( 鍋谷峠から望む )
蛍の季節です。
今年も和歌山県のとあるホタルの里へお邪魔しました。
ここ数年、毎年お邪魔している山のおやじさんのバンガローです。
今年は、ホタルの数が少ないと聞きます。
土曜日(6月26日)は、朝から結構な雨が降っています。
「この雨だと、ホタルは見れないだろうな~」と思って、訪問を取りやめるつもりでした。
『晩飯でも食べるつもりで来たら』と、ありがたい言葉が返ってきました。
1年に一度の再会。
今回を外すと、また1年間空くのも寂しい気がして伺うことにしました。
買ったばかりの軽トラで向かいます。
スーパーチャージャーの実力がみたくて、鍋谷峠を通ります。
高回転まで上げていませんが、ストレスのない走りでした。
鍋谷峠からの景色
「ホタルがいそうな景色でしょ!」
家からの距離的に近いルートのはずですが、交通量も多くて2時間もかかりました。
現地につくと、すでに村のおっちゃんを交えた宴会?が盛り上がっているようです。
窓を開けてあいさつをすると、「エッ!」という雰囲気です。
あっしが軽トラでくるとは思っておらず、村のおっちゃんが来たと思ったそうです。
どうせなら、ねじり鉢巻で行くんだった!
もう4回目でしょうか。
今年も、山のおやじさんのいつもの豪快な笑いと、奥様の優しい笑顔で迎えてくれます。
1年振りなのに、ちっともそんな気がしません。
おでん、フライもの、掘りたてのじゃがいも料理などが用意されていました。
お酒が飲めないあっしのために、おにぎりを握ってくれました。
もう、満腹になるまで遠慮なくいただきまーーす。
横に停まっているRV車を見ると、屋根に大きなボックスが積んであります。
中を見せてもらうと、天井をくり抜いてバンクベッドにに改造してありました。
この改造費だけで、あっしの軽トラよりも費用がかかったみたいですが楽しそうな仕様です。
自分で製作したというギャレーは、プロはだしの腕前です。
車の復元も自分でされたそうです。
手先を使う技術的なお仕事なので、器用なのでしょう。
そういえば、ここのログハウスも全部手作りです。
サイドビジネスとして始めたようですが、ビールやら食べ物やらを振舞っていたら、儲けどころか・・・?
ここでは、毎年、違う方とお会いできます。
今年は、山のおじさんの大学時代の同級生ご夫婦でした。
いろんな話が聞けて楽しい時間が過ぎていきます。
8時前になると、ちらほら光りだします。
傘をさして川辺を歩いていると、どんどんと光の数が増えてきます。
嬉しい誤算です。
例年に比べると、人も車も少ないです。
雨が降っているからでしょうか。
一眼レフカメラを置いてきたのをチョッと後悔しました!
でも、しっかりとホタルを楽しみました。
上の2枚の写真は、マイミクのじんさんが撮影した「ホタルが舞う風景」です。
あまりに見事なので、ちょいと拝借しました。
素晴らしいでしょ!
いつか、これに負けない写真が撮りたいです。
山のおやじさんへ
こんな楽しいことが、来年もありますように・・・(祈)