喜多院法興寺

住職のひとりごと

20日超飲食せず冬眠状態 焼き肉のたれ説否定

2006-12-20 07:31:37 | Weblog
「冬眠状態」奇跡の生還 六甲山遭難の兵庫の男性退院(朝日新聞) - goo ニュース
2006年12月19日(火)23:50
共同通信
 {兵庫県の六甲山で約3週間遭難し「焼き肉のたれで生き延びた」と伝えられた西宮市職員打越三敬さん(35)=西宮市上之町=が19日退院し会見。遭難2日後の10月9日に意識を失い、31日に発見されるまで20日以上食べ物だけでなく、水すら飲んでいなかったことが分かった。

会見に同席した医師は「体温が約22度という極度の低体温症だった。動物の冬眠に近かったのではないか。驚異的な生命力だ」と説明。保護時はほとんどの臓器が機能停止状態だったが、現在は後遺症を残さずに回復した。

打越さんは10月7日に遭難。意識を失う前、試しに焼き肉のたれをなめたが「とても食べられたものじゃないと思った」と笑った。医師も、焼き肉のたれが命をつないだという家族の当初の説明を否定した。}

焼き肉のたれをなめて命をつないだと言うニュースを信じて疑わなかった。しかしよく考えてみると20間も生きていけるわけがない。二日目には意識が無くなり臓器の機能停止状態で見つかった。普通だと完全に死んでいたはず。医者の話で低体温症という冬眠状態が幸いしたらしい。私から言うと、仏様から生かさせて頂いたのであろうと、考えたい。脳の損傷もなく元気に退院され、ご家族は大変喜んでいると思う。よかった、よかった。

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2 コメント

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生命力 (檀家の一人)
2006-12-20 18:49:02
 人間の生命力はすごい。打越さんの体力も関係すると思います。説明のつかない部分に、人は生かされていると実感しました。
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千日回峰行の断食 (法興寺)
2006-12-21 09:10:50
比叡山無動寺で行われる千日回峰行の中で、堂入り(九日間の断食)が行われます。医学的には飲まず、食わず、眠らずだと、一週間しか命の保証出来ないといいます。4日目には瞳孔が開き、死臭すらでると言われます。過酷な行を遂行出来るのは、信者さんの応援エネルギーと不動明王の力により生かされています。この行は比叡山の選ばれた僧のみが出来る行であります。
打越さんは、遭難二日目で意識が無くなり冬眠状態で20日以上も生存できた事に驚いています。遭難前にバーベキュウで、かなりのエネルギーを体内に蓄積されたことが良かったのかなとも思います。
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