喜多院法興寺

住職のひとりごと

国宝・本堂を5色の幕で飾り付け 再建300年の善光寺

2006-12-31 10:34:21 | Weblog
朝日新聞
 {長野市の国宝・善光寺本堂で30日、来年で再建300年を迎えるのを祝う5色の幕が、外周約160メートルにわたってかけられた。青、白、赤、黄、緑の色は「あらゆるものを完成に導く」「すべてのものが平等であることを知る」「物事の本質を明らかにする」など五つの「智慧(ちえ)」を表すという。

 同寺によると、7世紀に創建された後、本堂は11度焼失。1707年、今の建物が再建された。

 千葉県から初めて来たという男性(30)は「来年は私も転職という節目の年です。縁起の良さにあやかって、良い年にしたい」と笑顔で話した。}

 来年は長野の善光寺の本堂再建300年とのこと、我が寺も全国善光寺会に加盟の寺と言うことで、新年を迎えるに当たりおめでたい事である。さらに、この善光寺本堂の再建に、寄与した慶運大僧正がいすみ市の桑田、弓能家家(ゆのげけ)からでた人。この再建には徳川家が関わっており、慶運大僧正は柳沢吉保の甥として、全国に善光寺本堂再建の寄付を募る出開帳の行脚が行われた。他宗派の寺院や檀信徒から多くの寄付が集まり、現在の国宝の善光寺本堂が再建された。善光寺は無宗派とされているが、実際は天台宗、浄土宗の2宗派で運営されている寺院である。