喜多院法興寺

住職のひとりごと

「がん難民」患者の53%・68万人

2006-12-08 10:46:55 | Weblog
「がん難民」53% 告知・治療方針に不満(産経新聞) - goo ニュース
読売新聞
 {民間研究機関「日本医療政策機構」は7日、自分に合った治療を受けたいのに、適切な情報を得られなかったり、医療機関を渡り歩いたりする「がん難民」が、がん患者全体の53%を占め、日本全体で推計約68万人に上るとする調査結果を発表した。
 調査は、2005年、患者会などを通じて得た、がん患者1186人分のアンケート結果を分析した。それによると、最初にがん診断を受けた際の説明時間は、「がん難民」が平均19分だったのに対し、その他のがん患者は28分。「がん難民」は平均3・02か所の医療機関で受診していたが、その他のがん患者は1・95か所だった。
 また、「がん難民」が求める情報を複数回答で聞いたところ、「専門医の有無」(83%)、「医師ごとの疾病別の治療成績」(66%)などが多かった。 }

難民について「医師の治療説明に不満足、または納得できる治療方針を選択できなかった患者」と規定。いずれかに該当する人は625人、全体の53%に上った。治療方針に納得していない患者に限ると27%。いかに医師が患者に対して説明が不足していることが分かる。今後患者側に立って、出来るだけ不安を取り除く説明が求められる。