喜多院法興寺

住職のひとりごと

官僚の抵抗に負けずに二重行政の無駄を排除せよ

2012-02-05 06:31:14 | Weblog
2月4日付 よみうり寸評
 {男が甘味専門の役所を訪れ、ぜんざいを注文したところ、窓口をたらい回しにされた揚げ句、ようやく口にできた。ところが今度は味がせず…
◆落語の「ぜんざい公社」は、「甘い汁はうちで吸っています」という役人の言葉でオチがつく。笑えぬオチが待っていそうなのが国の出先機関改革である。
◆国土交通省の地方整備局などの権限や職員を、地域ブロックの自治体の広域連合組織に移管する内容だ。これに官僚が激しく抵抗している。国交省は組織の長に、「知事兼任は不可」という案を出したこともある。
◆「長には官僚を」と言っているようなものだ。「兼任可」で収まったが、天下りという「地雷」は、まだ残ったままである。
◆首相は「地雷を踏まぬようにしたい」とけん制した。改革が頓挫すれば、官僚のもくろみ通りとなり、実現しても「ぜんざい公社」化した組織ならご免だ。
◆ここからがまさに正念場である。「白アリがたかることがないよう、祈ってやまない」。首相には、こうエールを送っておく。}

 国の出先機関の改革に国土交通省の地方整備局などの権限や職員を、地域ブロックの自治体の広域連合組織に移管する内容だ。これに官僚が激しく抵抗している。本来地方の行政に業務委託すればすむのに、地方整備局を設けて、二重行政を行うのが当然としていた。このような無駄を省くのは当然であり、官僚が残した「地雷」は速やかに除去すべきである。

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