喜多院法興寺

住職のひとりごと

珍種のハス金閣寺へ 6百年ぶり“献上”

2006-07-17 08:57:24 | Weblog
共同通信
 {室町時代にハス科の珍種「近江妙蓮」が近江の守護職六角氏から将軍足利義満に献上されて今年で600年になるのを記念し、滋賀県守山市の保存会などは20日、義満にゆかりの深い京都市の金閣寺(鹿苑寺)に同種のハスを贈る。

近江妙蓮は1つの花に2000-5000枚もの薄い桃色の花びらがつく。平安時代に日本に持ち込まれたとされる。室町時代以降は近江の武家だった田中氏が代々育て、昭和に入って保存会に引き継がれた。

守山市によると、1406年に近江守護職が義満に献上したとの記録が残っている。義満は「無双の珍花なり」と喜んだという。}
この世の中、親殺し、子殺しと殺伐とした現代にあって、汚泥の中から咲く蓮の花は正に仏の花。室町時代の蓮の花「 近江妙蓮」が保存育成されていたのに、驚かされた。来年の今頃に京都に行ったら、金閣寺の池に蓮の花が見られることだろう。