喜多院法興寺

住職のひとりごと

子会社から莫大なギャンブル資金を借り集め負けこむ

2011-11-26 06:28:02 | Weblog
11月25日付 よみうり寸評 読売新聞
 {〈売り家と唐様で書く三代目〉――初代が苦労して創った家業も、三代目ともなると傾いて、とうとう自分の家まで売りに出す。
◆そのときに〈売り家〉と書いた貼り紙の字が唐様でしゃれている。家業はおろそかにしながら遊芸には励んだから筆跡はたっしゃ。そんな生活がうかがわれる三代目をからかった川柳だ。
◆唐様は江戸中期に流行した中国風の書体。時代は違うが、今も苦労知らずの三代目がしくじると、この川柳と似た目で見られることが多い。大王製紙前会長の井川意高(もとたか)容疑者も例外ではない。
◆創業者の孫、期待された三代目がカジノのギャンブルにはまった。創業者一族の絶大な力を利用して、子会社から莫大(ばくだい)なギャンブル資金を借り集め、費消した。
◆マカオ、シンガポール、ラスベガスで約106億円の巨額をつぎ込んだ。幼いころからエリート育ち、挫折もなかった世間知らずの向こう見ずにあきれ果てる◆この暴走をチェックできなかった同族会社の体制。〈企業風土〉というにはあまりにも大甘に過ぎる。}

 庶民には考えられない話で、子会社から金を借りまくって、カジノで莫大な借金を作った。貸す方も貸す方で、創業者の孫だと言って、何の疑いもなく貸したのには呆れるばかりだ。もっと早くに貸さずに、注意する人がいなかったのか。苦労知らずの三代目に金の有り難さなんか分からない。拘置所で少し頭を冷やしてこいと言いたい。

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