類家心平のトランペット(tp)を聴いてきました。
フェニーチェ堺のグランドオープン記念として開催された10月の「ジャズ・ガラ・コンサート」で、また聴きたいと思ったのが二つありました。
挟間美帆が率いるユニットと、山下洋輔カルテットに特別参加していた類家心平のトランペットです。
挟間美帆の単独コンサートはガラ・コンサートの翌日にあることを知りましたが、予定があって聴きに行けませんでした。
山下洋輔の単独コンサートは12月20日に小ホールであると聞き、Kさんを誘ってチケット購入をしました。
予約はガラ・コンサートの翌日でしたがほぼ満席で、2階席となりました。
1階も2階も同じ値段というのは釈然としませんが、うまく座席が取れたことを喜ぶべきでしょう。
小ホールへいくと、ホールの両サイドに2階席がありました。
舞台を上から見下ろす近い位置で、普段のコンサートでは見ることが出来ない良さもありました。
ピアノの鍵盤を叩く手の動き、ドラムのスティック捌きが良く見えたことです。
楽しみにしていた類家心平のトランペットは最高でした。
クリフォード・ブラウンに捧げる「 I Remember Clifford 」は涙が出るほど感動しました。
この曲を聴けただけでもう十分、来た甲斐があったというものです。
YouTubeで聴いたものよりアドリブが凄く、感性豊かな演奏だったのです。
彼の演奏には詩があります。
物語を感じます。
高度なテクニックもあるでしょうが、何より心に響く音楽なのです。
意味のわからない外国語のボーカルを聴いて感激するのと同じなのでしょう。
自宅のオーディオもコツコツと改善していますが、ライブには敵いそうもありません。
オーディオへの出費を控え、コンサート通いをするのが良いのかもしれません・・・
※ 類家心平の演奏に興味がありましたら、まず次のYouTubeがいいかと。
最後のソロ演奏が素晴らしい!
チュニジアの夜「類家心平&海上自衛隊東京音楽隊」水曜コンサート
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