10年ほど前から家庭菜園での野菜づくりを始めました。
家で食べる野菜なので、完全無農薬栽培を目指しています。
最近、病気になったり害虫が発生することが増えたようです。
野菜栽培のお友だちから、白菜やキャベツなどの苗をもらったので挑戦しましたが虫にやられてほぼ全滅です。
葉物野菜は農薬なしでは難しく、限界があると感じました。
農業は土づくりが一番重要と考えて、これまで牛糞などの堆肥を大量に入れてきました。
ところが、自分が目指した土にはほど遠いものです。
ふかふかの土になるのは、いつのことだろう。
購入した土は良くないし、石が多いから無理なのかもと半分諦めかけていました。
栽培方法は本だけでなく、YouTubeなどを参考にしています。
あれこれ見ていると、「もみ殻を使った土づくりは危険」という動画が目に留まりました。
土壌改良として、もみ殻と微生物と入れる際には、微生物の餌となる硫安が必要との内容です。
興味があったので、検索してみると色んな記事や動画がありました。
コンポスターでの堆肥づくりをしていますが、野菜の残渣と米ぬかを混ぜて発酵させるだけでした。
「土壌改良に微生物を入れる」という手法があることは全く知りませんでした。
もみ殻や作物残渣などと、複合微生物資材「カルスNC-R」を土に混ぜることで、微生物を増やして残渣を分解させるというもの。
これは良い方法だと直感し、すぐに始めることにします。
用意する資材は、カルスNC-R、もみ殻、米ぬか、硫安、牛糞、発酵鶏糞などの肥料、野菜くずなど。
・畑は80㎡ほどなので、カルスNC-Rは3キロで十分。
・顆粒は7キロしかないないので、仕方なく粉の1キロを直販で3袋購入。
・もみ殻は玄米を購入している農家にお願いして米袋3本をいただく。
・米ぬかは大量にいるので米穀店に電話を掛けまくって探し、米袋3本(45キロ)を購入。
・硫安は10キロ袋は入手しにくく、離れたホームセンターまで買い出し。
・残渣は、植えてあった野菜を細かく切って用意。
資材を用意するだけで何日も掛かりましたが、何とか用意できて「ホッ!」
全部を畑に撒いて、小型耕運機ですき込み。
最後に大量の水を撒いて出来上がり。
石灰から1週間、この作業後2週間後以降に種蒔きや苗が植えられそうです。
あと10日もあるので、今年の野菜の植え込み時期は少し遅れそう。
土壌改善の結果が出るのは1年後かな。
作物の育成や収穫が良ければ、これから毎年やり続けるつもりです。
味の濃い美味しい野菜ができたらいいなと期待しています。
興味のある方は、検討されてはいかがでしょうか。