと言う人には殆ど会いません

ところが・・・九州に来るとそんな人が結構居るんです

動いているヨットも随分多いし、ホロホロがこちらに来てからマリーナに居る事もあるんですが、多くの人達がヨットに良く来ているように感じます。

海外クルージングをしたいと言う人の99パーセントは行かないのが現状ではありますが、少しは期待出来る様な気がして経験者の僕としては嬉しく思います

そんな人に今日二人会いました

ここマリンピア武蔵に最近まで居たヨットでも現在フィリピンに行っているヨットがいるそうです。

「海外クルージングがしたい」と言う人の多くは、練習に国内をクルージングします。

僕らも沖縄西表島まで4ヶ月掛けてクルージングしたんですが・・・

これは先日も書きましたが、買ったばかりの新艇の慣らし運転と美由紀をヨットに慣らすため、またダイビングや釣りの楽しさを知ってもらう為でした

これは僕の感じる事ですが、沖縄も含め、日本国内のクルージングは殆どが港に入り、そこで岸壁に繋いで眠ります

ところが海外のクルージングは僕の場合99パーセントが、自然の入り江や島影にイカリを入れて、風に振らせて眠ります

練習なら国内をクルージングしても、イカリを入れて眠らなければ練習になりません。

港の中と自然の中は違います。

ただ、どちらが簡単かと言えば、自然の入り江にアンカーを入れて眠る方が楽ですが、やってみなければ解らない要領はあります。

日本一周などもする人が居ますが・・・日本を周るなら車の方が遥かに簡単で面白く便利です。

日本の場合、港に拠っては漁師が文句を言ってきたりもします

海外で自然の入り江や島影にアンカーしても誰も文句は言いません

はっきり言って、日本という国はヨットのクルージングに不適なところで、こんな国で長期のクルージングしても楽しいことは殆ど無いと言っても過言ではないでしょう。

だから・・・そんな国で練習すると、殆どの人は嫌になって99パーセントが行かないと言う結果になって現れます

僕も国内を短い期間時々クルージングしますが、海外をクルージングしていた時の気楽さや楽しさ、驚きからは比較になりません。

ただたまにヨットの生活を思い出したいと言う程度のものです。

これだけは言えることですが、日本で練習するならアンカリングの練習とオーバーナイト航海の練習、アンカリングして上陸する練習や島影や入り江で数日過ごし、ヨットの設備の具合を知ることでしょう。

僕等は沖縄航海でそれもしっかりしました。

何日も買い物をせず、でも快適に楽しく過ごせるようにすることで、港に入って岸壁に繋ぎ温泉に行ったり、買い物したり、飯を食ったりは、日本だけの似非クルージングです。

ヨットは世界で一番自由な乗り物なのに、日本で動いていたら、危険で不自由だけの乗り物でしかありません。

日本ならキャンピングカーが遥かにいいですから。

ただヨットもキャンピングカーも「乗り物」であり「交通手段」です。

ヨットで行ってもキャンピングカーで行っても、それだから出来る何かの目的を持たなければ楽しめません。

飯を食いに行くなら車がいいです。

温泉に行くのも車がいいです。

ヨットでしかなかなか行けない島に行き、そこで数日過ごすならヨットの価値はあります。

世界各地でのダイビングや釣りも愉しみました

中南米やアフリカなどでは、内陸旅行に出ると食べ物に耐えられないので一週間か10日ごとにヨットに戻って日本食を食べて英気を養って、また旅をしました。

ヨットでなければ出来ない旅です。

僕がキャンピングカーを使ってスキーや山登りに行くのは、良い天気に登りたいから、何日でも費用が余り掛からず待てる事と、登山口で寝ている方が楽に登れるからです。

日本からタイのプーケットに行くなら最長の航海で2オーバーナイトしかありません。

これは徳島から大分までと同じ距離です。

日本は風が一定していないから揺れますが橘湾にはアンカーを入れて眠れる場所が沢山あります。

アンカーを入れて眠る練習が出来るところは、日本中に沢山あると思います。

この二つの練習こそが海外の長期クルージングに役立つ事をしっかり覚えておいてください。

日本以外に港がある国は殆どありませんのでね。



コメント (1)
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