うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

マジちゃん 1 ...(E14-1)

2007年09月01日 18時22分19秒 | 水の存在
宇部市民のアイドルになった“ゴマフアザラシ”。
本来、北の海にいるはずの“ゴマフアザラシ”がどういう訳か、
群れからはぐれて宇部の海にやってきた。
宇部には、まじめ川という不真面目な名の付いた川がある。「真締川」と書く。
市内の中心部を海に注ぐ川だが、本来、人工の川でいわば運河。新川とも言った。
その川に生後1年くらいと推定される“ゴマフアザラシ”が迷い込んできた。
早速、名前が付いた。「宇部まじめちゃん」。通称「マジちゃん」。
ぐふっ、何というセンスのなさ...と笑うなかれ。
今や、川に架かる何本かの橋には、いつどこで水面から顔を出すかわからないマジちゃんを求めて、
連日超満員の人だかりなのである。平和なのである。

今日行きつけの散髪屋さん「サトウ理容」に行ったら、市民の挨拶は、「見た?」という言葉らしい。
座ったとたん、いきなりそう聞かれたが、もちろん、私も宇部市民、何のことだかすぐわかるので、
「生は まだ」と答えた。
サトウさんの奥さんはこんな話が大好き。
おまけに絵心があるので、即座に、暑中見舞いはがきかもめーるに、絵を描きそえた。
それが添付画像である。
プラネタリウムでも、季節の話題として、紹介するつもりだ。