喜多院法興寺

住職のひとりごと

公共施設の手抜き「おから工事」横行、被害拡大の一因に

2008-05-14 06:59:00 | Weblog
読売新聞
 {【北京=杉山祐之】中国・四川省地震では、各種建築の耐震性の低さに加え、公共施設の手抜き工事も被害拡大の一因になったとみられる。

 さらに、被災地の多くは山間部にあり、地滑りなどに巻き込まれた人も多数いる模様だ。13日の新華社電によると、重大な被害が出ている四川省北川チャン族自治県の中心都市では、旧市街の80%、新市街の60%の建築物が倒壊した。街全体が崩れたに等しい状況だ。

 各地で学校の倒壊が相次いだことについては、インターネット掲示板を中心に、「おから(豆腐殻)工事が原因だ」との声が上がっている。「おから工事」は、汚職などが原因で建築費を安くあげた手抜き工事のことだ。多くの地方で、幹部が使用する建築の耐震性は厳格に守られるが、学校など民衆のための建築では手抜きが横行している。}

 中国・四川省地震の被害は2万超の死亡が伝わる中、公共施設である、学校の崩壊が目につく。その原因が汚職などで建築費を安くあげた手抜き工事のことだいう。これが事実だとすると、この地震被害は天災ではなく人災だ。子供の命を何と思っているのか、強盗より悪質だ。徹底的に追求して汚職役人を処分すべきだ。



灯油かぶった男性、警察署で聴取中にタバコ吸い全身やけど 

2008-05-12 06:56:23 | Weblog
朝日新聞
 {11日午前0時15分ごろ、名古屋市熱田区の熱田署刑事課取調室で、同区の無職男性(45)の体にたばこの火が付き、男性は全身にやけどを負った。病院に運ばれ、手当てを受けている。

 同署によると、10日午後8時40分ごろ、男性と同居している女性から、男性が暴れていると110番通報を受け、警察官が駆け付けた。酒に酔った男性が自宅から路上に出てきて灯油をかぶったため、保護のため同日午後11時過ぎに同署に連れてきた。玄関ロビーのソファ付近でもあばれたため、2階にある約5平方メートルの取調室で署員数人が入れ替わりながら事情聴取中に、男性が吸ったたばこの火が足元のズボンから体に燃え広がったという。

 同署は、男性がたばこやライターを持っていたのか、署員が男性を落ち着かせようとしてたばこを差し出したのかなどについて、取り調べにあたった署員らから事情を聴いている。

 同署は、灯油がかかった服を脱がせたり、ライターなどがあれば取り上げたりといった処置を署員らがしていなかったことを認めている。近藤道晴副署長は「事情聴取の内部規定に違反している疑いがあり、調査して、しかるべき処分をする」としている。}

 灯油をかぶった男を聴取するのに、まず灯油の付いた服を脱がすのが一番先にやること。さらに、何を考えたのか、たばこを吸わすと言うことは信じられない。その結果、体に火がつき大やけどをした。騒ぎを起こした男性が悪いが、警察の対応も批判されて当然だ。


小4担任、「一番嫌われている人」募り公表 生徒が提訴

2008-05-11 06:05:50 | Weblog
朝日新聞
 {小学校時代の担任教師がクラスで嫌いな人のアンケートを取り、一番嫌われている人として実名を公表したために級友からいじめられて精神的な苦痛を受けたとして、千葉市内の男子中学生とその両親が、千葉市を相手取り、約1千万円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こしていたことが10日、わかった。「いじめが始まった後に学校側が十分な対策をとらなかった」と主張している。

 訴えによると、05年4月、当時千葉市立の小学校4年生だった男子生徒の担任教師が、クラス内で「好きな人と、嫌いな人」の実名を全員に書かせたとされる。教師が1週間後に、公表するかどうか子どもたちから多数決をとったうえで一番嫌われている人としてこの男子生徒の名前を発表。これを機にクラスメートからいじめを受けるようになったという。男子生徒は約1年半後に、別の市立小学校に転校した。

 千葉市教育委員会は「事実関係を調べているが、係争中なのでコメントできない」としている。}

 なぜ担任が何のために、クラスで嫌いな人のアンケートを取り、一番嫌われている人として実名を公表したと言う。その事で、級友からいじめられて男子生徒は約1年半後に、別の市立小学校に転校した。 いじめを助長するような、アンケートを作成する必要が有ったのか疑問が残る。この結果を公表した担任の無神経さに呆れた。学校が提訴されても仕方がない。



75歳以上の人間ドック助成、582自治体が終了

2008-05-09 07:18:58 | Weblog
朝日新聞
 {4月に後期高齢者医療制度が始まり、各地で75歳以上の高齢者が人間ドックにかかる費用の補助が受けられなくなっている。厚生労働省によると、これまで723市区町村が国民健康保険(国保)で補助をしていたが、4月以降、582市区町村が補助をやめていた。

 人間ドックの補助制度は自治体独自の取り組みで、全国1788市区町村のうち、1162自治体が国保事業で補助している(75歳以上も含めていたのは723市区町村)。例えば横浜市では、3万~4万円かかる人間ドックが、国保からの補助で1万3千円で受診できる。

 だが、4月以降75歳以上の人は国保から新制度に移り、国保による補助が受けられなくなった。141市区町村は国保事業以外の制度を使って補助を続けている。}

 後期高齢者医療制度が始まり、各地で75歳以上の高齢者が人間ドックにかかる費用の補助が受けられなくなっている。これまで723市区町村が国民健康保険で補助をしていたが、4月以降、582市区町村が補助をやめていた。75歳になると人間ドックを受けたければ、個人で勝手に受けなさい、しかし補助はしない 。75歳以上は早く死ねと言うのか。後期高齢者医療制度の思想が根本から間違っている。


「ホームレスになってそうな人」卒業文集に生徒名…福井の中学

2008-05-08 12:59:37 | Weblog
読売新聞
 {福井県坂井市の市立春江中学校(林清一郎校長)で、今春の卒業文集に「将来ホームレスになってそうな人」として生徒の実名が掲載されていることが分かった。

 保護者らの指摘で発覚し、市教委は7日、文集の回収を指示し、同校も、該当部分を削除して文集を作り直すことにした。

 同校によると、文集は、1学年8クラスの各クラスごとに生徒主体で作成。このうち1クラス(35人)が「優しそうな人」など19項目について、投票に基づく男女別上位3位のランキングを掲載。「ホームレスになってそうな人」には、男子3人、女子は2位と3位が複数いて、11人の名前があげられていた。

 林校長は「傷つけてしまった生徒や保護者の方に申し訳ない」と話している。}

 各クラスが生徒主体で卒業文集を作成した。その1クラスが投票に基づく男女別上位3位のランキングを掲載。「ホームレスになってそうな人」には、男子3人、女子は2位と3位が複数いて、11人の名前があげられていた。先生が一目見れば、このランキングはまずいと、思うのが当たり前だが。担任の先生は印刷前にこの文集をチェックしなかったのだろうか。他の学校だが文集に自殺をほのめかす言葉を残し、自殺した子もいた。学校はこういうサインを敏感に受け止めなければいけない。