喜多院法興寺

住職のひとりごと

菅首相の「1・5次」補正と内閣改造は延命策なのか

2011-06-17 05:28:05 | Weblog
6月16日付 よみうり寸評 読売新聞
 {「国会には、菅の顔だけは見たくないという人が結構いる。ならば、この法案を早く通した方がいい、という手でいこうと思う」
◆菅首相はこう言ってはしゃいでいた。国会審議で見る仏頂面とは大違い。再生可能エネルギー電気調達特別措置法案のことだ。「土俵際ですごく粘っている」と孫正義ソフトバンク社長
◆一国のリーダーに明るい表情は望ましいことだが、現実の首相は四面楚歌(そか)。野党ばかりか政府・民主党からも早期退陣を迫られている。その状況を思うと満面の笑みは異様に見えた。
◆「1・5次」補正は「いこじと読むんですか?」(USO放送)などと皮肉られても、次々繰り出す「なりふり構わぬ延命策」に手応えを感じているのだろうか。
◆「部下が『介しゃくしたい』と刀を振り回している」(亀井国民新党代表)と評される状況だが、本人に切腹の気配は全く見えない。介しゃくはおろか「首に鈴をつける手立てがない」の見方も。
◆顔を見たくないとまでは言わないが、死に体の粘り腰?は見たくない。}

 公明党が会期延長容認の方針に転じたこともあり、延命への自信を深めたのか、首相はますます強気になった。「再生可能エネルギー促進法」制定を求める集会に飛び入り参加。民主、社民両党議員やソフトバンクの孫正義社長ら約350人を前に20分間も熱弁を振るった。しかし、政権延命に向け、菅直人首相は内閣改造に動き出したが、与野党の首相への不信感はなお消えない。




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