ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

愛を読むひと・・・

2009-06-30 21:45:00 | 音楽、映画、芸術
        

観たかった映画「愛を読むひと」が封切りになったので、早速映画館へ。
10日も前に観た映画ですが、原作を読まれた友達のブログを見て、記事にしたくなりました。


今月初旬に「スター・トレック」を観てきました。
若い頃、テレビ映画をずっと観ていたこともあって、外せない映画でした。
カーク船長とスポックの出会いを描いたものと聞くと、何をおいても行かなくては・・・と。

CGを駆使した映像は迫力があり、楽しめるものでした。
ただ、「ああ、面白ろかった~!」で終わる映画です。
まぁ、その場で楽しめたら、OKなんですけどね。


何か心に響くような映画が観たい。
そう思っていた時に「愛を読むひと」の予告編を観ました。
映画の解説を読んだら、観たくて仕方ありません。

本当なら、原作のベルンハルト・シュリンクの「朗読者」を読んでから見るのが正解なのでしょう。
世界的ベストセラーということで、読まれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ごく簡単に映画の内容を紹介します。
ある解説には、『愛や官能からはじまった物語は、やがて、戦争や罪、人間の尊厳といった重いテーマを私たちに投げかけてくる。』とあります。

15歳のマイケルが、ふとしたきっかけで21歳も年上の女性ハンナと恋に落ちていきます。
会うたびに体を求め合う関係になります。
ある日、突然ハンナがいなくなり、数年後、弁護士を目指すマイケルが傍聴した裁判で被告席にいるハンナに再会します。
そして・・・


   

主演ハンナ役のケイト・ウィンスレットはタイタニックで主演した女優さんです。
あれから、もう12年も経っているんですね。
タイタニックでの若々しい魅力とは違った、円熟した演技がストーリーに引き込みます。

ラブシーンはいやらしさがなく、若者が彼女に惹かれていく様子が巧みに描かれています。


    

成人したマイケルを演じたのは、レイフ・ファインズです。
調べてみると、ハリーポッターシリーズに出演していました。
彼の演技が翳のありマイケルを見事に演じ、この映画をより深いものにし、感動を与えてくれました。


単なる恋愛物語じゃなく、様々なことが頭の中をめぐります。
最後は悲しい結末ですが、人を愛することの素晴らしさが胸に残ります。

あっしなら・・・
もしも、あなたなら・・・

そう考えさせられる映画でした。
コメント (8)
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BM復活マスツーに

2009-06-28 23:59:00 | ツーリング・旅行


マスツーに参加してきました。
ほぼ3ヶ月ぶりです。
じんさん企画の「又兵衛桜ツーリング」以来でしょうか。

今回はだいくさんが企画する、和歌山の日御碕の手前にある割烹「煙樹」で豪華昼飯を食するツーリングです。
リーズナブルなだいくさん価格で、本格的なお料理がいただけます。

土曜日の朝の天気予報では降水確率が50%でした。
美味しい料理とはいえ、バイクで行けないようなので家の用事をすることにします。

夕方5時の天気予報をチェックすると、20~30%の降水確率で「曇時々晴れ」に変わっています。
なんちゅう天気予報やねん!と思っていたところに、だいくさんからのお誘いがありました。
飛びつくように「行きます、行きま~す!」
だいくさんに感謝です。

日曜日は5時に目覚めます。
10時に紀ノ川SAに集合なので、8時半に家を出ても十分間に合います。
猫のルイ君が朝食のおねだりに来るまで、うとうとします。

時間をもてあまし、パソコンを開きます。
ええっ、静岡県から参加?
驚きつつも、どんな方なのか興味が湧きます。

8時過ぎに家を出て制限速度で走りますが、それでも早く着きすぎます。
途中2ヶ所で時間調整をしますが、それでも9時半には到着でした。
すでに半数ほど集まっています。

「伊豆」のナンバープレートに目がいきます。
夜中の3時に出発したそうです。
大阪で一泊しないで、日帰りだそうです。

       
            日帰り1300kmを走破した吉兆さん


今晩中に帰り、明日は仕事に行くそうです。
パワー溢れる行動力に脱帽です。
今回、初めて走る方が数名おられましたが、みなさん温和な感じの人で良かったです。

出発の際の写真を撮っていたので、あっしが最後尾を走ります。
S・REMさんは新車購入で慣らし運転中とのことで、途中で抜き去ってしまいました。
あっしが広川の料金所を出ると同時に、先導者が出発してしまいました。
あっしが最後だと思ったのでしょう。
マスツーリングでは、無線機が必要だと感じた瞬間でした。

あっしがS・REMさんを待ち、白崎海岸へ案内します。
バイクナビが、自分の思う方向と違う案内をします。
基本的に最短で誘導するので、ナビを信じて走ります。
目的地についてから地図で確認したら、少し遠回りをしていました。
ナビは便利ですが、地図の補助的な使い方が良いようです。

  

                                

                  
                       3年前の交通事故で下半身不随に!
                       ご家族の強い愛情を感じました♪

白崎海岸を出たところが景色が良くて、停まって写真を撮ります。
後を追いかけますが、追いつきません。







日御碕に行くと聞いていましたが、波の写真が撮りたいので先に煙樹に行くことにします。

大きな波はありません。
何十回に1回、少し大きな波が来るようです。
寝そべって待ちます。
我が家の猫、ルイ君と同じ格好です。

来た!と思ってシャッターを押しますが、一番良いときにシャッターが切れません。
微妙にズレているようです。
こういう写真は、一眼レフでないと難しいです。

1枚も満足する写真が撮れていないけれど、本隊が到着したとの連絡が入り煙樹に戻ります。
冬場など荒れた海の時に、再チャレンジしたいです。



煙樹の料理は、今回も美味しいです。
その模様は、だいくさんのブログをご覧ください。

 http://blogs.yahoo.co.jp/daikusann8/53520593.html


食後は、龍神スカイラインを走って帰ることになりました。
あっしは、途中離脱して帰ることにします。

土曜日は、お袋を病院に連れて行ったりして農作業ができていません。
そのことを気にしながら遊んでも楽しくないでしょう。

みなさんには悪いけど、ここでお別れしました。
高速道路は7kmの渋滞でしたが、3時過ぎに到着です。
休憩をしてから、農作業です。
多忙な一日になりましたが、沼津からこられた吉兆さんに比べたら、楽勝でしょうか!

参加のみなさん、また、ご一緒に~!
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復活デイはいつ?

2009-06-25 22:17:14 | バイク・車
        

ようやくBMWの修理が終わりました。
前輪のブレーキホースの交換が終わったと思ったら、今度は後輪のブレーキホースの損傷でした。
ドイツからの部品取り寄せになるので、結局2ヶ月間乗れずでした。
修理費も痛いけど、気候の良いときに乗れなかったのが残念でした。

部品が入荷したということで、日曜日の朝にディーラーに向かいます。
怪しい天気が幸いしてお客さんが少なく、待たずに修理がはじまりました。
前輪の時は交換作業に2時間ほどかかりましたが、今回は30分ほどで作業完了です。

        
               これ、模型ですよ!


待っている間に、他のオーナーと話しをしますがついていけません。
200km/hオーバーの世界の話です。
はあ、はあ、と聞くだけです。
高速道路をぶっ飛ばすよりも、ワインディングを軽快に走る方が好きです。
単にビビリだけかもしれませんが・・・

ショップに置いているミニチュアバイクの目がいきます。
見ていると欲しくなってきますね。

ねぇ~こんなにアップしても、本物みたいでしょ!

     

                         

    

修理が済むと走りたくなります。
太子方面に走らせていると、風の温度が冷たくなってきました。
雨がぱらついてきたので、無理をせずに一旦帰ることにします。

昼ごはんを食べたら睡魔がやってきて、しばしお昼寝です。
もう走る気力が失せてしまいました。

今度の日曜日は、だいくさんが企画する煙樹ツーリングがあります。
バイク復活にうってつけのツーリングじゃないですか!
土曜日のうちに作業を済ませて参加するつもりです。

毎日、天気予報と睨めっこしています。
天気は回復方向・・・ 晴れてくれ~

コメント (16)
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蛍を求めて・・・

2009-06-22 20:22:14 | アウトドア・スポーツ
    
      (蛍狩りから帰る途中、夜景を撮ったらハート型に?) 


今年も蛍狩りで、高野山の麓のロッジにお邪魔しました。
3年前に知り合ったH夫妻に、会いに行ってきました。

長慶寺で写真を撮ってから、出発しようとしたら雨が・・・
ここで雨だと、和歌山の山中ではどうなんだろう?と思いながら走ります。

蛍の時期しかお会いしていないので、今日を逃すと来年まで会えません。
蛍は見えなくても、お会いできればOKと割り切って行くことにします。
県境の峠まで来ると、雨は降っていません。
和歌山の方が雨だという先入観は違っていました。

天野のロッジに着くと、毎年のように暖かく出迎えてくれました。
満面の笑顔は、今年も健在です。
頚椎が悪く痛みがあるはずなのに、しかめっ面ではなく終始笑顔です。
きっと、アルコールで麻痺させているに違いない!(笑)

お酒を飲めないのに友達として迎えてくれるのが、嬉しいです。
食べきれないほどのお料理がいっぱい並びます。

   

奥さん自慢のおでんは、今年も美味しいです。
カレーライスも用意されています。
掘り立てを蒸かしたジャカイモはホクホクです。
ロッジ客からの差し入れのてんぷらの盛り合わせも並びます。

ロッジに泊まっているお客さんは、10年来の方ばかりだそうです。
ロッジ宿泊のグループから、自分たちの宴会場所へお招きをいただきました。

   
こちらも豪華な焼肉です。
肉の他にも、エビやサザエの壷焼きなどを焼いてくれました。
お酒が飲めないことを言うと、挽きたてのコーヒーをいれてくれました。
ケーキも付けてくれました。
こちらも美味しかったです。

初めて会ったのに、昔からの友達のような会話ができるのが不思議です。
趣味が高じたロッジ経営のようですが、こうした楽しみがあるからやっていられるんでしょうね。

お腹も満腹になったところで、蛍が飛ぶ時刻になりました。
ロッジの電気は全て消します。

真っ暗になると、ほたるの光が浮かんできます。
先ほどまで降っていた雨は、ウソのように止みました。
直前まで雨だったから森から出てこないだろうと思っていたけど、意外と沢山の蛍が飛んでいます。

写真撮影は難しいと分かっていますが、チャレンジしたくなります。
4秒と8秒の長時間露出にセットします。
ピントは無限大に合わします。

ミニ三脚に固定して撮ろうとしますが、次から次にひっきりなしに自動車が通ります。
ヘッドライトを消さずに停まっていたり、自動車の室内灯を点けっ放しだったし・・・
蛍がほとんど見えません。
写真撮影は全く出来ません。
自動車が去るのを待つしかありません。
結局、10枚ほどしかシャッターを押せるチャンスがありませんでした。

     

毎年、蛍狩りに来る人のマナーが悪くなるように感じます。
一番蛍が出る時間に車でやってきて、ヘッドライトで照らして「ここにも蛍はおらんわ」と言って立ち去っていく無神経さが腹立たしいです。
時間制限で通行止めをしてほしいなと思いました。

楽しい時間はあっという間に過ぎます。
蛍も観れたし、会話と食事に大満足です。
H夫妻、ありがとうございました。
また、来年もよろしくで~す^^@
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あじさい寺へ

2009-06-20 23:59:00 | アウトドア・スポーツ
          

あじさい寺と言われる長慶寺へ行ってきました。

土曜日の夜は、蛍狩りに行く予定です。
泉南市にもあじさい寺があることをチューリップさんに教えてもらいました。
蛍狩へ行くまでの時間を利用して、写真を撮ることになりました。



地図でみると小さなお寺を想像したのですが、凄く立派なお寺です。
駐車場が広いです。
「こんなに人が来るの」って思ってしまうくらいです。

お寺の境内は、手入れが行き届いています。
歩いていても気持ちが良いです。
新しい建物が多いし、境内から見下ろす釣鐘塔も新しいです。


  

                             

  

                      

                             

 

あじさい寺と言われるだけあって、あじさい一色です。
これでもか! というくらいのあじさいです。(笑)

写真を撮って回ります。
「こちらにもあじさいがあります」の看板があって、誘導されるように裏山の方へ。

途中に変わったあじさいがあって夢中で撮影しますが・・・
一回りして戻ってくると、痒いかゆい!!
蚊に刺されたようです。

半袖だったので、何ヶ所も刺されていました。
チューリップさんの足には、20~30ヶ所も赤く腫れて・・・

        

  

                             

                

  

                             


                

ポートレートは、100枚ほど撮りました。
紹介できないのが残念です。

今回は、承諾をもらって2枚だけアップします。
 
      


                          




コメント (14)
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花壇めぐり

2009-06-17 23:17:32 | アウトドア・スポーツ


日曜日の朝です。
土曜日の近場のツーリングでは走り足らない気がします。
でも、身体の芯の方で疲れが溜まっているようにも感じます。

梅雨入りしたこの時期に晴れると走りたくなりますが、自重して家でゆっくりすることにします。
起きてからボーと過ごします。
パソコンを開くけど見る気なし、本も読む気なし・・・

鏡を見たら髪がボサボサなので、予約して散髪へ行きます。
すると、理髪店の近くのお家で紫陽花が綺麗に咲いています。

                


   


   


帰ってから、デジカメを持って撮りに戻ります。
そう言えば、団地内で綺麗な花を探しているところがあったな、と思い出します。
ママちゃりで回わることにします。

団地では、建物と建物の間の土地をうまく利用して花壇を作っています。
区画されていて、作る人が決まっているそうです。
写真を撮ってみると、丹精込めて作られているのがわかります。

今回は、紫陽花の写真だけをアップします。

                   


   


   


   


写真を撮るようになってから、それまで通り過ぎていた場所や物に目が向くようになりました。
「美」というものへの関心が高まったように思います。

それを画像に写して、人を感動させることができれば素晴らしいです。
驚嘆するような景色には、なかなか巡りあえそうもありません。
普段目にする風景の中に、美を見つけられたらと思います。

ミクシーの中で、日常生活をアルバムしたような日記があります。
身近な花や草、鳥や動物などですが、観ているととても心地良いのです。

ほんわかと温かくさせるような、そんな写真が撮れたらいいですね。

コメント (23)
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茶畑・・・ツー!

2009-06-13 23:59:00 | ツーリング・旅行


リターンライダーに呼び込んだアキさんと、久しぶりに走ってきました。

アキさんは、この3月末で退職しました。
時間が有り余ってると思いきや、何かと忙しいようで随分のご無沙汰です。

土曜日なら走れると言うので、時間調整をして走ってきました。
行き先も決めず、走れれば何処でも良い というツーリングです。


農作業を早朝にこなして、10時半に道の駅「太子」で待ち合わせ。
名阪国道近くの「もくもく手作りファーム」に行くつもりでした。
ここの新鮮生野菜と蕎麦が食べたかったからです。
野菜はとりたてで、子供の頃に食べた野菜本来の美味しさが味わえました。

久しぶりに会ったので話をしていたら時間が過ぎてしまいました。
今回は諦めることにします。

   

以前行った三輪大社近くの蕎麦「かおく」へ行きます。
今回も美味しくいただきました。


      田んぼに植えられた苗と 水に映った山の景色に見とれて・・・


食後、走って楽しそうな県道50号線を通って針テラスへ向かいます。
想像どおり、バイクで走るには気持ちの良い道です。

針テラスに着くと、見覚えのあるバイクが停まっています。
おくちゃんが待ち合わせをしているようです。
しばらく話をしたあと、月ヶ瀬方面を走ることにして、別々に出発します。

  
     おくちゃんのお友達のバイクW650のエンジン
     こういうのを「機能美」というのでしょうか


月ヶ瀬周辺は、バイクに最適な道ばかりです。
ゆっくり走っても、ストレスなく楽しめます。
MAXに連れてってもらったジェットコースター道路も通ります。

道路脇に茶畑が広がっていて、写真を撮りたくなりました。
「たばこ休憩やで!」と言って、一人写真を撮りまくります。


     茶畑も綺麗です・・・
         

しばらく走ると、「湖上展望台」の看板が目に入ります。
少し下りると、湖に突き出た休憩所があります。

鳥のさえずりが心地よいです。
「カップルで来たらエエとこやね」と意見が一致。

  

                                
                                           展望台です

  
    展望台からの景色 バスボートが走っていきます

                                
                                       こんな普通の景色が好きです

駐車場に戻ったら、おくちゃんと友達が向こうから走ってきます。
挨拶だけして走り去りました。

その後、名阪国道に上がり、針テラスに寄ります。
予想どおりおくちゃんと友達が休憩していました。
一日に3度も会いました。

ここから下道を通って帰りました。
全部で200kmほどでしたが、どっと疲れました。
居間でうとうとして、気がつけば夜中の3時でした。

一週間の疲れが出たのでしょうか・・・ね。


コメント (16)
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渓流を上って!

2009-06-10 22:27:45 | アウトドア・スポーツ
  
      渓流の入口付近で釣る同僚

アマゴ釣りに連れてってもらいました。

職場の同僚は渓谷釣りのベテランです。
以前頂いたアマゴの燻製は、絶品でした。

  

休日出勤の代休の月曜日に、行くことになりました。
釣りといえば、子供が幼い頃の投げ釣りやサビキ釣り、小学校の頃のバス釣りのお供をした程度です。
今回は、鮎竿や糸、魚籠など、ほとんどを貸してもらいました。

唯一、鮎足袋だけ買いました。
午前1時過ぎに起き、3時に同僚の自宅に到着です。
そこからオフロード車のランドクルーザーに乗り換えて、現地に向かいます。

このランクルですが、曲者です。
15年ほど前の車で、足回りがヘタッて左右に振られるのです。
山道に入ると、気分が悪くなってきました。
車酔いです。

辛抱できず、途中で運転させてもらいました。
不思議なもので、自分で運転すると少し楽になりました。

予定では、幹線道路から30分ほど林道に入るつもりだったそうです。
そこまでは、とても持ちそうにありません。
急遽変更して、近くにある渓流に入ることになりました。

初めてだし体力に不安があるので、初心者に優しい本流での釣りを希望していました。
同僚は普段険しい渓流釣りばかりのようで、前の週に現地まで行って偵察してくれたようです。
申し訳ないとは思うけど、仕方ありません。

この辺の地図は頭に入っているようで、なんなく渓流の入口に着きます。
川の水量が少ないとの情報があるそうです。
ど素人のあっしには厳しいかもしれません。
同僚も、この渓流に入るのは初めてらしいです。

夜が明けてきました。4時半です。
半袖の速乾下着の上に、長袖シャツを着ますが寒いです。
ジャージを貸してもらって助かりました。

まだ胸がムカムカしていますが、期待の方が大きいので元気です。
入口は小さな石がゴロゴロしています。
思ったよりも水量もあり、気持ちの良い渓流です。
少し入ると、両脇が崖で急斜面だし、川には大きな石がゴロゴロです。

入って10分もしないうちに、川の中の石に足を取られて腰まで入ってしまいました。
ポケットに携帯電話が入っていましたが、滑ったのと同時に取り出したので無事でした。
古いカシオのデジカメを持って行きましたが、デイバックに入れてあったので濡れませんでした。
慌てて、キッチン用の保冷パックに入れました。


      

そこからは、釣りというより沢登りです。
デイバックと魚籠を肩にかけ、伸ばした竿があるので、登りづらいです。
渓流釣りは、一つのポイントで2回ほど餌を入れると、もう釣れないそうです。
だから、上に上に行かないと釣れないのです。

最初はブドウ虫の餌ではじめましたが当たりがきません。
途中から餌をイクラに変えたら、当たりがくるようになりました。

アワセが難しいです。
手に感じた時点では遅すぎるのです。
渓流にある木や葉っぱに針が引っかかり、何度も仕掛けが切れてしまいます。
続けて切れると、イライラしてきます。
そんな時に、一匹釣ると嬉しくてイライラが吹っ飛びます。

渓流を上りながら竿を振っていたら、5時間はあっという間でした。
お昼前に、大きな滝壺のところに出ました。
道はないので、横の急斜面を登って迂回し、やっとの思いで下りました。

滝つぼに下りたものの、そこから下の川までは7mほども高さがあるのです。
どうして帰るのか、不安で仕方ありません。
同僚は悠々と滝壺で釣りをしています。
「大丈夫、大丈夫、あかんかったら滑り降りたらええねん」と言います。

  
      滝つぼで大物を狙います

経験者の言うことを信じたわけではありませんが、ジタバタしても仕方ないと諦めました。
この滝壺で20cmオーバーのアマゴが釣れました。
釣ったというより、勝手に針に引っかかったという感じでしょうか!
これを「向こう合わせ」と言うらしいです。
5匹釣れましたが、2匹は小さいのでリリースしました。

ボウズだけは嫌でしたが、免れました。
前日のスポーツ紙には、釣果3匹とあったそうなので初心者なら上出来でしょう。

腹ごしらえをして、帰ることにします。
下を覗くと、足がすくみます。
20mのザイルを持ってきているそうですが、それを掛ける木は1本しかありません。
枝が細い上に、崖の途中にあります。

60kgほどの体重なので木は大丈夫そうですが、そこに行くまでが大変です。
腰が引けています。
滑ったら、7m下まで落ちてしまいます。
でも・・・、行かないと下りられません。
こんなに心臓がバクバクしたのは久しぶりです。

       
       写真では平坦に見えてしまいますが・・・

ザイルを持ち、思い切って下りると、すねを岩に思いっきりぶつけました。
ズボンに血が滲んでいます。
あとで傷口を見ると、脛が腫れあがっていました。

下りたとたんに足が震えてきました。
これじゃあ、渓流釣りじゃなく、冒険の範疇です。
この怖さを経験したためか、ここからは気分的に楽になりました。

60歳近いおっさんが始めて行くようなところではなかったようです。
あの怖さも、二日経つと薄らいできて・・・また行ってもいいかな?と思ったり・・・

永久貸与と言われて手渡された竿が手元にあります。
魚のかかった時の手の感触が残っています。
あの感触を求めて、ゆっくりのんびり釣ってみたいものです。・・・
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広角レンズの試し撮り

2009-06-06 23:59:00 | ツーリング・旅行


先週の日曜日、午後から、フリータイムとなりました。

週末に買ったコンデジGX100の広角レンズで撮りたくて仕方ありません。
2時半からジェベルで被写体を求めて出発します。

和泉市の松尾寺のアジサイが咲いているかもしれないと聞き向かうことにします。
境内を散策しますが、花が少ないです。

                   

  

                               


      

広角レンズを生かすような景色がないので、比較的近い公園へ行くことにします。
初めていく蜻蛉池(トンボ)公園です。
標識を頼りに走り、4時半に辿り着きました。

バイクを止めると、広々とした空間が目に入ります。
池と、その向こうには花が見えます。
ここなら広角の良さを発揮できる場面があるかもしれない。
期待が膨らみます。

      

のんびりと散歩を楽しむ人、子供とボール遊びなどをする家族連れ、芝生に寝転ぶ恋人たち。
みんな夏が訪れる前の爽やかな季節を楽しんでいるようです。
時間がゆっくり流れているような感覚になります。

憩いの広場からポケット広場は、バラが植えられています。
バラの鑑賞時期としては少し遅かったようです。
でも、まだまだ鑑賞できる美しさを保っていました。

               

          
  


               


                     
  

  

               


アヒルやワンちゃんの写真を撮っていると、自然と顔がほころんでいる自分に気づきます。
カメラを持ってなかったら、一人では公園に来ないでしょう。
広角レンズを活かした写真を撮るのは、難しいものです。

  


  

               

最近、高齢者の方が高級カメラを提げて撮影している光景をよく目にします。
写真撮影を通して、交流や外出の機会が増えることは良いことです。
あっしも、もうすぐ仲間入りです・・・でしょうか^^@


コメント (21)
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カメラ店巡り

2009-06-03 21:26:53 | 日頃のできごと
 


現在使っているカメラは2台
コンパクトデジカメのリコーR7とGX100です。

どちらも気に入っています。
通常のプリントサイズやパソコン上で見る分には、十分な性能です。

GX100のカメラの購入の際に、一眼レフとの比較をして、このカメラにしたのです。
決めたのは、携帯性を重視したからです。
一眼レフは重くて嵩張ります。
バイクで行くことや、年間の使用回数を考えると高性能なコンパクトに魅力を感じたのです。

その後、写真撮影に出かける機会が増えました。
動きの激しい飛行機や車・バイクを撮るための高速連写機能が欲しくなりました。
ポートレートや花など撮影では、背景の綺麗なボケが欲しくなりました。

キャノンやニコンが新製品を出したので、旧製品が安くなってきました。
手の届く価格まで下がってきています。

キャノンの製品を見に行くと、中級器の50Dが安くなっています。
その上6月末までに購入すると2万円のキャッシュバックもあります。

すでに、気持ちは買うほうに傾いて・・・
キャノンとニコンとの比較、初級機と中級機との比較、新製品と旧製品との比較を始めます。
仕事帰りに、カメラ店に寄りたくなります。
7店舗ほど回りました。

しかし、バイクの修理費が思いのほか高額になり・・・諦めざるを・・・
楽しみが先に延びたんだ! と思うことにします。

  
          リコーGX100


  
     コンバージョンレンズを付けた状態


その代わりに、GX100のワイドコンバージョンレンズを買いました。
2万円でお釣りがくる価格です。
カメラ本体価格と比べると割高に感じます。
まぁ、そんなに沢山売れる品物じゃないので妥当な価格かもしれませんね。

一眼レフのようにレンズを交換するのではなく、レンズの上から被せるように取り付けます。
19mmと、さらに広角よりとなります。
これだけの広角で撮れるのは、スゴい魅力です!

早速取り付けてみます。
室内では、そんなに大きな効果があると感じられません。
きっと、風景写真を撮るときに活躍することでしょう。

結局、一眼レフは買えませんでしたか、しばらくワクワク感が味わえて楽しかったです。

次にワクワクできるのは、いつのことでしょう?

コメント (22)
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