以前、めずらしい花として紹介したのはシモバシラ草だった。
今日、同じ多摩のハイカー氏から追加の画像が届いたので、その中の1枚を紹介する。
シモバシラ草は、枯れかけた草の茎の中にかなりの滞留した水を持っていて、
それがきゅんと冷えた夜に氷って、宙空のシモバシラを作る。
普通、霜柱とは、土中の水が氷って表土を持ち上げる現象だが、シモバシラ草の場合は、茎の中の水が氷る現象だ。
生きている植物は、水が動いているから、氷らない。
枯れた草の茎には、氷を作るほどの水気はない。
水を抱いたまま立っているある種の草に限ってこれができる。
しかし、水が氷るとき膨張するので、茎を破って氷の花が咲くわけだから、
できてしまうと、もうそのシーズンは二度と作れない(できない)。
ため息が出るくらいはかない。はかないが故にぞっとするくらい美しい。
今日、同じ多摩のハイカー氏から追加の画像が届いたので、その中の1枚を紹介する。
シモバシラ草は、枯れかけた草の茎の中にかなりの滞留した水を持っていて、
それがきゅんと冷えた夜に氷って、宙空のシモバシラを作る。
普通、霜柱とは、土中の水が氷って表土を持ち上げる現象だが、シモバシラ草の場合は、茎の中の水が氷る現象だ。
生きている植物は、水が動いているから、氷らない。
枯れた草の茎には、氷を作るほどの水気はない。
水を抱いたまま立っているある種の草に限ってこれができる。
しかし、水が氷るとき膨張するので、茎を破って氷の花が咲くわけだから、
できてしまうと、もうそのシーズンは二度と作れない(できない)。
ため息が出るくらいはかない。はかないが故にぞっとするくらい美しい。