喜多院法興寺

住職のひとりごと

慶大病院で教授ら、肺がん手術中無断で骨髄液採取

2012-03-20 06:47:30 | Weblog
 時事通信
{慶応大は19日記者会見し、同大病院の呼吸器外科の50代男性教授ら2人が、少なくとも31人の入院患者から同意を得ずに手術中に肋骨(ろっこつ)の骨髄液を採取していたと発表した。

 健康被害の報告はこれまでないが、教授らは肺がんの臨床研究目的で行ったとしており、厚生労働省が定める倫理指針に抵触する行為。末松誠医学部長は「誠に申し訳なく、深くおわびする」と謝罪した。

 同大によると、無断採取していたのは教授と40代の男性専任講師。昨年10月24日から今年1月11日にかけ、事前の説明や同意を経ず、肺がん患者26人の手術中に骨髄液を採取した。また肺がん患者との比較を行うため、肺がんではない患者5人からも無断で採っていた。
 同大の調査に、教授らは「患者に有益な情報を届けたかった」と臨床研究に利用した理由を説明しているという。} 

 慶応大の医学部教授ら2人が臨床研究に使う目的で、計31人の肺がん患者らから無断で手術中に骨髄液を採取していたと発表した。患者同意を求めた厚生労働省の臨床研究の倫理指針に違反しており、同大は厚労省と文部科学省に経緯を報告。2人について懲戒処分を検討している。どんなに効果的な治療法の予測研究であっても、患者に了解も得ず肺がん患者の肋骨から骨髄採取は絶対にしてはいけないこと。全身麻酔で眠ってる患者は何されたかわからない。このことは内部告発で無断で手術中に骨髄液採取が発覚した。