喜多院法興寺

住職のひとりごと

林道談合 “林野一家”で税金食い物 天下り、丸投げ…民間圧迫 

2007-05-25 06:39:28 | Weblog
産経新聞
{緑資源機構をめぐる官製談合事件は、ついに公正取引委員会による刑事告発という事態に発展した。この談合の悪質性は、機構や公益法人など「林野一家」が入札を骨抜きにして“共存共栄”を図るシステムを構築していた点にある。天下り先を確保したい機構側、高値受注の上に「丸投げ」で利益を得る公益法人。一方、丸投げを受けた民間業者は赤字に苦しむ…。身内の利益のために税金をムダ遣いしてきた官僚の内向きな体質が、司直の介入を自ら招いたともいえる。

 「機構の業務はもうからない。赤字が出ることも多い。もうかるのは公益法人だけ。システムがそうなっており、もう機構の業務から手を引こうと思っている」↓ 受注実績の多い民間業者の幹部でさえ、こう嘆いてみせた。


 幹部の話では、林道整備の測量・調査業務は未踏の山に入って作業するため、予想以上に日数がかかり、人件費が高くなる。測量の場合、受注した区間の延長部分も事前に調べるため、経費がかさむ。それに見合った入札予定価格が設定されてなく、赤字になるケースもあるという。

 さらに、経営を圧迫するのが、丸投げを請け負ったときだ。財団法人「森公弘済会」は告発対象の平成17~18年度に計約2億6000万円分を受注したが、大半が丸投げで、何もせずにマージンとして受注額の10~20%を得ていたという。当然、丸投げを受けた民間業者は赤字になる。}

 緑資源機構をめぐる官製談合事件は、税金食い物 天下り、丸投げはついに公正取引委員会による刑事告発という事態に発展した。天下り先を確保し身内の利益のために税金をムダ遣いしてきた官僚の内向きな体質が、司直の介入を自ら招いたともいえる。自分たちの利益のために税金の無駄使いしたのだから、逮捕されて当然だ。許せない。