喜多院法興寺

住職のひとりごと

寂聴さんが住職就任へ 延暦寺直轄寺院で女性初

2006-12-05 09:23:45 | Weblog
寂聴さん、延暦寺一山の住職に内定…尼僧では天台宗初(読売新聞) - goo ニュース
共同通信
 {天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)は4日、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(84)が来年3月、延暦寺の直轄寺院「禅光坊(ぜんこうぼう)」の住職に就任することが決まったと発表した。

延暦寺の直轄寺院は約200寺あるが、女性住職は初めてという。

延暦寺によると、禅光坊には建物や檀家(だんか)はなく、住職は名誉職的な存在という。延暦寺は「長年の著作活動や、今秋の文化勲章受章の栄誉をたたえ、住職としてお迎えすることにした」としている。

寂聴さんは岩手県浄法寺町(現・二戸市)の天台宗の古刹(こさつ)、天台寺住職を1987年から2005年まで務めたことがある。}

昨年まで岩手の天台寺の住職として古刹の寺を復興され、長年にわたり著作活動の中で天台宗を広めた功績と今回、文化勲章受章を機に、延暦寺の一山住職に迎えられた。尼僧の一山住職は今回初めてのこと。
延暦寺の一山住職になるには、一山住職の弟子となり、3年籠山と言う厳しい修行が課せられ、なかなか一山住職にはなれません。他には宗務所長になれば就任期間だけ、一山住職になれることになっている。建物や檀家はいないが、名誉職としての地位は高い。大変おめでたいことだと思う。

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1 コメント

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すばらしい住職 (檀家の一人)
2006-12-05 19:15:07
 社会のいろいろな分野で女性が活躍するのはおおいに結構なことです。テレビや著書などでおなじみの瀬戸内寂聴さんですから、申し分ありません。人柄よし、行動よしで天台宗を盛り上げてほしいです。
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