うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

マジちゃん 2 ...(E14-2)

2007年09月02日 09時10分14秒 | 水の存在
マジちゃんは雌だそうである。
市民の誰かが、マジちゃん専用の小さないかだを浮かべたところ、そこへ、ちょんとはい上がって、
日光浴しながら、あくびなどするものだから、すっかり全身を撮られて、性別までバレちゃった。
胴体に傷があることもわかった。
群れからはぐれて瀬戸内海に入り、その上宇部の汚い河口にまで迷い込むとは、生後1年、
まだ十分な成体になりきっていないかもしれないのに、よほど過酷な人(?)生を経験したのだろう。
本来、群れをなして生活する動物。群れで魚を追い込んで捕食するとなると、一頭では生きてゆけまい。
みんなそれがわかっているから、つかの間の人気者になり、愛されたり、見守られたりしている。
ずっと居ついたら、飽きてくるどころか迷惑がられるに決まっている。
やはり、人は勝手なのである。

天文屋は、自然界のことが好きで、本質的に稀代の野次馬。
これを見逃す手はないと、早くに宮崎慶一郎氏は橋の上でねばった。
彼のブロクの写真を拝借。
かくいう私も、自分で もてあますほどの野次馬、彼と違うところは、平然と
「人の褌で相撲を取る」図々しさに長け、すこぶる怠け者だという点である。