時事通信
日食観察グラスに粗悪品=調査開始、注意呼びかけ―消費者庁
2012年5月16日(水)22:50
{21日朝に東北南部から九州南部の太平洋側で起きる金環日食の観察用として、市販されたり配布されたりしている日食グラスについて、消費者庁は16日、不適切な製品が含まれているとして注意を呼び掛けた。同庁は国民生活センターと共同で調査に乗り出し、確認された粗悪品は公表する方針。
消費者庁によると、日食グラスとして出回っている製品の中でも、可視光線や赤外線の透過率が高いものを使用すると目を傷める危険性がある。場合によっては、視力低下などにつながる恐れもあり、福嶋浩彦長官は記者会見で「粗悪品については回収することもあり得る」と話した。}
直接裸眼で太陽を直接見ると網膜を傷つける危険がある。そのため、観測用グラスの利用が勧められている。しかし「太陽光を十分遮らないグラスが販売されている」との情報があり、金環日食を楽しみにしている子どもたちも多く、粗悪品があれば影響が大きい。福嶋長官は会見で、室内の蛍光灯にかざし、その形がはっきり見えるものは危ないなど、天文関係者らでつくる「2012年金環日食日本委員会」が示した粗悪品の見分け方を紹介。家庭でも独自にチェックしてほしいと呼びかけた。
日食観察グラスに粗悪品=調査開始、注意呼びかけ―消費者庁
2012年5月16日(水)22:50
{21日朝に東北南部から九州南部の太平洋側で起きる金環日食の観察用として、市販されたり配布されたりしている日食グラスについて、消費者庁は16日、不適切な製品が含まれているとして注意を呼び掛けた。同庁は国民生活センターと共同で調査に乗り出し、確認された粗悪品は公表する方針。
消費者庁によると、日食グラスとして出回っている製品の中でも、可視光線や赤外線の透過率が高いものを使用すると目を傷める危険性がある。場合によっては、視力低下などにつながる恐れもあり、福嶋浩彦長官は記者会見で「粗悪品については回収することもあり得る」と話した。}
直接裸眼で太陽を直接見ると網膜を傷つける危険がある。そのため、観測用グラスの利用が勧められている。しかし「太陽光を十分遮らないグラスが販売されている」との情報があり、金環日食を楽しみにしている子どもたちも多く、粗悪品があれば影響が大きい。福嶋長官は会見で、室内の蛍光灯にかざし、その形がはっきり見えるものは危ないなど、天文関係者らでつくる「2012年金環日食日本委員会」が示した粗悪品の見分け方を紹介。家庭でも独自にチェックしてほしいと呼びかけた。